私が大豆プロテインを使う理由〜動物性タンパク質との決定的な違い〜
中高年層の筋トレには常に健康診断における各数値が密接に絡みついてきます。
かくいう私も年中、高脂質症に悩まされている身です。恐らく10代や20代の人と同じ感覚で筋トレ後の栄養補給を行っていたら予想だにしなかったような身体の数値が出てしまうことでしょう。そのための大豆プロテインを使う筋トレの利点を書いていきたいと思います。
前回「大豆プロテインが40代以上の中高年者におすすめな理由」に引き続き私の体験を書いています。
動物性タンパク質との決定的な違いは?
植物性たんぱく質である大豆プロテインが動物性たんぱく質のホエイプロテインなどと大きく違う点というのは、体内に取り込まれた際の消化・吸収速度の違いくらいではないでしょうか?
つまり動物性タンパク質のホエイプロテインなどは消化吸収が早いため、筋繊維を破壊された筋肉に対して速やかに且つ効率的に筋肉に再生のための栄養を補給できるという利点があるという考えが定着しているようです。
一方の大豆プロテインなどの植物性タンパク質は消化吸収が遅いため、筋トレ後の筋肉への速やかな栄養補給が思うように進行していない、という概念で一致しているようです。実際のところ、ジムで筋トレを行っている方たちが愛用するプロテインは、そのほとんどがホエイプロテインです。
筋肉を太く大きくするための知識を扱っている専門書やベテランのジムのトレーナーに聞いてみても百人中九十九人までが同じ答えを言うに決まっているくらい、この考え方が今では常識化してきているのです。
大豆プロテインは筋肉肥大には適さないのか?
あともう一つ、植物性たんぱく質である大豆プロテインに不足しているのがアミノ酸の含有量です。
アミノ酸の豊富さでは動物性タンパク質であるホエイプロテインには水を空けられる結果となっています。つまり「消化吸収」の遅さと「アミノ酸」の含有量の差が多くの筋トレ愛好家にとっては物足らないプロテインの一つ、というイメージを植え付けられているのでしょう。
確かにボディビルの大会やコンテストに参加するような選手の愛用するプロテインはほぼ間違いなく「ホエイ」です。私も大豆プロテインの愛用家で筋量を大幅に大きくした人の実例は、残念ながら記憶がありません。世間の支持は圧倒的に動物性タンパク質であるホエイプロテインということになるでしょう。
年代に見合ったプロテインの使用をお薦めする理由
が、しかしです。私はこの先も恐らく大豆プロテインを使い続けるでしょう。それにはそれなりの理由があります。
それは大豆特有の成分を摂取することによって50代の人間の代謝アップに計り知れない大きな恩恵を与えてくれるからです。まずざっと大豆たんぱく100gの成分をみてみましょう。
・エネルギー:387KCal.
・脂質:3g
・ナトリウム:1300r
・カリウム:190r
・炭水化物:8g
・タンパク質:79g
不足していると言われているタンパク質は、実に100g中に79g。約8割も占めています。
この数値は特筆ものだとおもいますよ。同時に脂質が3gです。全体の3%。それ以外に身体の代謝機能をアップさせるナトリウムやカリウムなどが他の食品に比べれば断然、豊富です。更に抗酸化作用を促進させホルモンバランスを保ってくれるサポニンやイソフラボンといった成分も含まれています。
つまり大豆にはタンパク質の豊富さは勿論、代謝をアップさせ免疫機能を向上させることによって体内のインナーマッスルを強化し、便秘を改善して美肌を保ち、腹持ちの良さを生かしたダイエット効果の期待などに適した食品ということが言えるわけなのです。
さいごに
いかがでしょうか?私がホエイプロテインではなく大豆プロテインの方に傾倒していく理由、お分かりいただけたでしょうか?
ただ、初めての方にとってはもう一つ、しっくりこない話しかも分かりませんね。
では、次回で実際に両方のプロテインを試したこのある私の体験記を書いてみたいとおもいます。
大豆プロテイン体験記はこちら⇒中高年者におすすめの大豆プロテインを実際に試してみます。
女性の方へ 美容・女性向けのソイプロテイン
大豆プロテインは美容目的で女性の方に多く好まれています。
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