トレーニング用ベンチ「WILD FIT GYM」の長所短所
前回はベンチの選び方ということで「ベンチの選び方 〜おすすめのトレーニング用ベンチをご紹介〜」の記事でご紹介いたしました。
では、今回はこのトレーニングベンチを使ってみて感じた、優れている点やちょっとここは改良してほしいな、と思う残念な点を中心に書いていきますね。
優れている点
トレーニングバリエーションの広さ
このトレーニングベンチはインクライン、デクライン、フラットなどベンチ角度のバリエーションを好みの角度に合わせられます。よって肩のトレーニングも胸のトレーニングも足のトレーニングもネジ一つの調整により自由に変えられることができるんですよ。
例えばショルダープレスというトレーニングは高重量になればなるほど背中を固定させないと背筋を痛めたりなどのケガを起こします。よって背もたれの存在は重要な位置づけになるわけです。
このベンチはその調整が簡単に行えます。私は片方、12.5キロのダンベルでショルダープレスを行いますが、背もたれがないと態勢が不安定になって正しいトレーニングにならなかったでしょう。このベンチのおかげで満足いく肩のトレーニングができてます。
装着器具の豊富さ
(微妙に右に傾いているのが分かりますか?)
更にこのベンチは足のトレーニングや腕のトレーニングを行う際の器具の取り付けも容易に行えます。足のトレーニングではレッグエクステンションとレッグカールを行える器具を取り付けられます。この器具の存在は本当にあり難いですね。
私が最も行いたかったレッグエクステンションをネジとピン一つで簡単に行えるのですから本当に重宝しています。現在、レッグエクステンションはMAX50キロの重さでやっています。でも、その重さにもだいぶ慣れてきてしまったのでそろそろ重さをアップさせようかと思っています。
器具には最大で4枚のプレートを装着できます。もし20キロの重さのプレートを使えば80キロ分のトレーニングが可能となるわけなのです。これはなかなかヘビーな重さですからね。ただ、部屋が3階なので用心しながらやらなければならないでしょうが。
あと、腕のトレーニング用の器具も装着できます。アームカールを容易に行えるのですからこれも重宝しています。アームカールは高重量になればなるほど肘をいかにして固定するかがカギですからね。でないと背筋を無理に後ろに沿ってしまう事になり背中を痛めてしまう可能性が出てきたりしますからね。
残念な点
このベンチに対して言える残念な点は、価格が安いからなのかもしれませんが組み立て終わった時点でベンチの平行性や装着器具の姿勢が少々、いがんでいるということです。足のトレーニング器具はネジを巻き終えるとどうしても右側に偏ります。
ベンチも床と平行になっていません。左側が少し下になっています。それと少々、遊びがあってベンチ部がぐらつきます。
ただ、実際のトレーニングにはさほど影響なくここまで使えていますので特筆すべきほどの問題点ではないのかもしれません。そこまで気になるのだったらもっと価格のはる商品を買いなさい、という事にもなってしまうでしょう。
そうなってくると現状の自分の費用対効果で考えるとこのベンチで我慢するより仕方ないでしょう。
あまりに高級すぎるベンチを買ってしまうとそれに見合う、超頑丈な部屋が必要になります。
価格のはる商品は全体の作りも精工でがたつきなどもないのですが如何せん、重くなります。現状の3階の部屋で使うにはこのベンチが最適だという現状を認識しなければならないでしょう。
さいごに
本格的な筋トレを行おうと思えばベンチは必需品です。ただ、安かろう、まずかろうというのはどんな商品にもあてはまる言葉で、ベンチにいたっても通用します。あまりに安いベンチでは耐荷重量の問題が必ず起こってきます。
安物買いの銭失いにならないようお求めの時は細心の注意を払って買いましょうね。
