海外旅行保険について【海外旅行のお守りとしておすすめの保険】

我が国において戦後しばらくは自由に海外旅行をすることが出来ず、業務や視察や留学とった理由の制限や持ち込んでよい金銭の額も制限がありそもそも海外に旅行ということが出来ませんでした。

身近になった海外旅行:トラブルも増加

そういった海外旅行に関する規制が撤廃されてからも渡航費用は今とはくらべものにならないほど高額で、一昔前までは海外旅行と言えばセレブリティやビジネスマンの特権のようなものであり、海外旅行はある種のステータスであったような時代がありましたが、現代では格安航空会社の出現などにより海外旅行者は年間1000万人を超えています。

相当身近なものになった海外旅行ですが、しかし日本を出ればそこは文化や言語の違う外国であるということに加え、たとえば日本の健康保険の適用のない外国で病気やケガをしてしまった場合や、日本よりも治安の悪い国へ行けばたとえば荷物が盗難にあってしまったりという旅行中においても様々なリスクが想定されます。

以上のように海外旅行がより身近になった現代においては渡航中に様々なリスクが想定されより楽しく快適な旅行とするためにリスクヘッジをする必要がありますが、その手段の一つとして海外旅行保険への加入という方法があります。

海外でのケガ、病気を補償:24時間無休体制でアシスト

海外旅行保険は保険種類でいうと第三分野の傷害保険に分類され、日本国外への旅行の行程中に対するケガや病気の保障がメインの保障となります。国内においては健康保険があるので健康(参考:公的医療保険制度について【健康保険制度】)保険証を所持していれば病院でも3割負担で済みますが、健康保険が通用しない海外においてはもし入院などしてしまったら医療費の相場のわからない外国においてはその費用の額はとても想定できません。

また旅行中であるためそこまでの大金は所持していないというケースもあり、すぐにまとまったお金が必要となった場合にすぐに預金を引き出せる環境にはいないためそういう意味でもケガや病気をして病院にかかってしまったら一大事です。海外旅行保険は契約者が治療費用を支払うことなく治療が受けられる病院を手配し、保険金を治療費に充てるというキャッシュレスサービスを行っている保険会社が多く、またそのサービスも時差を考慮し24時間で年中無休をおこなっているところがほとんどです。

または海外旅行中の病気やケガによって病院もしくは日本への緊急移送が必要な際も電話で対応してくれるアシストサービスも付帯されているところが多いのでこういったサービスにおいても海外旅行保険は重宝するでしょう。

旅行中の破損、盗難に遭ってしまうケース:携行品補償

また海外旅行保険はその他多数の特約が付加出来ます。たとえば海外旅行中に他人や財物に損害を与えてしまい損害賠償責任が発生してしまった場合の賠償金に関する補償があります。

よくあるのがホテルの備品などを壊してしまったというケースがよくあり、その場合の補償として海外旅行保険を使うことが出来ます。また他人の財物でなくとも自身の携行品にしても旅行中に破損や盗難に遭ってしまうというケースは多いでしょう。自身の携行品に関する補償も付加できるので安心だと言えます。

 悪天候、テロ等で帰国困難な場合:日本語で対応してくれるので安心

また海外旅行保険ならではの補償として、航空機の遅延や欠航等により代替機が利用できなくなった際の宿泊費をカバーしてくれる補償や、最近では旅行中のテロが発生し帰国が出来なくなった際の交通費や宿泊費をカバーしてくれる補償もあります。他にも多数の補償がありますが、この海外旅行保険の特徴とはなんといってもそのサービスにあると思います。ただでさえ不安な外国の地で何か有事の際に24時間・年中無休・日本語で対応してくれるので、たいへん心強いものであると思います。

そういった意味ではこの海外旅行保険は旅行会社では渡航プラン提示とともに同時に加入をおすすめしていることが多いので、海外旅行される際は海外旅行保険への加入をおすすめいたします。

           

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