三井住友海上あいおい生命保険は日本国内にて保険販売をしている生命保険会社です。
正式名称は国内生保としては長い方の部類に入るのですがそれもそのはず、もともとは三井海上火災保険と住友海上火災保険、大東京火災海上保険、千代田火災海上保険が自前で子会社として設立した生保会社が、親会社の合併を受けて生保子会社も合併したことで誕生した生命保険会社に端を発します。
この頃の名称は三井住友海上きらめき生命という名前でしたが、2010年にあいおいニッセイ同和損害保険の子会社であるあいおい生命保険が合併し今日の名称になっています。(三井住友海上あいおい生命の就職・転職情報はリクナビNEXTへ)
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3大メガ損保の子会社:金融ビックバンで誕生
損保系の子会社ということになりますが、親会社である三井住友海上保険とあいおいニッセイ同和損保はMSADグループという国内損保の大手グループを表す「3大メガ損保」の1つです。
この3大メガ損保にしても損保会社の生保子会社設立においても欠かせない事件が「金融ビッグバン」です。
2001年より運用が始まった金融業界の大規模な規制緩和のことであり、保険業界に至ってはこれまで禁止されてきた生損保相互参入などの自由化など、その後の保険業界再編に至るきっかけとなりました。(複数の会社名を持つ保険会社はたいていこの金融ビッグバン以降のものです。)
その流れの中で誕生した三井住友海上あいおい生命ですが、どのような商品を扱いどのような強みがあるのでしょうか。
三井住友海上あいおい生命の商品:医療系商品と収入保障保険に注力
保険商品については損保会社が親会社なためか、どちらかというと医療系商品と収入保障保険に力を入れているため、国内漢字生保会社の販売する組み合わせ自由な総合保障保険のような「これぞ生命保険」のような死亡保険はあまり力をいれていません。(定期保険と言う名称のかけすての死亡保険は販売しています。)
医療保険についても終身のがん保険や終身医療など、今や当たり前となっている終身の医療系保険など医療保険に関して言えば一通り商品ラインナップはそろっていると言えます。
また他にも貯蓄保険に関して言えば積立の終身保険や個人年金保険、学資保険などが一通り揃っていますが、こと貯蓄力に関してだけ述べると、他社と比較してみるとさほど利回りにおいて有利というわけではないようです。
どちらかといえば医療系に力をいれているため、終身の医療保険を用意したいという方にはご加入をお薦めいたします。
三井住友海上あいおい生命の強み:損保、生保、医療のリスクをカバーできる
三井住友海上あいおい生命はその名のイメージのとおり、損保色の強い生命保険会社です。損保色が強いというのは損保ならではの販売チャネルに基づいているということであり、すなわち「代理店営業」がメインです。(ちなみに生保色が強いという販売方法とはセールスレディなどの営業職員チャネルによる対面販売のことをいいます。)
もともとは損保会社が親会社での損保営業において代理店営業を行っていたところに生命保険も併せて提案・販売できるという強みがあります。これは三井住友海上あいおい生命の販売方法である「クロスセル」という考え方に基づいています。もともと親会社にて有していた広範な損保マーケットにおいて、生保も販売することで、生保分野・損保分野・医療分野のすべてのリスクをカバーできるプランニングを行うのに、代理店営業はよく適しているといえるでしょう。
また生保会社としては珍しいユニークな制度として「セーフティドライバー割引」があります。
ゴールド免許を所持している方については一定の割引があるといった制度です。損保ならまだしも生保でこの制度を活用しているのは三井住友海上あいおい生命だけです。こういったオリジナリティのある制度などもこの会社の強みと言えます。
保険選びはプロの保険FPに相談するのがおすすめです。
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