評判の高いソニー生命の学資保険を徹底検証!出産前に加入ができる

ソニー生命の学資保険は、様々な保険会社が販売している学資保険のなかでも人気があり、ランキング上位の常連です。ソニー生命の学資保険の特徴は何か、具体的に何が優れているのか等、他社との比較がしやすいように、わかりやすく解説します。

ソニー生命学資保険の特徴①: 満期を選べる

ソニー生命の学資保険は、目的に応じて4つのパターンから選ぶことができます。

・大学進学準備:17歳、または18歳

・留学や大学院進学準備:20歳、または22歳

大学進学準備として満期を17歳にしておくと、早生まれの子供でも大学入学前に満期金を受け取ることができます。(たとえば2月生まれの場合、満期を18歳にすると、大学入学後約1年経ってやっと満期金を受け取ることになってしまいます)

ソニー生命学資保険の特徴②: 学資金の受取年齢を、I型・II型・III型の3つから選べる

学資金の受け取り年齢は、以下の通りです。
I型(17歳または18歳満期):12歳、15歳、17歳または18歳
I型(20歳または22歳満期):12歳、15歳、18歳、20歳または22歳
II型(17歳または18歳満期):17歳または18歳
II型(20歳または22歳満期):18歳、20歳または22歳
III型(22歳満期):18歳、19歳、20歳、21歳、22歳

I型は、中学校、高校、大学のそれぞれへの進学費用の準備を目的としたタイプ、II型は、大学進学費用の準備を目的としたタイプ、III型は、大学進学後の毎年の教育資金準備を目的としたタイプになっています。

ソニー生命学資保険の特徴③: 保険料の払込期間を選べる

保険料払込期間は、10歳、15歳、17歳、18歳、20歳、22歳から選ぶことができます。

ソニー生命学資保険の特徴④: 出産前に加入することができる

I型・II型は出産前140日前まで、III型は出産前91日前から加入することができます。

ソニー生命学資保険のメリット①: 返戻率が高い

続いてソニー生命学資保険のメリットについてです。

まずは、ソニー生命学資保険が人気がある一番の秘密が、返戻率が高いことです。

返戻率とは、支払った保険料に対して、どれだけのリターンがあるかということです。

たとえば、満期まで10年間毎月1万円保険料を支払って、受け取った学資金や満期金の合計が126万円だとしたら、返戻率は126万円/(1万円x12か月x10年)=105%ということになります。

この返戻率が、ソニー生命学資保険はIII型で保険料払込期間10年、父親30歳、子供0歳、学資金総額100万円の場合105.3%で、業界最高水準となっています。

「たった105%!?」と思った方もおられるかもしれませんが、マイナス金利の現状で預金金利も史上最低水準の状況では、かなり良いほうです。

実際、ソニー生命をはじめとして、返戻率が高い学資保険として人気のあったかんぽ生命やアフラック、富国生命など、軒並み返戻率が下がり、かんぽ生命とアフラックに至っては、返戻率が100%を割って元本割れをしています。

ソニー生命学資保険のメリット②:保険料払込免除特約が付いている

契約者である親に万が一のことがあった場合は、その後の保険料の支払が免除となる特約が付いています。

もちろん、当初の契約内容通り学資金が支払われるため、教育資金計画を立てやすいというメリットがあります。

ソニー生命学資保険のデメリット①: 全期前納がない

続いてデメリットもみていきましょう。

一時払いの学資保険は、魅力的な運用成果を出せないことから保険会社各社が販売を停止していますが、その代わりの受け皿となる全期前納払いに、ソニー生命の学資保険は対応していないため、まとまった資金があってもそれを一括払いの保険料として、学資保険に加入することができません。

たとえば、おじいちゃん・おばあちゃんが、100万円で学資保険をプレゼントするというニーズには対応できないということです。

ソニー生命学資保険のデメリット②:クレジットカード払いがない

保険料をクレジットカード払いにするとポイントがつくので、口座振替ではなくクレジットカード払いにする人もいますが、ソニー生命の学資保険は残念ながらクレジットカード払いに対応していません。

ポイントをお金と考えた場合、クレジットカード払いができる学資保険であれば、その分返戻率が上がると解釈をする人もいるほどですから、クレジットカード払い非対応はデメリットと言えます。

学資保険シミュレーションの方法

ソニー生命には、学資保険のシミュレーションができるWEBサイトがあります。

1. 生年月日・性別を入力
まず、子供と契約者となる親の生年月日と性別を入力して、「サンプルプランを表示する」をクリックします。

2. 受取学資金総額を選ぶ
受取学資金総額の金額を選んで「再計算する」をクリックします。受取学資金総額とは、保険期間中に受け取れる学資金や満期金すべての合計額です。

チェックポイントは!?

・月払保険料
・受取学資金総額
・保険料払込期間
・返戻率
・学資金を受け取るタイミングと受取金額
の4点です。

何をどのように使えばいい!?

月払保険料は、毎月この金額を満期までずっと支払っていけるかどうかを検討します。

月払保険料を変更したい場合は、受取学資金総額を選び直して「再計算する」をクリックします。保険料払込期間は、シミュレーション結果として表示されるのは、10歳までのケースと満期まで払うケースの2つです。

保険料の払込が10歳までの場合、払込期間が短いため月々の負担は大きくなりますが、保険料の総額は少なくなります。このため、返戻率は高くなります。

いっぽう、保険料を満期まで払う場合は、払込期間が長いため、月々の負担は小さくなりますが、保険料の総額は大きくなります。このため、返戻率は下がります。

学資金を受け取るタイミングと金額については、I型・II型・III型のタブを切り替えて、どの時期の学資準備を優先させるかで判断しましょう。

・月払保険料は、受取学資金総額によって変わる
・月払保険料は、保険料払込期間が長いほど安くなる
・返戻率は、払込期間が短いほど高くなる
・型によって、学資金を受け取るタイミングと金額が違う

ということを頭に置いて、シミュレーションしてみましょう。3つの型のタブを切り替えたり、受取学資金総額の数字を変えたりして、自分にとって一番しっくりくる月払保険料や保険料払込期間、返戻率、受け取るタイミングと金額を探すということになります。

返戻率をより高くする方法

学資保険の返戻率を上げるには、次の4つの方法があります。

1. 保険料の払込期間を短くする
前述のとおり、保険料の払込期間を短くすれば、保険料総額が少なくて済むため、返戻率が上がります。

2. 保険料の払い方を年払いにする
月払の代わりに、保険料を年1回払う年払に変更するだけで、保険料総額が1万円単位で少なくなるため、返戻率が上がります。

3. III型を選ぶ
3つの型のうち、III型が一番保険料を運用する期間が長いため、返戻率も高くなります。

4. 妻名義にする
契約者は、性別で比較した場合、女性の方が保険料が安く済みます。
また、年齢が若い方が保険料が安いため、夫のほうが妻よりも若い場合は、夫と妻の両方のケースの見積りをもらって比較しましょう。

まとめ

ソニー生命の学資保険の特徴としては、満期や学資金を受け取るタイミング、保険料払込期間を選べることが挙げられます。
そして、もっとも大きなメリットは、返戻率が業界最高水準だということです。保険の目的は学資の積み立てですから、返戻率が高いほど優位性が高いと言えます。

いっぽうデメリットとしては、全期前納払いがない、クレジットカード払いの取り扱いがないことが挙げられます。

ソニー生命では、学資保険のシミュレーションができるWEBサイトを用意しています。

受取学資金総額を選ぶことにより、月払保険料や学資金、受け取るタイミングのシミュレーションができますから、自分に一番しっくりくるプランをいろいろシミュレーションしてみましょう。

学資保険の命でもある返戻率は、保険料払込期間を短くする、払い方を年払いにする、III型を選ぶ、妻名義にするといったちょっとした工夫で上げることができますから、契約する際には、頭に置いておきましょう。

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