XMで両建てがいきなり決済されたケース

こうして書いてくるといいことだらけにように思えるXMですが、これまで二回ほど週末に両建てのポジションを勝手に決済されるという問題が起こりました。

 

まあ確かに両建てで確定した利益や損失以上のものは発生したわけではありませんが、勝手に決済されたのはそうとう頭にくるものでした。一回目はシステムの誤動作ということのようでメールが来ましたが、そんなシステム誤動作あるのか?というのが率直な印象です。

 

そしてもう一回起こったのが1月15日のスイス中央銀行の無制限介入ギブアップを受けたCHFの暴騰にともなう損失確定のためのもので、含み損を抱えたものをすべて一旦損きりさせてみて会社としてやっていけるのかチェックをかけてみたというのが正直なところでしょう。こちらについては事前にそのようなことを行う旨のメールが届きました。

 

ただ、個人的な印象から言えば、やはり業者が勝手に決済をかけるというのはアルパリの破綻時のやり方に似たものでよほどおしまいに近くなければやるべきではないというのが正直なものです。問い合わせはして見ましたが結局緊急事態という説明しかありませんでした。

 

一応XMについては上限はあるものの信託保全的な利用者保護がはかられていることは間違いありませんが、闇雲に多くの資金を放置しておかずにうまく既出のデビッドカードなどを利用してうまく取り出していく方法といったものをよく考える必要があるとは思います。実際何が起きるかはわからないものですから、手放しで安心しすぎないという発想は海外業者では必要となります。

 

キプロスでビジネスをしているほかの業者の場合かなり問題があるところが多いのも事実ですし、同社はUKの金融当局からも取引番号を取得していますが、そのUKですらも大手の米国銀行まがいの名前をつけたいかがわしいFX会社が中国人相手の詐欺的ビジネスをしていたりして、当局から登録番号を取得していることが絶対ではないこともまた事実なのです。

 

異常事態時には要注意、こまめに出金すること

別にXMが危ない会社であるとは言いませんが、やはり経済情勢や金融情勢がいまひとつつかめない国のFX会社ですから、あまり過信しないことが重要であろうと思います。特に資金管理を十分にすることと、一定の利益が確保できたときには送金手数料がかかってもしっかり引き出すといった方法も重要になりそうです。

 

非常に気になるのはイレギュラーなことが起きたときには彼らのロジックでものごとが進むということです。これは国内のFX業者にはないやり方ですから、十分に注意をしたほうがいいでしょう。

 

次はクレジットボーナスの取扱いについてみていきましょう。
クレジットボーナスの取り扱いについて

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