海外FXの年末年始の取引時間

海外FXを利用していて、違和感を感じるもうひとつの要素は年末年始などの取引時間についてです。

 

XMもそうですが、彼らは欧州と米国の取引がどちらもクローズしてしまいますとアジアオセアニアが開いていても取引をさせない日が年末と年始に重なることになります。

 

たとえば1月1日は全世界的に休日ですが、国内業者の場合には1月2日は朝7時ごろから基本的に売買をスタートできるようにしています。

 

しかし、XMの場合ですと2日はキプロス時間の朝からしかスタートできませんので、日本時間でいう午後4時とか5時からしか売買はできなくなります。

 

年間を通じてこうした取引ができない時間帯がでるのは正月明けとクリスマス明け、さらに年末31日の最終日の短縮営業ぐらいですが、こうした時期には迂闊にポジションを持たないようにすることも重要となります。

 

やはりこの口座を利用してみますとつくづく思うのは欧州時間帯以降に対応する口座なのだということです。

 

そのほかにもCFD関連の商品については欧州市場がお休みのときには連動して休みになる時間帯がありますので、こちらも注意が必要となります。年間を通じて取引してみてこうした取引時間の問題で困ることはありませんが、GMTベースでマイナス2時間といったような標記の仕方はなかなか日本人にはぴんと来ないものであることだけは確かです。

 

またお休みの期間中は問い合わせにも応じてもらえませんし、年間で本当に少ないタイミングではありますが、多少不便を感じるものはあります。

 

XMの場合サーバー関連などにはほとんど問題が起こらないので救われていますが、以前オーストラリアにあるほかの業者でサーバーに完全にアクセスすることができなくなり、指値をしておけなくなったポジションが驚くほど含み損をもってしまい、多額の証拠金を失ってしまうといった驚くべきことがありましたが、この場合は業者とコンタクトがとれてもどうすることもできないという実に不愉快な事態になったことがあります。

 

通常国内業者では起こりえないことというのが遠隔地にサーバーを置いて接続している関係で発生する可能性が多少なりともあることだけは忘れずに、こうした特別な時期の取引を慎重に行うことをお勧めしたいと思います。やはり海外FX業者は国内業者とはまったく同じ存在ではないですし、ネットの向こう側は外人が運営している会社ですから国内企業とはかなり発想も異なることは意識しておく必要があります。これはXMに限らず海外のFX業者全般に言えることなのです。

 

続いてはこちらです。
⇒XMの突然のレバレッジダウン宣言に要注意

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