XMのZero口座を使ってみた【Zero口座の評判・特徴分析】

XMのZero口座を使ってみた【Zero口座の評判・特徴分析】

XMにはいわゆるECN取引のZero口座があるのをご存知でしたでしょうか?

 

これはPepperstoneの日本在住者受け入れ終了での需要を拾い上げるために設定したものと思われますが、取引条件は通常の888倍よりもかなりよくなっているのが特徴です。

 

レバレッジは最大500倍が限度でスプレッドは0もありNDD方式と同じようにカバー先の状況によって変化します。その代わり手数料は外だしです。国内で言えばFXCMやセントラル短資FXのウルトラFXと同じような形態を思えばいいでしょう。

 

取引ができるのは通貨と金銀だけで残念ながら日経平均などは対応してくれません。手数料は10万通貨で5ドルという感じですからあまり安くはありませんが、スプレッドによってはこちらのほうがお得かも知れません。

 

XMの自社告知によるとユーロドルで0.4PIPS程度が平均、ドル円でもほば0.4PIPSとなっていますからマイクロ口座やスタンダード口座よりもかなりお得といえますね。ただし、取引規模は10万通貨ですから、ちょっと規模は大きくなります。ただし0.1とか0.01といった数量にすれば1000通貨での取引も可能なのです。

 

また大きく遜色があるのは通貨ペアがUSD,EUR,JPYしかないことで、ほとんど日本人向けに作られた商品であることがわかります。実際に使って見ますと、やはりスプレッドが狭い分すぐに利益を確保することができ、結構使いやすいということを実感させられます。

 

そもそもECNって何?

ECNについて最初に説明すべきでしたが、このECNというのは人間の手を介さない機械的なオーダー処理方法で、複数のカバー先からの金額を常にアルゴリズムで処理して最適化をはかり、顧客に自動提示することでマージンは取引手数料としてオントップもしくは外だしにする方法です。

 

NDD方式をさらに電子化して手間のかからないようにしたものということができます。NDDではインターバンクと顧客は直結ですが、ECNはその間にコンピュータをかまして最適化していると言う点が異なるのです。顧客にとっては業者との利益相反が起こらないので安心して売買ができる点が大きいと言えます。ハイレバレッジの業者の場合カバー先を付けずに顧客が証拠金を失うのを待っているだけというとんでもないところも存在していますので、この方法ができるのは非常に安心できると言えます。

 

XMはそういう意味でもかなりまともな業者であることがよくわかります。また国内の投資家のことをよく理解していますので、いち早くこうした商品を投入したことも非常によく理解できます。まあ個人的には888倍のほうが利益を出しやすいので、あえてZero口座を使うほどではありませんが、スプレッドが気になる方、ドルとユーロしか取引しないという方はこの口座で勝負してみるのも手ですね。もちろん並行して口座を開設できますから、ひとつに絞る必要はまったくありません。
 
正直なところ、500倍とか888倍といったレバレッジでうまく利益が出せるようになると、もう25倍などの取引は馬鹿馬鹿しくてやれなくなります。

 

というのも5万円足らずの証拠金で毎日同額の利益を出すことも簡単に行うことができるからです。最近ですとユーロドルは1日往復で250PIPSぐらい平気で動くわけです。もちろん頭の先から尻尾までとれるわけではないですが、片道で50PIPS、往復で100PIPS取れたとして50万通貨(ほぼ証拠金にして8000円程度)を売買すればあっというまに5万円ですから、実現利益がまったく異なることになります。

 

もちろんまったく逆さまに売買してしまえばあっという間に証拠金を失うのもまた真実です。ただ、ゼロカット方式でこうしたリスクは最小から可視化されていますし、いくら動いたらいくら損をするかも事前にわかっていることですから、証拠金管理だけをしっかりしていればそれほど驚くべきことにはならないのです。

 

国内にもほんの数年前まで400倍、500倍というレバレッジを提供する業者がおり、主婦が数億円利益を出したという話もよく聞きましたが、最近そういう話もなくなりました。こうしたハイレバレッジの口座利用はそうした夢を与えてくれるものだと思います。

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