XMは両建てをうまく使って証拠金を確保するのがおすすめ

XMは両建てをうまく使って証拠金を確保するのがおすすめ

XMはご存知のように888倍の最大レバレッジを活かすことがもっとも有効に利用できる方法となりますが、想定していた方向と逆さまに動き出すと猛烈なドローダウンを引き起こすことになりますので、相当損きりに注意する必要がでてくることになります。

 

スプレッドもかなり広く、ドル円で2.1PIPSぐらいの幅ですから、国内の業者に慣れているとなかなか利益がでないことになります。このあたりも慣れておく必要があります。

 

最大レバレッジだとすぐロスカットされてしまう

たとえばドル円を1万通貨購入した場合には証拠金は1,340円程度になりますが、ほぼ80銭動いてしまうと8000円以上の評価損がでますので、たとえば1万円しか証拠金を入れていないといきなり証拠金維持率は100%以下になり1円動けばゼロカットでなにもなくなる勘定となります。

 

同じように10万円の証拠金で10万通貨購入しても同様のものとなるわけです。1万円の証拠金で1万通貨であれば結構枚数を続けて買えそうな錯覚に陥りますが、3万通貨持った場合には30想定方向と逆さまに動いただけであっさり証拠金がなくなる勘定です。

 

タイトなストップロスが必要

ですからよほど余裕をもった証拠金で少ない枚数を取引しないかぎり、かなりタイトにストップロスを置かないとあっという間に証拠金が枯渇するという事態に追い込まれてしまいます。ブレーキのきかない大排気量のレーシングカーを運転しているような感覚をもたないと、25倍の調子でやっているかぎり、大きな証拠金を入れても損失が増えるだけで、この感覚をまずしっかり養いませんと、このハイレバレッジには耐えられないことになるのです。

 

私も最初のころはとにかくタイトストップを入れてもどんどん証拠金を減らしてしまい、かなりいらつくことになったものです。タイトなストップロスを入れると言っても10PIPS動いて1,000円なくなるのでは少ない資金では到底売買などできないことになってしまいます。かといって海外の業者ですから最初から100万円入れるというのも妙にリスクを感じて、せいぜい5万円や10万円で取引ができるようになる方法をとにかく編み出すことが必要だったのです。

 

5万円といいますが、25倍の倍率なら160万ぐらいの証拠金をもって売買しているのと同じ規模感があるわけですから、このぐらいでうまく利益を出せるようにならなければ話にならないと思ったわけです。

 

両建てによる売買で証拠金を維持

そこで、思いついたのが両建てによる売買です。

 

まず異なる方向に動いてしまった場合には直ぐに同ボリュームの反対売買をします。これにより、正確には損失を確定させることができるのです。つまり事実上の損きりをしたのと同じ効果を保つことができます。

 

しかし実際には両立てでポジションを持っているわけですし、このコストは片方分の証拠金しかかかっていませんから他の証拠金はフリーになるというわけです。

 

逆方向に本格的に動き始めた場合には2倍、3倍返しでポジションを増額してあげることで30〜40PIPS動いたところで損失をカバーして利益がではじめますので、そこですべてを一括利益確定すれば最初の損失を埋めることができ、しかも証拠金を減らさないでも済むようになるのです。

 

もちろん逆方向が大きくなるところで間違った方向のポジションを先に損きりするという方法もありますが、損害は確定しておいて追撃売りで埋めるほうが間違いはないですね。

 

また一旦逆走しそうになって戻ってきた場合には、同値撤退かぎりぎりの手前で利益確定するという手を使うこともできます。実によくあるのはせっかく利がのっていたポジションを東京タイムで作ったのにロンドンタイムになったとたんにセンチメントが変わって逆さまに動き出したなどと言うときにはまず同額の反対売買を行い、それでもいよいよ反対方向に行く場合に損きりせずにコスト分を回収するのにはこの方法が一番となります。ほぼ3倍から4倍で反対売買をすれば必ずコストを利益が上回るポイントが訪れることになるのです。

 

また小さな損失の場合にはあえて最初のポジションと反対売買のポジションを一切動かさずに残った証拠金で通常のように売買をして利益を稼ぎ、様子をみながら少しずつ損きりをして相殺するという方法があります。最初から1000通貨のマイクロで売買していれば1万通貨も10枚で売買できますからこうした調整をしやすくなります。

 

結構めんどうなやり方で、すっぱり損きりをしたほうがいいという意見もあるかと思いますが、5万円程度の証拠金を丁寧に使っていくためにはこうした方法も結構有効となるのがハイレバレッジ取引の特徴です。

 

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