【SEVENFXの評判】実際に口座を開設してみた体験談

【SEVENFXの評判】実際に口座を開設してみた体験談

SEVEN FXはオーストラリアを本拠とするFX業者で日本語対応してくれるのと1000倍というハイレバレッジの業者です。国内にある海外FX業者お勧めサイトにも登場していたものだったので、ハイレバレッジに誘われて2012年に口座開設をしてみることになりました。

 

実際にSEVEN FXで口座を開設してみる

口座開設は免許証などの身分証明書を送ればネット上で簡単に開設できるのですが、なんだか不思議だと思い始めたのが証拠金の海外送金からでした。

 

今では国内にある銀行口座に振り込めば証拠金を簡単に反映できるようになっているようですし、クレジットカードも使えるようになっているのですが、当時は上海にある中国の銀行の支店に海外送金をしていたのです。

 

そして送金した書類をスキャナーにかけて送ると送金手数料分を上乗せして支払ってくれるという方式でした。近くの郵便局などから送金を行ってみましたが、本局でないと従業員も勝手が判らずえらく時間のかかるものとなったのを覚えています。4000円近くかかったコストは業者サイドが支払ってくれましたが、なぜオーストラリアのFX業者が中国の銀行の上海といったオフショアに送金しなくてはならないかあたりがよくよく考えてみるとかなり眉唾な感じでした。

 

そもそも国内にある送金サービスを利用することができていたのですが、この会社もSEVEN FXとの取引を停止することとなったため、こうした海外送金が必要となったのです。

 

SEVEN FXは金融庁が指定する海外の問題業者だとわかる

そして取引しはじめてから、金融庁が海外の問題業者一覧を公表しているという話を聞いて覗きに行ってみてはじめて、この会社がまずい会社のひとつであることがわかりました。ただし豪州系の企業は一覧から名前がすべて外されており、今は出てこない状況です。

 

ホームページ上にはもっともらしいサーティケーションの番号が載っていますが、これは何の意味もないそうで、経営者は日本人、対象はまさに日本人というサービスであったようです。現状ではさらにもっともらしくなっており、オーストラリアの業者が日本人相手のビジネスを全面的に中止したあともアジアの会社ということでまだ継続してビジネスを行っているようです。まあ考えてみるとかなりのマネーロンダリング風味という気がしてきます。

 

2014年末でオーストラリアにあるFX業者は日本人の口座利用をすべて中止することになり、オーストラリアから日本在住のトレーダーにアプローチをしなくなっています。よくよく見ますとSEVEN FXはセーシェルの会社に移動していることがわかります。セーシェル政府発行の金融ライセンス[CSL No,243]を取得しているとされていますが、これがどこまで本当なのかはチェックしてみる必要があります。

 

さらにいかがわしい業者というのは出金に関してのしっかりとしたシステムをウエッブサイト上にもっておらず、メールでお願いをするといったなんとも不安定な方法を採用していたのです。

 

今では独自のデビッドカードに出金する形をとっていますが、この当時は相当いかがわしい感じでした。残念ながら一度も出金をする機会がなく取引を終えることになったため、お金が戻らなかったのかどうかは確認できませんでした。とにかく出金が一定のフォーマットで申し込みできないとことはとにかく取引を止めたほうがいい気がしてなりません。

 

面白いのは特定の人間を取引プラットフォーム上でフォローするとその人がどのような取引をしているのかツールにポジションがでてくるようになるので、ある種のコピートレードができるようになっていたことは斬新といえました。今思えば本当に個人トレーダーだったのか中の人だったのかは判りませんが。

 

とにかく日本人相手を当初から目論んでいる会社ですから日本語での対応は抜群によろしく、メールで自由に問い合わせが可能でした。こうした不法業者の場合、金だけ巻き上げておしまいにしてしまうのか一定の金額までは支払いに応じてくれたのかどうかがよくわからないとこところがありますが、金融庁のリストに出ているということは少なからず取引に絡むインシデントが発生していたことを伺わせます。

 

次は以下の記事をどうぞ。
>>サーバーが弱くつながらなくなったSEVEN FX 海外FX会社のリスク

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