海外業者の包括的な問題点(1)無登録業者がなぜ営業できる?

無登録業者がなぜ営業できる?(海外業者の包括的な問題点@)

これまで5社程度の海外FX業者を概観してきましたが、ほぼ4つぐらいの共通する問題点があります。まず一つ目の最大の問題ですが、なぜ無登録業者がFXの売買を行うことができるのでしょうか?これは日本の金融庁の行政監督下における厳しい免許事業を目の当たりにしている国内個人投資家にとってはまったくぴんと来ない話だと思いますが、他国では規制がしっかりしていないと事業ができてしまうのです。ただしその事業の中身はだれからもギャランティされていませんので危険極まりない取引であって、証拠金の保全は図られませんし、証拠金ごと持ち逃げされても海外の話ですからまったくわからないことになってしますのです。まさに究極の自己責任ということになります。インターバンクもこうした業者のカバーは個人投資家相手のFX事業者としてではなくあくまで売買する業者として行っていれば、その先に何が起こっているのかは感知しない善意の第三者となってしまいますから、こうした状況が現実に展開されてしまうのです。

 

しかもわかりにくいのは当初無登録業者としてスタートしていても事業を行っていくうちに登録業者になってしまい、正規の業者にアップグレードしてしまうというとんでもない企業が存在するのです。これを認める行政当局もいかがなものかと思いますが、こうした状況が個人投資家にとっては業者選びをきわめてわかりづらいものにしていると言えます。
日本ではありえない状況が海外に展開するFX事業者では許されてしまっているということについては、厳然たる事実として認識しておく必要があるということになります。
したがって店頭FX事業者を名乗っても、どれだけ信用できものなのかはとにかくしっかり調べて結論を出すようにすべきです。
単なるスペック上の優位性から選んで取引してしまうととんでもないことが起こる可能性があるということなのです。このあたりは非常に理解しにくい話ですが、これが現実となっているわけですから、理解するしないの問題ではなく、認識せざるを得ないということになります。

 

ネット上を調べますと、かなり問題業者についての書き込みも多いですし、なにより海外のサイトに行きますと英語ではありますが、問題指摘をする利用者がかなり存在することに気がつきますので、ざっと見てみるといったいどんな問題が起きるのかがよくわかるようになります。こうした無登録業者の場合、相場に大異変が起きたときに姿を消すケースが考えられます。1月15日のスイス中銀の決定によるスイスフランの暴騰のように本当に取引していれば、個人投資家とともにFX業者も応分の損害を受けることになるはずですが、なぜかこうした海外業者が多額の損失をこうむったという話がでてこないあたりも実に不思議な存在といます。我々国内の個人投資家では理解できないような業態が展開されている可能性もあるということは想定しておくべきです。
この無登録業者との相対取引でも利益が出せている人たちがどうやらいるということも驚きです。1から10まで嘘のトレードをしているわけではないところもこうした業者の存在を理解し辛いものにしているといえるのではないでしょうか。FX取引はそれ自体に大きなリスクが伴うものです。したがってそこに介在する業者の存在にリスクが加算されるのはいくらなんでも取引しないほうがいいと言えます。ビギナーズラックで問題なく小額の利益を引き出すことができたとしても2度〜3度とその金額が大きくなったときに同じように利益を引き出せるかどうかはかなりのギャンブルになってしまいます。もともと引き出せないお金なら入金した証拠金に巨額なボーナスがついてきても納得の行く話しとなります。一部の海外FX業者は我々の想定を超えた存在である場合があるということだけはよく理解しておくべきなのです。

海外業者の包括的な問題点(1)無登録業者がなぜ営業できる?

これまで5社程度の海外FX業者を概観してきましたが、ほぼ4つぐらいの共通する問題点があります。

 

まず一つ目の最大の問題ですが、なぜ無登録業者がFXの売買を行うことができるのでしょうか?

 

これは日本の金融庁の行政監督下における厳しい免許事業を目の当たりにしている国内個人投資家にとってはまったくぴんと来ない話だと思いますが、他国では規制がしっかりしていないと事業ができてしまうのです。

 

ただしその事業の中身はだれからもギャランティされていませんので危険極まりない取引であって、証拠金の保全は図られませんし、証拠金ごと持ち逃げされても海外の話ですからまったくわからないことになってしますのです。まさに究極の自己責任ということになります。インターバンクもこうした業者のカバーは個人投資家相手のFX事業者としてではなくあくまで売買する業者として行っていれば、その先に何が起こっているのかは感知しない善意の第三者となってしまいますから、こうした状況が現実に展開されてしまうのです。

 

しかもわかりにくいのは当初無登録業者としてスタートしていても事業を行っていくうちに登録業者になってしまい、正規の業者にアップグレードしてしまうというとんでもない企業が存在するのです。これを認める行政当局もいかがなものかと思いますが、こうした状況が個人投資家にとっては業者選びをきわめてわかりづらいものにしていると言えます。日本ではありえない状況が海外に展開するFX事業者では許されてしまっているということについては、厳然たる事実として認識しておく必要があるということになります。

 

したがって店頭FX事業者を名乗っても、どれだけ信用できものなのかはとにかくしっかり調べて結論を出すようにすべきです。単なるスペック上の優位性から選んで取引してしまうととんでもないことが起こる可能性があるということなのです。このあたりは非常に理解しにくい話ですが、これが現実となっているわけですから、理解するしないの問題ではなく、認識せざるを得ないということになります。

 

ネット上を調べますと、かなり問題業者についての書き込みも多いですし、なにより海外のサイトに行きますと英語ではありますが、問題指摘をする利用者がかなり存在することに気がつきますので、ざっと見てみるといったいどんな問題が起きるのかがよくわかるようになります。

 

こうした無登録業者の場合、相場に大異変が起きたときに姿を消すケースが考えられます。1月15日のスイス中銀の決定によるスイスフランの暴騰のように本当に取引していれば、個人投資家とともにFX業者も応分の損害を受けることになるはずですが、なぜかこうした海外業者が多額の損失をこうむったという話がでてこないあたりも実に不思議な存在といます。我々国内の個人投資家では理解できないような業態が展開されている可能性もあるということは想定しておくべきです。

 

この無登録業者との相対取引でも利益が出せている人たちがどうやらいるということも驚きです。1から10まで嘘のトレードをしているわけではないところもこうした業者の存在を理解し辛いものにしているといえるのではないでしょうか。FX取引はそれ自体に大きなリスクが伴うものです。

 

したがってそこに介在する業者の存在にリスクが加算されるのはいくらなんでも取引しないほうがいいと言えます。ビギナーズラックで問題なく小額の利益を引き出すことができたとしても2度〜3度とその金額が大きくなったときに同じように利益を引き出せるかどうかはかなりのギャンブルになってしまいます。もともと引き出せないお金なら入金した証拠金に巨額なボーナスがついてきても納得の行く話しとなります。一部の海外FX業者は我々の想定を超えた存在である場合があるということだけはよく理解しておくべきなのです。

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