【FXDDの評判】ストップロスが勝手に発動

FXDDは日本人用のサポートが手厚く、日本語のホームページも充実していることから国内では利用者も増えている会社のひとつです。登録業者ではありますが、イタリアのマルタ島が基点であり、基本は200倍のレバレッジ、申請で500倍へと引き上げになるもので、一昔前ならば日本にもこの程度のレバレッジの業者はほとんどすべてがそうだったことを考えると、わざわざこうした海外の業者に口座開設をしなくてはならないところが実に悔やまれるところです。

 

入金、出金トラブルは起きていない

このFXDDについては最もトラブルの多い入金、出金についてはほとんどクレームは出ていないようですので、一応粛々と執り行われるようですが、この会社の経営姿勢はさすがイタリアの会社といった感じで、国内の業者になれていると果たしてこうした業者の姿勢に耐えられるものなのかどうかが極めて疑問視される存在となりそうです。

 

まず日本のFX業者が当たり前だと思っていると、あまりにもかけ離れたこの会社の対応と経営姿勢を許すことができなくなるはずです。これは日本人トレーダーのみならず欧州ノトレーダーからもかなりの顰蹙をかっているようで、取引をやめる人が後を立たない状況が続いていることが、海外のネットの書き込みを見ていてもはっきりとわかります。

 

FXDDのデメリット 勝手に発動するストップロス

たとえば取引時間でいいますと、冬時間は月曜日朝8時からしか取引ができないことになりますし、マージンコールはオープンポジションが収支バランスの10%以上に達した問いに行われ、ロスカットはもっとも損失を出しておりポジションから随時閉鎖されることになります。

 

しかしこのあたりは世界中のトレーダーとかなりもめる要素になっているようで、ストップロスが着いていないのに勝手に決済されてしまうとか大きくスプレッドが開いて60PIPS以上離れているストップロスが簡単につけられてしまったり、ユーロドルが日常的に5PIPSのスプレッドで運営されてしまったりと、とにかく取引関係で冗談ではないと思われることが非常に増えているようです。

 

果たして日本人トレーダーがこうした対応にどこまで我慢できるかがこの業者で口座を維持していくときの最大のポイントになりそうです。結局日本語対応のヘルプデスクがあっても会社の方針として取り合ってくれなければ、何の意味もないことになってしまいます。この手の会社ですと、多額の証拠金を入金するのが非常に心配になることは間違いありません。

 

証拠金の信託保証は2万ユーロまで

さらに証拠金は分別保管を謳っていますが、基本的に保険などでカバーされるのは2万ユーロが上限ですからそれ以上のお金を預けてもまったく戻ってこない可能性があるということです。この点をとっても、とてもではないですが、大きな資金で売買するのはかなり危険ということができそうです。

 

こうした状況ですからMT4を利用して自動売買を行うといったことは想像以上のリスクをかぶる可能性があり、少なくても海外の業者ではやらないほうが得策ではないかと思う次第です。

 

日本語サポートだけで選んではいけない

日本語で対応してくれる日本人のためのヘルプデスクがあることは大きな選択肢となることは間違いありませんが、それだけで対応のよろしくない業者を選んでしまうのは相当問題ではないかと思います。日本人利用者のこの会社における利用動向というはまったくわかりませんが、かなりの人たちが口座開設をしたものの、損失を出して結局退場せざるを得ない状況に追い込まれているのではないかと思います。

 

印象としては、キプロス以上によろしくない国の会社といえそうな状況です。入出金に伴う話でないだけにクレームを入れても決着のつかないことが多いと思われますし、システム的にそういうふうにしかなっていないと突っぱねられてしまいますと、交渉の余地のないものになってしまいます。利用に当たっては十分な注意が必要となりそうです。

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