助産師の業務記事一覧

助産師の資格を取得し晴れて就職するとお産に携わる毎日が待っています。いよいよ自分の力を発揮できる仕事のスタートですね。大学病棟または総合病院に就職された方は最初は看護師助産師供に基礎的な看護学、看護技術を学ぶ研修がある病院が多くあります。集団研修集団では病院理念や看護目標等の講義はもちろん、病院内施設の場所や検査の受け方、検体の取扱方など各部署より説明を受けスムーズに仕事に取り組めるよう工夫してく...

前回は「助産師になったらどんな仕事をするの?入職後の研修について」ということで研修について取り上げてみました。今回は分娩業務です。助産師は正常分娩であれば自分の判断で分娩介助の出来る資格です。病院やクリニックでは医師の立ち会いの下分娩介助する事も多いですが、一人で診断アセスメントし準備から介助、医師やスタッフを呼ぶタイミングを考慮しながら進行具合を観察していきます。出産は人それぞれ進み方は違います...

前回は「分娩介助業務の基本、手順について」ということで分娩介助について書きました。今回は助産師の夜勤についてです。新人としての日勤の仕事に少し慣れてくると今度は夜勤業務が入ってきます。私は想像の付かない夜勤という業務が楽しみである反面新人でも出来るのだろうかと不安だった日を思い出します。夜勤と一言で言っても病院により二交代、三交代制があり日勤、準夜勤、深夜勤などと表現も違います。私自身二交代制での...

前回は保健指導について書きました。前回の記事⇒助産師と保健指導について今回は帝王切開業務についてです。産婦人科独特のオペといえば帝王切開ですね。出産の方法は経膣分娩と腹部帝王切開術のどちらかとなります。帝王切開は予定で組まれているものと、緊急で決まる手術があります。今回は予定の帝王切開の看護についてお話していきましょう。手術の流れや観察項目は病院により違いがありますので、参考程度にご覧下さい。手術...

前回は助産師の夜勤業務について書きました。前回の記事⇒助産師看護師の夜勤業務について今回は保険指導についてです。助産師は出産に関する介助だけでなく、妊娠・出産・産後の女性や赤ちゃんに対して健康に関する教育・相談も行っており、それは全般的に保健指導といわれるものになります。また助産師は女性とその家族の一生に対して、「全てのカップルと個人が、自分たちの子供の数、出産間隔や時期を自由かつ責任をもって決定...

前回「助産師の帝王切開の業務、実務について」に引き続き、今回も帝王切開についてです。産婦人科独特のオペといえば帝王切開ですね。出産の方法は経膣分娩と腹部帝王切開術のどちらかとなります。帝王切開で出産するお母さんさんは近年増加傾向で4〜5人に1人はと言われており特別なものでは無くなってきました。帝王切開は予定で組まれているものと、緊急で決まる手術があります。帝王切開術をするのは医師なのに助産師は何を...

前回は助産師の帝王切開業務について書きました。⇒産婦人科病棟勤務の看護師の仕事(産科の業務について)今回は産婦人科についてです。産婦人科というのは「産科」と「婦人科」に分かれています。妊娠出産しか扱いがない病棟は産科といい、最近では助産師のみでの病棟構成になっている病院も多くみられてきました。婦人科は主として婦人科疾患が中心となり良性の腫瘍や癌など女性に関わる疾患が多く扱われていて看護師の活躍出来...

近年少子高齢化が進み出生率も上がり悩んでいます。晩婚化が進み女性一人が出産する機会も減っている現状が大きく変化する見込みは少なく、助産師として活躍する場が減ってしまうのではないかと不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに出生数が減少すれば助産師の需要は減ってしまう不安は私も助産師になる前に思い悩んだ事があります。しかし、産婦人科医の減少により助産師の活躍する場はどんどん増えているので...