助産師の仕事と子育ては両立できるか?1日のスケジュール
助産師として慣れてきた頃自分自身も結婚、出産を経験する方も多いのではないでしょうか。
私も助産師2年目で結婚し、5年目で第1子を出産しました。
私自身にも言えることですが、働く女性の多くが直面するのは仕事と子育ての両立だと思います。助産師の仕事の多くは病院やクリニックですが、夜勤をしなければならない職場がほとんどです。日中は保育園に預けられたとしても夜勤は夫を含む他の家族の協力が不可欠となる為自分一人では子育ては出来ないのが現状です。
もちろん病院に24時間託児が設置されている所もありますので、そのようなサービスを利用しながら働いているお母さんもいます。
ほんの一例かもしれませんが、私が実際に二人の子育てをしながら、仕事をしている毎日をお知らせして皆さんのイメージや子育てと仕事は両立出来ると思っていただけたらと思っています。
我が家は母、父、子供二人と2世帯住宅で一階に両親が住んでいる場合の流れ
日勤時の1日のスケジュール
5:30 起床、洗濯
6:00 自分の朝食、仕事の準備
6:30 子供達を起こして両親の元へ連れていく
6:45 洗濯を干して自宅を出る
7:00 電車で仕事へ
8:30 仕事開始
↓
17:00 仕事終了(大体残業が30〜1時間)
18:00 病院を出て電車で帰宅
19:00 自宅に到着、子供たちは迎えに行ってもらい
夕飯を食べている
自分と夫の夕飯準備
20:00 自分の夕飯を済ませ子供たちとお風呂
21:00 就寝
23:00〜24:00 夫帰宅、一旦起きて自分の時間、家事
1:00頃 就寝
次の日が日勤の時は子供たちと一緒に寝てしまうことが多いですが、この勤務だと子供たちと過ごす時間が少ないと思い、今は夜勤中心の働き方をしています。
夜勤時の1日のスケジュール
6:45 起床
7:00 朝食用意、子供達を起こして洗濯回し
7:20 朝食
7:50 子供たちの準備と朝食片付け
8:30 保育園と幼稚園へ送る
9:00 洗濯を干したり、オモチャの片付け、部屋
の掃除、買い物など家事全般
11:00 自分の時間(仮眠したり友達と会ったり好き
なことをして過ごしています)
13:45 仕事の準備
14:30 電車で仕事へ
16:30 仕事開始
↓
次の日
9:00 仕事終了
9:30〜10:00 残務や休憩をして病院を出る
11:00 帰宅
余裕があれば家事をする事もあるけれど、睡
眠を取ることが多いです。
(15:00 子供たちの習い事があれば幼稚園や保育園にお迎えに行き、送迎)
16:00 買い物、夕飯の仕度
17:00〜17:30 子供達のお迎え
17:30〜18:00 お風呂
18:30 夕食 、子供たちと過ごす時間
20:30 寝室へ
23:00〜24:00 夫帰宅、自分の時間と家事
このような流れで生活している事が多いです。
自分への負担は多いかもしれませんが、子供たちと過ごす時間を確保しながら仕事もプライベートも充実させることが仕事も育児も楽しめる方法だと考えています。
助産師は女性の一生に関わることが出来る職種であり、働く場は病院だけではありませんので、長くに続けられる職種だと思います。自分のライフスタイルに合わせた職場選びをすることで子育ても仕事も両立することが可能となります。
私は職場までは通勤一時間かかりますが、子育てに理解があり子育て世代もスタッフに多く、また子育て終了世代も多い職場なので働くお母さんへの協力体制が整っていること、休み希望も入れやすく有休消化率も高いと感じているので働きやすさを優先して遠くまで通勤しています。
今では働くお母さんをサポートしてくれるサービスも増えてきており、病院側も保育園へ入れず離職するお母さんの為に院内保育施設を充実させようと動いている所もあります。
もちろん小さな我が子を預けて働くというのは‥というお母さんがいるのも当たり前の事です。家族と良く相談してすぐに常勤の様に夜勤をしなくてもパートや市町村の新生児訪問など日中の短い時間で働く事も出来ます。
せっかく頑張って取得した資格ですから、少しでも困っている世間のお母さんの為に使っていけたら自分の子育てにもプラスになるかもしれないですね。