助産師の転職方法 まずは転職サイトに登録しました。
前回の記事「助産師から整形外科と産婦人科の混合病棟へ転職」では助産師である私の転職した経緯など
それでは、私がどのように転職活動を行っていったのか、具体的にお話ししていきたいと思います。
転職サイトに登録する
転職活動をしたことがなかった私は、どのような病院が良いのか、どのように病院を探せばよいのか、全く見当もつきませんでした。
そのため、まず看護師、助産師の転職サポートを行っているサイトに登録しました。
看護roo!、看護のお仕事、スーパーナース、ナースエージェントに登録し、連絡が来るのを待ちました。
その中で特にお世話になった会社は、看護roo!、看護のお仕事の2つです。
なぜかと言えば、担当者の対応が迅速であったからです。
そして今までの経歴、どのような病院でどのような仕事をしてきたか、今後どのような仕事をしたいのか、どのような病院で働きたいのかなど詳しく話し合いをしていきました。
いくつか病院をピックアップ
担当の方からいくつか病院の候補が送られてきます。
そこには給与、賞与、年間の休日、病院の規模など大まかな病院の情報が記載されていました。そして話し合いの中で、どの病院に興味があるのかを担当の方に伝え、担当の方から病院へ連絡を取っていただきます。そして病院側も、ぜひ面接をしたいということであれば、そこから面接の日程をつめていきます。
もし他にも詳しく病院のことについて聞きたいことがあれば、転職サイトの担当者から病院に質問していただけます。もし自分で気になる病院が見つかった際には、担当者にその旨を伝えると、求人があるかどうかも含め、その病院の情報を得ることができます。
転職サイトを使ってみて良かった点として、効率よく病院探しをすることが出来ることはもちろんですが、もしその病院に以前、その転職サイトを通して転職した人がいた場合、職場環境について生の声を担当者の方から聞くことが出来ます。
私にとって、職場環境、人間関係は、転職するにあたり最も重要なポイントでした。そのため、その病院で働いている人の声を聞くことが出来たのはとても大きかったです。
面接〜就職まで
悩みに悩んだ末に、私は4つの病院の面接を受けました。大変ありがたいことに全ての病院から採用していただけるという知らせが届いたのです。
そのため、その中でそれぞれ病院の利点と欠点を挙げていき、自分にベストな病院を選びました。ちなみに私が重要視したのは、給与はもちろんですが、人間関係が良いこと、そして助産業務も看護業務も行える場所であることの2つでした。
それらを網羅する病院が4つのうち1つあったため、そこに就職することに決めました。内定を受けるかどうかも担当者と話し合いをして決めていきました。病院との直接の連絡係は転職サイトの担当者であったので、私が直接病院と連絡を取ることはありませんでした。
そして就職が決まり、働き始めた後も担当者の方が連絡をくださり、職場環境はどうか、実際働いてみてどうかなど気にかけてくださっていました。というわけで、私の経験に基づいた就職活動をお話ししてきたわけですが、最後にもう一つだけお話ししておきます。
最後に
転職する際に大切なことは、もちろん自分のやりたいことがはっきりしていて、どのような病院で働きたいのか明確であれば、それが一番良いですが、中にははっきりとどのような病院で働きないのかわからない方もいると思います。
そのような時は、まず自分がどのような病院では働きたくないのかを考えてみてください。す
ると自然にどのようなポイントを病院選びの際に重要視しているのかわかってくるかもしれません。そしてそれは人それぞれ違うはずです。たくさん分娩介助をしたいのか、それとも産後ケアに重点を置きたいのか、それとも病院の人間関係か、給与か、キャリア、もしくは福利厚生、休日数、、、、などなど、転職というイベントは、ただ仕事環境を変えるということだけではなく、自分と向き合うことが出来る大切な時間であると私は思っています。
みなさんも一度立ち止まって、自分の人生についてゆっくり考える時間を自分自身に与えてみてはいかがでしょうか。