みんなのFXの情報システムについて
FX取引の際に、情報コンテンツと問われると何を想像するでしょうか?
まずは、チャートやリアルタイムニュースなどを考えると思います。それらは取引をする際で非常な情報ですが、長期的な立場で考えると他にもあると思うはずです。
FX分析コラムや動画解説、セミナーやレポートなど今のFX業者は様々な情報を提供する事で、FX投資家のサポートを心掛けています。
仮に今、自分なりの手法・投資法が確立されているなら構いませんが、まだ道半ばでFXに対して真摯に学びたい意欲があるのなら、これらの情報コンテンツを徹底的に利用するもの良いと思います。FX投資のプロの意見を参考にして、学習できる事はFX業者に口座を開設した最大の特権の一つなのです。
みんなのFX取引システムの情報コンテンツとは?
私が普段取引しているツールは、「みんなのFX」のFX TRADERシステムとなります。
その中で情報コンテンツとなると、リアルタイムニュースと売買比率になります。
リアルタイムニュースは情報が逐一で表示されるので便利ですが、取引中に見る事はあまりありません。
それは私のトレードスタイルがスキャルピングに近い、短期取引のため見る余裕がないと言えます。
また、売買比率は取引前の早朝にチェックする事が多々あります。これは全体の流れを掴むのには良いと思います。長期投資の方は、スワップカレンダーも重要な情報なので、同時にチェックしてみて下さい。
マーケット情報をチェックする
日々、FXトレードであくせくしているとマーケット情報をチェックする事を疎かにしてしまいます。しかし、それが習慣になってしまうといつか大きな後悔をする事になるでしょう。
トレードを開始する前に
・為替ニュース
・為替レポート
・経済指標
この三つを最低限チェックする余裕が必要です。
これらの情報から、トレード前に全体のイメージを練る事が大事です。本日の値動きの予想をしたところで、そのように実際に動く事は少ないですが、それでも展開を予想する訓練をする事で、どんなトレードにも対応できるようにするのです。
「為替ニュース」は、株式会社グローバルインフォが提供する「GI24」と、株式会社DZHフィナンシャルリサーチが提供する「FX WAVE」をみる事ができ、リアルタイムで配信されます。
これらは国内のFX業者ならどちらか一方か両方を配信しているのが大半なので、情報に関してはどこも大差がないと言えます。また、株式会社ジャパンエコノミックパルスの「Market Win24」というマーケット情報もありますが、「みんなのFX」は未対応となっております。
「為替レポート」は、マネー雑誌『YenSPA!』に掲載されているレポートや、2009年4月まで遡って過去のレポートを読む事ができるので充実しています。過去のイベントやその後の結果を分析する事で、きっと現在の取引にも役立たせられます。
「経済指標」に関しては、他社と比較して 情報量が少なく重要度のランク付けも甘いと思います。よって、他の経済指標と見比べながら見るのが良いと思います。
総評
FX取引をしていると、どうしても勝てない事が多くなってきます。例え一時的に勝てるようになっても、一ヶ月や数ヶ月、または半年や一年単位になると勝率も利益も悪くなる事が大半です。
その時は、手法をさらに研究したり、己の精神面の弱さを嘆いたりしますが、根本的な理由として情報が不足している場合もあります。それは、手法や精神面以前の問題と言えます。
例えば、東京時間は大きく動く事が少なく、夕方からのロンドンやニューヨーク時間で大きく動くのがFXの常識です。しかし、指標発表や大きな出来事があると、それは時間に関係なく大きな値動きとなる事もあります。
それらの未来的な動きを察知する為に、情報コンテンツは重要なのです。リアルタイムの最新ニュースで動向をチェックする事は、危険を回避するという大きな損失を防ぐ意味があります。
勝てないのなら、せめて負けないように努力するのが大事で、その為の情報コンテンツなのです。