みんなのFXの評判・特徴

みんなのFXの「FX WEB」の評判、特徴について 〜謎の取引システム〜

シンプルで簡単! それがこの「みんなのFX」の簡易取引システムの最大の特徴です。

 

 

使用経験がある方なら分かって貰えると思いますが、確かにソフトのインストールなども必要なく軽さを実感できます。

 

しかし、それ以外にはメリットが乏しいと感じる人が多く、私も含めて最も多くの人が利用する事が無い、謎の取引システムと言えます。今度は、この未知なるシステムを分析していきます。 

 

特徴として掲げられているのが
 1.取引に必要な情報を一画面に表示
 2.パソコンとインターネット環境で、いつでも取引
 3.ストレスなく取引できる

 

以上、この3点が挙げられています。特筆すべきは、ポイント2と3に関しては、態々言う必要が無いと思いますが、敢えてそこをポイントにする事は、他には自慢できるポイントが無いと勘繰ってしまうほどです。

 


 

1.取引に必要な情報を一画面に表示

簡易版ですが、最低限の取引情報は網羅しています。プライスパネルと注文画面とチャートが表示されています。

 

最低限、これだけあれば取引可能なので簡易版なら問題ないでしょう。しかし、使った感想としてはプライスパネルのレート以外は自動更新が遅いので、チャートや建玉可能額など口座情報を確認する時は、更新を押すことが必要不可欠です。

 

また、チャート自体の大きさも小さいので、不満ならば、情報ツールのチャートと操作して別ウィンドウ表示にする事で、従来のFX TRADERと同じシステムのチャートを使う事ができます。
 

 

これなら、テクニカル指標や時間の大幅な選択、ローソク足からTICKチャートへの変更も可能となっています。

 

FX WEBで常に取引するなら、このチャートを表示させる事は必須だと言えます。標準仕様では、その小ささと機能が制限され、いくら軽さを追求したシステムとは言え、チャートとしての役割を果たしていません。

 

 

ニュースはチャートと同様に、クリックする事で別ウィンドウで拡大表示されます。情報の中身や更新頻度も、他の取引システムであるFX TRADERやFX TRADER 2と遜色が無いどころか、逆に見易いとも思えるはずです。

 

また日付やキーワードからの検索機能はFX WEBのみ備わっているので、ニュースに関しては取引システムの中で群を抜いています。

 

 

 

注文画面は他の取引システムと同じなので、他の業者と同じような所謂一般的な物になっています。

 

この口座情報が隣にあるスタイルは、カスタマイズでの変更が不可能となり好き嫌いはあると思いますが、見易く良いと言えます。画面上の弱点としては大モニターで取引しない限り、注文画面の下部分が狭く扱い難く感じます。

 

私は普段、15インチのノートブックで取引するので注文画面が隠れてしまいます。それが不満なら、プライスパネルとチャートを別ウィンドウで表示させるしかありません。

 

 

すると、このように表示されます。
 
ポジション照会画面は特別な機能がある訳ではありませんが、シンプルで使い易いです。発注数量の自動入力やクイック決済も備わっているので、これらは簡易版でも嬉しい機能と言えます。

 

 

 

 

情報ツールとして、ニュースや経済指標、レート情報や売買比率などがあり、これらもFX WEB版の方が他の取引システムよりも見易くなっています。

 

新規注文やチャート、プライスパネル以外の主に情報に特化したものは、こちらの方が良いとさえ感じます。

 

 2.パソコンとインターネット環境で、いつでも取引 3.ストレスなく取引できる

このポイント2と3に関しては、説明するほどもないと言えますが、しかし3のストレスなく取引できるに関しては、語弊があると思います。

 

画面が見難い事とチャートも通常では最低限のシンプルなものなので、ストリーミング注文だからこそストレスが溜まるのでは、と個人的の思います。また長期保有前提でも、それは他の取引システムを使う人が多いはずなので、その点でも首を傾げたくなります。

 

最後に他の人気FX業者の同様の簡易取引システムを紹介します。

 

まずこれが、

 

 
外為ジャパンの発注版プレミアチャートです。この外為ジャパンは、みんなのFXと同じ取引システムを使っていますが、簡易版は違いがみられます。こちらはチャートを大きくして、さらに他通貨のチャートも表示しています。

 

 
また、チャート上からの新規注文や決済注文の想定損益が表示されるので、FX WEBよりも機能が備わっています。

 

外為どっとコムのwebプラウザ版は、FX WEBと大きな違いはありません。
 

 

しかし、こちらの方が画面の色表示が良く、見易く感じます。

 

最後にDMM.com証券の場合は、簡易取引システムがDMM FX MINIというストリーミング取引に特化した新規注文と決済画面を一つにした物になります。
 

FX WEB 総括

簡易取引システムと一概に言っても各FX業者によって、違いはあります。また同じ取引システムを使ってもみんなのFXと外為ジャパンの様に、簡易版になると各会社の色が出ていると言えます。

 

DMM.com証券の場合は非常に軽いので、いちばん非力なPCに向いていると思います。簡易版の大きな特徴として、各社ともソフトのインストールが不要で、WEB上で取引可能な点が優れています。

 

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