みんなのFXの評判・特徴

みんなのFXに大きなデメリットはあるのか?評判分析

それでは、前回(みんなのFXの悪評「約定しない!システムに不備がある!」は本当か?)に引き続き今回もヤフー知恵袋から、「みんなのFX」についての投稿の質問と回答を自分なりに解説していきます。

 

みんなのFXの使いやすさについて 大きなデメリットはあるのか?

ヤフー知恵袋に以下のような投稿がありました。その内容は
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「みんなのFX」は、使いやすいですか
何か大きなデメリット
はありますか
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これに対してベストアンサーはと言うと
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基本的には外為ジャパンやDMMと同じ系統のシステムで、ツールは嫌いではないです。
FX初心者にも使いやすいとの印象です。気になるのは約定率ですね。
トレイダーズ証券の約定率は結構評判もよく信頼していたのですが、先日の米雇用統計の時は全く約定できませんでした。
約定力という面では、やはりマネーパートナーズが頭一つ出ている感がありますよ。ただ、バイナリーオプションも同時に口座開設可能ですし、
バイナリーに関心があるならみんなのFXはなかなか良いのでは。バイナリーは約定力関係ないですしね。
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この質問と回答は、前回の悪評ほど悪い内容ではありませんが、随所に首を捻りたくなる事もあります。

 

まず、質問者は典型的な初心者だと思いますが、問題はベストアンサーの回答者です。

 

外為ジャパンやDMM FXと同じシステムなのが、「みんなのFX」の特徴であり強みです。

 

その一方で、約定率はマネーパートナーズが上だと強調しています。

 

私見では、決してそんな事は無いと思います。その理由として、マネーパートナーズも大手ですが、決して国内トップを誇るほどではありません。

 

トップクラスのFX会社で、どのランキングを見てもGMOクリック証券やYJFXの下に位置しています。この質問投稿は2012年5月のものなので、若干時間の問題もありますが、その当時を振り返ってもシステム的にマネーパートナーズとみんなのFXで大差があるとは思えません。

 

それでは、なぜそのように回答したのかと言うと、マネーパートナーズHPを見ると約定率に自信が有る事が分かります。

 

「7年連続約定率1位」と謳っています。しかし、その一方で通貨のスプレッドが通常時でも若干高く設定されています。その事を考えると、あまりメリットにならないと思います。

 

さらに、米雇用統計時は約定しなかったと書いていますが、実際には同じタイミングでそれぞれ別の会社を使って注文を出さない限り、約定が出来ないだとスベルとは言えません。特にそれはシステムが安定している現在なら尚更です。

 

約定が出来なかったというのは、実は本人の思い込みというのが多々あります。同じ経済指標時でも、まったく同じ状況を再現するのは不可能です。ある時は約定ができて、その次は約定できなかったからFXの会社が悪いというのは短絡的な思考なのです。

 

米雇用統計(失業率)は、経済指標の中でも最も重要指標の一つです。米ドル/円なら、その結果次第で数分間で数十pipsが余裕で動きます。それを考えると、今その瞬間でクリックしてもあっという間に値が動いてしまっているのは想定ができると思います。そんな中でマネーパートナーズが約定拒否がない、または本人が思った通りに成行注文で約定できる訳が無いのです。

 

普通に考えると、最大手が最も約定しやすい会社となるはずです。それが、マネーパートナーズがそうなるという事は、何かしらの数字上のトリックや思い込みがあると思います。仮に違っていても、現在の国内大手を使えば、約定に関して差があるとは思えません。それは、個人の感覚によるものです。

 

DMMFXと比較して

続いてのヤフー知恵袋の投稿内容は、以下の通りです。

 

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みんなのFXを利用している人にお伺いします。
システムはDMMFXと同じらしいのですが、使い勝手も同じですか?約定率やスリッページはどうですか?
配信レートも同じですか、違いますか?
みんなのFXとDMMFXの違いがあれば教えてください
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これに対してベストアンサーはと言うと、

 

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どちらも使用したことない口座ですのでお力になれるか分かりませんが・・・
どちらも新規口座開設で10,000円のキャッシュバックのようですね。みんなのFXはよく食べ物キャンペーンをやっていて
面白くて印象に残るバナーを見かけます。今月は新年ということで日本酒なのかな?前はカレーとか、麺類やってた気がします。
約定率はみんなのFXは可もなく不可もなく、DMMが若干滑るというイメージです。為替レートに関しては会社ごとに違うとしか言いようがありません。
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幸いな事に私は、「みんなのFX」と「DMMFX」の両方で口座を開設しています。そこから判断すると、システムは基本的にまったく同じです。多少の違いはありますが、それは取引上気にするレベルの違いとなっていません。

 

約定率やスリップページも気にする程の違いはないでしょう。そうなると、違いを感じるのは「配信レート」です。

 

これは若干の違いがあります。しかし、それは正しい証拠だと思います。仮にまったく同じ値が寸分狂わずに表示されていたら、それこそインチキであり違法なはずです。FXには「店頭取引」と「取引所取引」があります。

 

店頭取引は、みんなのFXやDMMなどFX業者との取引の事で、一方で取引所取引が「くりっく365」などの事です。

 

どちらが良いかは一概に言えませんが、FX業者の個性が出るのが「店頭取引」です。スプレッドやスワップポイントも違うので、トレーダーは自分が好きな会社と取引をすれば良いのです。だから、質問の様に、同じシステムでも「配信レート」に違いが生じます。

 

しかし、「店頭取引」は黒い噂が後を絶たない怪しい形態であるのも事実です。「取引所取引」なら基本的に配信レートも同じで、会社は手数料だけが儲けとなります。しかし、「店頭取引」なら違法な操作もし易いのが現実です。

 

話が脱線しましたが、「配信レート」に違いがあっても、それは極僅かで取引に影響が出るほどではありません。手法がしっかりしているなら気にする必要はありません。

 

みんなのFXと「DMM FX」の違いは、簡単に言うとスプレッド、スワップポイント、1000通貨取引の有無でしょう。これらを自分で判断して取引する事をお勧めします。

 

 
(記載元:https://min-fx.jp/ http://fx.dmm.com/fx/)

 

少し見辛いですが、上記画像は同時刻のみんなのFXとDMM FX配信レートとなります。昔はこの配信の歪みを使ってスキャルで儲けた人がいたという話が迷信の様にありましたが、現在はまず無理だと思います。

総評

昔は株取引が圧倒的な主流でした。しかし、株取引は投資資金が少額しか用意できないと、希望銘柄を購入する事は不可能です。

 

また取引時間の問題もあり、サラリーマンには不評でした。その変わりに一躍投資家の主流になったのが、FX取引です。レバレッジがあるので少額も参戦でき、24時間取引可能。しかし基本的に株もFXも利益を上げるのは、本当に難しいです。

 

特に投資をしようと考える人は、基本的に野心家です。野心家は自分の負けを認める事ができません。それは、投資にとってはネックであり、結果的にその気持ちが負けに繋がるのです。

 

何が言いたいかと言うと、投稿者の質問も回答も、文面通りに鵜呑みにするな!という事です。自分が苦心して貯めたお金を投資するのがFXであり、それは自己責任という事です。ベストアンサーというのは本来あって、無いようなものです。

 

FXの世界は常に変化しているので、ベストアンサーなどは永久に出てこないのです。それでも、ベストアンサーに救いを求めるなら、それは投資の世界では決して勝つことはできません。

 

口座開設は以下より
みんなのFX口座開設

 

 

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