みんなのFXのスプレッドは狭いか?FX業者のスプレッド比較
みんなのFXのスプレッドと、人気FX業者として「GMOクリック証券」「外為どっとコム」「外為オンライン」「ヒロセ通商」「DMM.com証券」を比較してみます。
※外為オンラインの南アフリカランド/円のみ、10万通貨(数量1)となります。
他の人気業者と比較すると、円と組になっている通貨は業界最狭値水準と言えます。
一方で、円以外のドルストレートやクロスポンドは3銭〜5銭なので高いスプレッドと言えます。
これは、1000通貨取引が可能なので、仕方が無いと妥協できる点でもありますが、1000通貨取引を行わない投資家にすると、問題点であり、他業者に乗り換える要因となります。円通貨をメインに取引を行うなら、他業者と比較しても「最狭値水準のスプレッド」という宣伝文句に嘘偽りがないですが、一方で、外為オンラインのスプレッドの高さには驚きがありました。
また、みんなのFXと同じトレイダーズ証券グループのDMM.com証券と比較すると、スプレッドに大きな差があります。特に円以外の通貨に顕著で、これは1000通貨取引ができるみんなのFXが高くなる事を納得するしかありません。
結論として、米ドル円、ユーロ円、豪ドル円、ポンド円はスプレッドが狭いと言われている主要業者と比較しても引けを取りませんので、おすすめです。
ランド円やスイスフラン円等のマイナー通貨となると途端に他の業者よりもパフォーマンスが落ちますので、みんなのFXで取引をするならメジャー通貨がおすすめですね。
「みんなのFX」を取引してみて、スプレッドの原則固定とは?
ちなみに多くの業者は、スプレッドについて原則固定と表示しています。
それでは、原則固定とは結局何なのかというと、今回のような円の急落や重要な経済指標発表時にはスプレッドが広がるという事です。この最も値動きが加速して瞬間瞬間で動く時は、通常では想像できないほど拡大するのです。
通常の指標発表時でも「みんなのFX」の場合、米ドル/円が0.3銭から2銭から9銭またはそれ以上になる時もあります。これは勢いが大きいと判断するより、取引手数料が上がったと考えるべきです。このような時は、初心者ならまず参加しないのが賢明です。そして、いくら急激な値動きだからと言って、毎回スプレッドが拡大するのも納得ができません。
それでも発表後の数分間を我慢すれば大半が収まるので、その後から参入すれば問題ない事が多いのですが、4/28のような事態もあるので、一概には何とも言えません。
原則固定とは、東京時間なら基本的に安心だと思っていた人も、今回の暴落でスプレッドが多くの業者で9銭に広がり、それが安定せず続くと結果となりました。スプレッドはある意味で、業者側の都合の良い自己設定なので、それに過度な安心を抱かない事が大事です。
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