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イギリスEU離脱時でみんなのFXのスプレッドは広がったのか?

FXの破壊力を痛感した、イギリス大混乱!

 

先週末のチャートは、それにしても凄かったと改めて思います。

 

私はリーマンショックで大敗を経験して、その後は何とか持ち直しましたが、結果的には未だに大金を稼げ無い三流トレーダーです。退場していないのが、唯一の救いですが、それは証券会社の立場で考えると、チマチマと少額を張っている根性無しという事でしょう。

 

ネット取引の何が良いって、昔の店頭や電話注文なら、その少ない金額が恥ずかしくて注文もできないでしょう。それだけでも、ビバ・ネット注文と思えます。

 

週末のニュースは、イギリスのEU離脱と為替や株式の混乱を伝えるものばかりで、私も何番組もニュースをチェックしました。報道をみて毎回思うのは、伝え方が間違っているのでは、と気になる点があります。

 

不安定なポンドを売って、「安全資産の円を購入するので円高になる」と言いますが、あれは多くの人が誤解する表現だと感じるのは、私だけでしょうか。

 

円が買われたら日本の景気が良いor良くなるという前兆の様に感じてしまいます。

 

基本的に、米ドル以外の通貨は価値がないと思っているので、円が上がろうと下がろうと、日本の経済という意味ではまったく関係ありません。そこを認識していないと、為替の本質を理解できないおかしなコメンテーターやキャスターが多くなるのでは、と思ったりします。

 

後から考えると何とでも言えますが、今回のEU離脱騒動は、経済を揺るがす大問題の始まりなのかちょっと分かりません。

 

しかし、FX相場だけで考えると、今回はあまりにも大混乱だったので、冷静に振り返る必要があります。ポンド/円が1時間で8円ほどの円高になるのは、私は過去に経験がありません。似たような経験では、ユーロ/スイスフランの大暴落がありますが、その際でもポンド/円はどこまでの反応はしなかったと記憶しています。

 

このような暴落があると、今までの自分なりの手法や取引スタイルが無意味になります。これをどう捉えて、今後に活かすのか考え物です。

 

大混乱の相場2016年6月24日(金)を振り返る みんなのFXのスプレッドはどこまで広がったのか?

まず、「みんなのFX」の米ドル/円のスプレッドは、通常時では0.3銭、ユーロ/円では0.6銭、ポンド/円が1.0銭、豪ドル/円が0.7銭です。

 


(画像引用元:みんなのFX)

 

それが、米ドル/円では午前7時過ぎで2.0、ポンド/円も8.0前後で動いていたと記憶しています。それが、一転してそれが米ドル/円は10前後、ポンド/円にいたっては30前後という大混乱相場が始まりました。

 

 


(画像引用元:GMOクリック証券)

 

特に酷かったのは、ピーク時の午前11時頃でしょう。

 

私は他社をそこまでチェックしていませんでしたが、後から調べると「みんなのFX」が優良会社だと分かりました。

 

驚く事に、楽天FXではポンド/円のスプレッドが驚きの800pp、米ドル/円ではさらに驚愕の1500ppとなったのです。

 

これは一時的にしろ、手数料がそれぞれ8円と15円というとんでもない事です。

 

という事は、楽天FXでドルやポンドのポジションを持っていた人は、その大半が強制的に決済させられたという事です。

 

それももちろん、 損失によるロスカットでしょう。これはあまりにも酷いと、言うしかないでしょう。このような事があるので、FXは投資や投機でもなく、ギャンブルと巷から言われるのでしょう。それでも、これはギャンブル以上のあまりにも酷い対応だと言わざるを得ません。

 

 
私の通常時の取引は、数ppで決済する事も多く、よくても10pp程度です。

 

損切りも同様で、1日に30ppも勝てれば大満足なのです。そんな手法の男が、このような激しい値動きに直面すると慣れがないのです。

 

それも、大人しい東京時間になれていると、いきなり大魔神のように荒れ狂う相場に、戦いを挑む事は不可能に近かったのです。

 

これらは後から振り返ると、1時間足のブレイクに付いて行くだけだったと好きなように言えます。

 

しかし、スプレッドが拡大し「みんなのFX」でもポンド/円は30前後となり、他の業者なら楽天FXほどではなくても、「みんなのFX」と同程度は開いていたでしょう。それも一瞬で値が数十ppも動くとなると、踏み出す勇気は難しいのです。

 

 
(画像引用元:GMOクリック証券)

 

これが、騒動後のポンド/円の5分足チャートとなります。離脱のショックから、値動きが荒い展開となっています。

 

ポンド/円の1日の平均値幅は150ppほどだと思うので、それが東京時間だけで動いてしまうのは、値動きが荒いと捉えて良いでしょう。米ドル/円なら100ppが1日平均なので、これを東京時間だけで同じく超えて入るようなら警戒するべきです。

 

もちろん、値動きがある方が退屈な相場よりも儲けるチャンスがある事ですが、負ける危険がある事も忘れないで下さい。

まとめ

今回の世界中を弄んだ大騒動と混乱で、川柳が頭を過ぎりました。

 

「いつまでも あると思うな 親の金」を捩って「いつまでも あると思うな 証拠金」

 

FXは矛盾が付き物で、どんなに失敗や損失を出しても、証券会社に文句を言って認められるのは裁判で逆転判決をもらうぐらい、低い確率だと思います。それでは、一体どうすれば良いのか? 正直なところ、有効な手段が見つかっていません。

 

FXの恐ろしさだけが垣間見えて、それをどのように自分に利用すれば良いのか、難しいのです。暴落/暴騰時に運良く、相場が予想通り当たっても、楽天FXのような事が自分の身に降り掛かれば、対処できません。

 

国民投票という日程が決まっていたので、これは幸いでしたが、これが行き成り台風や強盗のように突発的に発生したら、防ぎようがないと思うと、恐怖を感じるほど難しいです。

 

それがお金を稼ぐという事なのでしょう。何か、まったく新しい手法を考える機会なのかも知れません。

 

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