医療保険について【終身医療保険と定期医療保険、主契約と特約】

保険商品は目に見えないものなので、ご自身がどのような医療保険に加入しているのか?また、どんな医療保険に加入したら良いのか?把握するのは、大変難しいですよね。

今回は医療保険がいったいどういうものなのか?簡単にお話します。

医療保険とは

医療保険は、基本掛け捨ての商品です。

保障期間は一生涯の終身型と期間が定まっている定期型の2種類がありますが、最近の主流は終身型です。

保障内容ですが、主契約特約があります。保険会社によって、主契約、特約の保障内容が多少異なっています。

主契約の内容

主契約は主に、入院保障と手術保障となっています。

入院保障は、日帰り入院からの保障が当たり前となっています。1入院60日・120日・180日とあり、1回の入院で何日まで保障するのか選ばなくてはなりません。最近では、入院が短期化していますので、多くの方が60日または120日を選択されています。

手術保障ですが、日額の10倍・20倍・40倍を給付といった形で設定されています。例えば、日額5000円の場合、5万・10万・20万になります。手術の程度によって、倍率が決められている商品もあれば、どんな手術であっても一律の商品もあります。また、入院中の手術の場合は10倍ですが、入院していない場合の手術となると5倍としている商品もあります。

特約の内容

特約(参考:保険料免除特約について)ですが、特約はオプションですので、特約だけの加入はできません。

必ず主契約と一緒に特約に加入することになります。特約の種類は、各保険会社によって特徴があります。一般的なものですと、通院特約、先進医療特約、女性疾病特約、健康祝い金特約、がんに関する特約です。特約は、付加すればするほど毎月の保険料が高くなってしまいます。

保険商品によっては、主契約の保障期間は一生涯の終身型であっても、特約のみ10年ごとの更新タイプとなっている場合があります。本当に必要な特約はいったいどの特約なのか?どうしてその特約が必要なのかなど、納得いくまでしっかりと説明を受けることが大事です。また健康祝い金特約を付加した場合、本当にお得なのかどうかを確認してください。お得ではない場合もあります。

がんに関する特約ですが、がん保険単品で加入したほうが、保障内容がしっかりしている場合もあります。本当にがん特約で良いのか?一度がん保険と保障内容を比較検討することが必要です。

勧められるまま特約を付加するのではなく、どうして必要なのかしっかりと保険ショップで確認することが必要です。

           

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