医療保険の入院日数は何日がいいの?【入院日数の平均】

医療保険を選ぶ際に、入院日数を何日にしたら良いのか悩むところです。医療保険の入院日数というのは1入院60日、120日というように決められています。もちろん60日より120日のほうが安心ですが、保険料があがってしまいます。

ではいったい入院日数は何日必要なのでしょうか?

入院日数の傾向

入院日数というのは、病気や怪我の程度、年齢によってかなり異なって来ますが、最近では医療技術がかなり進歩しており入院日数がかなり短期化されていますので、1入院60日型で充分です。

ただし、脳卒中や脳梗塞といった脳の病気の場合、入院日数が長期化する傾向があります。厚生労働省の調査によると、脳の病気の平均入院日数90日以上となっています。

保障内容も確認

1入院60日型ですと足りませんので、120日型に加入しなければならないと思われがちです。

しかし、医療保険商品を色々比較すると、ある保険会社の場合、7大生活習慣病(がん・糖尿病・心疾患・高血圧性疾患・脳血管疾患・肝疾患・腎疾患)による入院は、1入院の支払限度を60日延長してくれます。つまり1入院60日型に加入し、脳血管疾患で入院した場合には、1入院120日保障してくれます。

また他の保険会社の場合、がん・心疾患・脳血管疾患での入院の場合、(参考:がん治療にかかる費用について)支払限度日数が無制限となっています。

保険料を抑える工夫

医療保険は基本掛け捨てですので、できるだけ毎月の保険料を抑え、必要な保障を準備する必要があります。1入院日数を増やすと確かに安心です。

しかし、入院するかどうか分からないのに、保障入院日数を増やし、毎月高い保険料を支払うのは勿体ないです。

今回ここでご説明させて頂いた商品のように、長引く可能性のある病気、生活習慣病になった場合のみ、保障入院日数が延長されたり、無制限になる商品をお選び頂いた方が割安で合理的ではないでしょうか?

入院日数の平均 まとめ

今後も医療技術はどんどん進化していくので、これからも入院日数の短期化は進んでいくでしょう。

今日でも、手術を伴わないがん治療の殆どが通院で行われています。

最低限の医療保険と他の保険とのバランスで、いざという時のための備えをされると良いのではないでしょうか。

           

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