IoT関連銘柄のチェンジが東証マザーズ上場!IPO評価分析

最近何かと話題のモビリティ、IoTビッグデータ、クラウド、セキュリティを駆使した業務改革を手掛ける、IT企業チェンジ(3962)の東証マザーズへの上場が決まりました。

想定価格は1150円

BB期間は2016年9月7日から9月13日

上場日は9月27日です。

仮条件は9月5日

公開価格は9月14日に決まります。

仮条件や追加の正確な情報は、決まり次第日本取引所グループのホームページで確認できます。

このIPOは、モビリティ、IoTビッグデータ、クラウド、セキュリティという話題性の高い事業内容と売り出し規模の少なさから、良いリターンが期待できるIPOでしょう

積極参加して良い案件です。

私の今回の参加お勧め指数は80です。

ここまで読んで「良さそうだな、取り合えず参加しようかな?」と思った方、ちょっと待って下さい。

是非、自分の目と頭で事業内容や財務諸表を、しっかりと把握してから、参加の是非を決めて下さい。

この記事を読んで、参加の検討を進めて頂ければ幸いです。

主幹事はSBI証券です。主幹事証券会社より申込むことで当選確率がアップします。

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チェンジの事業内容

チェンジの事業内容は

「モビリティ、IoTビッグデータ、クラウド、セキュリティなどのテクノロジーを活用したサービス及びIT人材育成のための研修の提供(NEW-ITトランスフォーメーション事業)」

と有価証券報告書に記載されています。

具体的な業務内容 IT事業

チェンジは、近年普及してきたモビリティ、IoTビッグデータ、クラウド、セキュリティなどの新しいテクノロジーをNEW-ITと呼称し、これらを活かした事業の効率化や展開を企業に提案、実現しています。

従来このようなNEW-ITは物流や人事といった本社機能に注目され活用が進んできましたが、チェンジではこれらNEW-ITを現場で活用し業務の圧倒的効率化を実現しています。

そして、チェンジでは、このNEW-ITを活用した業務のことを、IT技術毎に分類して顧客に提供しています。そして、このNEW-ITを活用した業務をNEW-ITトランスフォーメーション事業とチェンジでは呼んでいます。

現在大企業を初め、自治体もチェンジのNEW-ITトランスフォーメーション事業を活用しており、幅広い顧客に事業を展開しています。

また、チェンジが提供する、これらのITシステムは1度顧客が自社内システムに組み込むと、その後大幅なシステム変更がない限り継続して使い続けることになるので、安定した収益を得ることができます。

研究開発事業

チェンジは最新のIT技術を顧客に提供することで利益を得ています。

そして、今後も継続してIT技術を提供する為には、常に最新のIT技術を獲得し使いこなし要望に応じて実装し続ける必要が有るので、チェンジにとって将来のIT技術を獲得する研究開発事業は重要な事業です。

チェンジは、今後5年間は安全なデータ交換基盤、VR/AR活用、API活用、統合コミュニケーション基盤を重点的に研究開発する予定です。

その中には、ヘルスケア市場でのIT活用や、インフラ市場でのIT技術の活用など、具体的なビジョンが示されている物も多くあります。

大手企業や自治体に最新ITシステムを導入し、社会をIT技術で変えていくチェンジは、まさに社会をチェンジする企業だと言えます。

チェンジのようなITソリューション企業に日本の命運は掛かっている?

テレビを見ていると新技術が開発された!とニュースで流れますが、実際にその技術に個人が触れるのは、そのニュースから何年も経った後ではないでしょうか?

最新のIT技術は最早魔法のようにも見えます。高速インターネットで繋がった端末で集められた世界中のデータにシステムは即座に対応し、リアルタイムに動くのは最早当たり前で、ある程度の先読みまでこなします。

しかし、それらの技術も産まれたばかりの頃は、誰もが一体何の役立つんだ?と思ったことでしょう。

何の役に立つかも分からない物と物を繋ぎ、役立つ物にしてきたのが、チェンジのようなITソリューション企業です。これらのITソリューション企業が大手企業や自治体に最新のIT技術を提供し、業務の効率化を図っています。

何万という人の名簿の管理、財務の一括管理、物流の流れのリアルタイム可視化など、数年前には夢物語の話が現状の物となっています。

そして、今後の日本では、これらITソリューション企業の社会的な重要性は増していくでしょう。

日本は少子高齢化により労働人口は減少の一途を辿っています。そして、労働人口の減少による労働力の低下を、IT技術によって補うことが期待されています。

日本が世界の中で存在感も維持する為に、今後の日本では最新のIT技術やロボット技術を活用して、1人が何人分もの仕事をこなす時代がやってくると予想されています。

チェンジの財務情報

売上
2010年3月        724,008,000円
2011年3月          973,572,000円
2012年3月          915,387,000円
2013年3月        1,029,101,000円
2014年9月            711,176,000円
2015年9月        1,400,138,000円
2016年6月        1,037,628,000円

経常利益
2010年3月            45,723,000円
2011年3月            87,410,000円
2012年3月          103,625,000円
2013年3月          119,415,000円
2014年9月            74,053,000円
2015年9月          137,670,000円
2016年6月          144,197,000円

純利益
2010年3月            22,066,000円
2011年3月              15,120,000円
2012年3月          △51,298,000円
2013年3月            32,943,000円
2014年9月            43,082,000円
2015年9月              82,817,000円
2016年6月              93,781,000円

2012年に大きく損失を計上しておりますが、その後は順調に業績を伸ばしています。

自己資本率も46%と高く推移しており債務に問題もなく良好な経営が財務諸表から伺えます。

日本取引所グループから公開されたチェンジの有価証券報告書

チェンジの関連銘柄 パスコ(9232)に期待

チェンジの関連銘柄は空間情報システム大手の株式会社パスコ(9232)と、伊藤忠商事のグループ会社でシステムソリューション大手の伊藤忠テクノソリューション株式会社(4739)です。

チェンジでは、この2社にシステムを提供しており、2社の業績が上がれば、チェンジへの仕事も増え業績の上昇が期待できます。

また、2社によるチェンジの売上の割合はそれぞれ10%程です。そのため、もし2社に何かあってもチェンジの業績への影響は限定的でしょう。

チェンジのIPOは買いなのか?見送りなのか?

チェンジのIPOは買いです。

話題性も高く将来性も期待できる、IoTビッグデータ、クラウド関連事業である事と、良好な財務諸表、満遍なく掛かっているロックアップの状況を見ても、良いリターンが期待できる案件です。

買い要因

  • IPOで人気のIoTビッグデータ、クラウド関連事業
  • 良好な財務諸表
  • 満遍なくロックアップが掛かっていて、小規模な売り出し規模

見送り要因

  • 同日に他にも2件のIPOが予定されているので、そちらを優先させる為にチェンジを見送るのもアリです。

主幹事情報 SBI証券

チェンジのIPO主幹事はSBI証券です。

その他の引き受け金融機関は、SMBC日興証券、SMBCフレンド証券、極東証券、東海東京証券、東洋証券、みずほ証券、エース証券、藍澤証券、マネックス証券です。

この中で、ネットから購入の応募ができるのは、SBI証券マネックス証券SMBC日興証券東海東京証券です。

まとめ IPOチャレンジポイント100ポイント使って応募します!

チェンジは良いリターンが期待できるIPO案件です。

また、大手企業や自治体とのパイプを持つ上流ITソリューション企業なので、長期保有しての安定したリターンも期待できます。

参加して問題無いでしょう。

私はSBI証券SMBC日興証券から応募する予定です。

ここ1年程溜め込んだ、私のIPOチェンジポイントが100ポイントを超えたので、ぼちぼち当選する時が近づいている気配を感じます。

同日上場では、IPOチャレンジポイントが分散することが多く、単独上場では当選しないIPOでも、同日上場では当選する可能性が有ります。

その可能性に賭けて、今回はIPOチャレンジポイントを使ってチェンジに応募します。

IPO投資の当選確率を上げる方法 ~おすすめの証券会社SBI証券のIPOチャレンジポイントとは~

しかも今回は主幹事がSBI証券ですので、さらに可能性が高いと感じています。

当選したら、直ぐにお知らせするので楽しみにしていて下さい。

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追記:上場後に株価が高騰しましたね・・・
場後に株価が高騰!チェンジ(3962)の今後の株価見通し

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