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離乳食を進める前にアレルギー対策として気を付けることは
今まで母乳やミルクで過ごしてきた赤ちゃんが、これから離乳食を始めて新しい食品にチャレンジするとなると、どうしてもアレルギーの不安はありますよね。アレルギーの中でも蕁麻疹とか喉のイガイガとかちょっとした症状で済むのなら、そこまで心配する必要はありません。
でも、中には、下痢や嘔吐を伴ったり、意識を失ってショック状態に陥ってしまうこともあるんですよね。
このように考えると、「離乳食を進める前に気を付けられることがあるのであれば、重大な症状に繋がる前に何としても対策を徹底したい!」と思ってしまいますよね。
赤ちゃんにアレルギー体質が遺伝する確率
まず、赤ちゃんがアレルギーを発症する確率って、どのくらいなのか知っていますか。定期健診を受けた時に、よく「親や家族にアレルギー持ちの方はいますか?」などと言う質問を受けることがありますよね。「これが一体何の関係があるの?」と思うかも知れませんが、アレルギーの原因には遺伝も関係しているのです。
もし親のどちらかがアレルギー体質であれば、赤ちゃんには30%の確率でアレルギー体質が遺伝します。両親ともにアレルギー体質であれば、赤ちゃんには50%の確率でアレルギー体質が遺伝します。
なので、赤ちゃんへの遺伝の可能性を知っておくことで、多少は心の準備が出来るのではないでしょうか。仮にアレルギーを発症したとしても、アレルゲンを特定しやすくもなるはずです。
アレルギーの可能性がある食品
それから、アレルギーの可能性が考えられる食品を知っていますか。まずは、3大アレルギー品目の中に、卵、乳製品、小麦の3つがあります。そして、7大アレルギー品目の中に、先の3つの食品とそば、落花生、えび、かにがあります。
この他にも、山芋やピーナッツ、大豆、魚介類、甲殻類、肉などにアレルギーの原因になり得る食品があります。
とは言っても、「アレルギーを発症しないように。」と言って、ずっとこれらの食品を全く与えない訳にも行かないですよね。なので、8ヶ月頃までは、そばやサバ、いか、たこ、甲殻類、貝類などは避けましょう。
そして、離乳期全般的に、アクの強い山菜や繊維質の多いゴボウやタケノコなどは避けましょう。それ以外にものに関しては、無理のない程度に少しずつ離乳食に取り入れましょう。心配な場合には、医者に相談してから赤ちゃんに与えた方が安心かも知れませんね。
アレルギー検査の必要性
ところで、「離乳食を始める前にアレルギー検査を受けよう!」なんて考えている方もいるのではないでしょうか。でも、あまり早い時期にアレルギー検査を受けたところで、実際にはあまり意味が無いんですよね。
生後6ヶ月以内では正しい結果が出ないこともあるので、離乳食を始める前のアレルギー対策として検査を受けるのはお勧めしません。「母乳を飲むと湿疹が出来る。」と言う場合でも、アレルギー検査を行うことには気が進まない医者も多いようです。
ちなみに、アレルギー検査には、もっとも一般的な血液検査、皮膚に針を指してアレルゲンと考える物質を含む液体を垂らして肌の様子をチェックするプリック検査などがあります。
血液検査はかなり血液を採取するので赤ちゃんが可哀想ですし、プリック検査にしても医師の技術が必要な検査です。検査のデメリットを考えると、もう少し大きくなってからとかアレルギーの症状が出てから検査を考えるのでも良いのではないでしょうか。それまでの間は、医師に相談して離乳食を進めるのが一番です。
離乳食にチャレンジするのに良い時間帯
また、離乳食にチャレンジする時間、新しい食品にチャレンジする時間は、出来ることなら平日の午前中がお勧めです。「本当なら赤ちゃんの機嫌に合わせて時間を決める。」と言うのが良いのでしょうが、病院の診察が受けられる時間帯は決まっていますよね。
平日の午前中に新しい食品にチャレンジして、もし何らかの気になる症状があれば、午後からでも病院にかかることが出来ますよね。
このように離乳食を進める前に、アレルギー対策として出来ることは色々ありますよね。アレルギー品目や月齢ごとに避けておきたい食品に気を付けること、新しい食品は1品ずつ1さじずつ平日の午前中にチャレンジすることなどです。遺伝の可能性はなかなか避けがたいものですが、せめてこれらのことを徹底することであれば可能ですよね。
次は刺身はいつから食べ始めて良い?について書きましたのでご覧になってくださいね。
離乳食の食材についての記事一覧はこちら。
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