セラクがマザーズへ上場!IPOは積極的に買いたい ~取扱証券会社情報等~

全般的なITのソリューションサービス、オンサイトサービス事業を行う総合IT企業セラクの東証マザーズへの上場が決まりました。

⇒セラク公式サイト

IT企業はIPOでは人気になり易く、更に、セラクの昨年の実績と売り出し価格を検証すると割安感も有り、多少上場金額が多いですが、上位株主の殆どに金額解除無しの180日ロックアップが掛かっているので問題無いと思います。

これらを総合的に判断すると、セラクの上場は大きなリターンが期待できるIPOです。

参加オススメ指数は90です。

BB期間は2016年6月16日から6月22日、上場日は7月1日です。

仮条件は1360円から1500円に決まりました。

公開価格は6月23日に決まります。

追加の正確な情報は決まり次第、日本取引所グループ(http://www.jpx.co.jp)のホームページで確認できます。

ここまで読んで頂いて、特に問題は無いし参加しよう!と思っている方もいると思いますが、是非参加は、以下で紹介する、事業内容や財務情報を確認してから決断するのが良いと思います。

この記事を読んで、参加の検討を進めて頂ければ幸いです。

セラクの上場背景

今や企業にITは必要不可欠な要素になりました。

しかし、その保守管理や開発に頭を抱える企業は多く、その多くの企業が安心して任せられるIT企業を探しているのが実状です。そんな社会のニーズに合致した事業展開を行い、業績を拡大させてきたのがセラクです。

当初セラクは、自社ITの保守管理や開発に頭を悩ませている企業に、ITを使った問題解決の提案、開発を行うソリューションサービスが主業務でした。

そして、今では実績が積み重なり、企業に常駐し企業先でITの保守管理、開発を行うオンサイトサービスも増えてきました。社会の多くの企業が抱えるIT問題の解決提案、そして提案内容を実現できる技術を持っていることが、セラクの強みだと思います。

そして、この企業のIT化の流れは、今後更に促進されることが予想されており、セラクの活躍する場面の拡大が期待できます。

セラクの事業内容

セラクの事業内容は、ソリューションサービスおよびオンサイトサービス(ITインフラ事業、スマートソリューション事業、WEBマーケティングコミュニケーション事業)農業IoTソリューションサービスです。

ITインフラ事業とは?

セラクのITインフラ事業とは、企業内のネットワークの構築運用保守、社会ネットワークのウイルス対策、パソコンの設定管理保守などの企業内の総合的なIT業務を請け負い提供しています。

スマートソリューション事業

セラクのスマートソリューション事業とは、ITを活用したシステム開発事業のことです。企業からのシステムの要望を聞き、その要望に対して、具体的な提案、開発、提供を行なっています。

セラクは、大規模な企業システムだけて無く、iPhoneやAndroidのアプリ開発の実績を数多く持ち、スマートフォンアプリの開発分野にも強みを持っています。

WEBマーケティングコミュニケーション事業

セラクのWEBマーケティングコミュニケーション事業とは、企業の要望を聞き様々なWebサイトをデザイン、制作、管理、運用する事業です。

その他の事業

セラクは、大規模ではありませんが移動体通信事業者、自動車、家電製品などの開発企業に対して、技術者を派遣しソフトウェアの開発も行なっています。

また、他にもセラクは農業IoTソリューションサービスとして、みどりクラウドサービスを提供しています。

このみどりのクラウドサービスは、インターネットに接続したカメラなどの機器を通して情報をインターネットで送り、利用者は現地に行かなくても手元でその様子を確認できる、というサービスです。

セラクは、このようなインターネットを現実世界で利用するIoT事業(IoTはInternet of Thingsの略語)にも力を入れています。

セラクの財務情報

売上
2011年8月        \1,930,406,000
2012年8月        \2,092,539,000
2013年8月        \3,021,753,000
2014年8月        \3,876,674,000
2015年8月        \5,340,246,000
2016年2月        \3,005,261,000

経常利益
2011年8月        \80,513,000
2012年8月        \82,210,000
2013年8月        \146,675,000
2014年8月        \252,887,000
2015年8月        \321,258,000
2016年2月        \247,090,000

純利益
2011年8月        \42,134,000
2012年8月        \51,269,000
2013年8月        \78,324,000
2014年8月        \145,765,000
2015年8月        \212,572,000
2016年2月        \162,315,000

一株辺りの純利益
2011年8月        \16.29
2012年8月        \19.83
2013年8月        \30.29
2014年8月        \58.42
2015年8月        \87.08
2016年2月        \56.99

セラクでは配当も行われており、一株当たり9.3円の配当が予定されています。セラクの財務諸表を見ると、売上、利益、どちらも順調に拡大しており、安心感があります。

業務内容も継続して安定した利益を得られる、保守管理事業も拡大しており、今後の安定した成長も期待できます。

財務面でも問題は無いと思います。

参考:日本取引所グループから公開されたセラクの有価証券報告書

セラクのIPOは買いなのか?見送りなのか?

セラクのIPOは買いだと思います。

売上、利益共に順調に拡大しており、事業内容を見ても、今後もその流れが継続していくことが期待できます。また、売り出し価格に割安感も有り、上位株主には殆どにロックアップが掛かっているので安心感もあります。

IPOで人気ので易いIT企業ということも有り、これは大きなリターンが期待できると思います。

買い要因

  • 売上、利益、共に順調に拡大、今後も継続性有り
  • 昨年実績から見ると売り出し価格に割安感有り
  • IPOで人気ので易いIT企業
  • 上位株主の殆どにロックアップが掛かっている

見送り要因

特にありません。

主幹事情報

セラクIPOの主幹事はSMBC日興証券、その他の引き受け金融機関は、大和証券、岡三証券、エース証券、みずほ証券、SBI証券、マネックス証券、安藤証券、松井証券などです。

この中で、ネットから購入の応募ができるのは、SMBC日興証券、大和証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券です。

また、岡三証券のグループ会社の岡三オンライン証券での取り扱いがある可能性があります。

まとめ

セラクのIPOは大きなリターンが期待できるIPOです。

私も当選を期待して、SMBC日興証券、SBI証券、松井証券の3つの証券会社から応募します。

当落の連絡までの暫くの間は、ワクワクしながらを待ちます。

このように私は積極的に参加しますが、飽くまでも投資は自己責任ですので、参加をする前に、自分で検討を重ねて、じっくり決めるのが良いと思います。

IPO投資を始める前にチェック
⇒IPO投資のテクニック、当選確率を上げる方法 ~SBI証券のIPOチャレンジポイントとは~

2016年7月22日追記:なんと、予想をさらに上回り上場後の株価は6000円を突破しました。公募価格の4倍です!これだからIPOは辞められませんね。気になる当選結果は・・・以下をご覧ください。
セラクIPO抽選結果と上場後の株価の状況、今後の見通しについて

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