ティーケーピーのIPO評価分析【貸会議室ビジネスの需要は高く初値高騰期待】

貸事務所の大手ティーケーピー(3479)が東証マザーズに上場します。

想定価格は5890円

BB期間は2017年3月8日から3月14日

仮条件は3月7日に5890円〜6060円に決定

公開価格は3月15日

上場日は3月27日です。

仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。

今回上場するのは貸事務所を中心に様々な事業を展開しているティーケーピーです。

世間の貸事務所に対する需要は高く、尚且つ必要となる数多のサービスを一緒に提供しているので、まさに痒い所に手が届く事業です。

良い所に目をつけたと思います。

想定価格は高めですが、事業性も良く業績も好調なので、まずまずの初値を付けることが予想でき、手堅く利用を得られる良案件です。

そこで、今回のおすすめ指数は70です。

では、以外ではティーケーピーの情報を紹介していきます。IPO参加の是非に役立てて下さい。

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ティーケーピーの事業内容

ティーケーピーの事業内容は「貸会議室の運営を中心として、飲料・オプション・宿泊サービスなども展開」と有価証券報告書に記載されています。

時間単位で貸事務所をレンタルして、そのレンタルした方を対象として飲料や宿泊などのサービスを提供しています。

私も利用させて貰ったことがありますが、場所を貸すだけでなく数多くのオプションサービスが充実しているので、ここを利用すれば一箇所で全て事足りるので面倒な手間を省くことができ大変便利だと感じました。

ティーケーピーの財務情報

売上
2014年2月 10,807,000,000円
2015年2月 単体 13,061,000,000円
連結 14,162,000,000円
2016年2月 単体 16,761,000,000円
連結 17,941,000,000円
2016年12月 連結 16,510,000,000円

経常利益
2014年2月 1,241,000,000円
2015年2月 単体 861,000,000円
連結 710,000,000円
2016年2月 単体 1,948,000,000円
連結 1,848,000,000円
2016年12月 連結 2,501,000,000円

純利益
2014年2月 198,000,000円
2015年2月 単体 5,000,000円
連結 339,000,000円
2016年2月 単体 615,000,000円
連結 935,000,000円
2016年12月 連結 1,344,000,000円

業績は絶好調です。
売上・利益共に拡大を続けています。

これは、日本に置ける貸事務所の需要が高い事が伺えます。

今後もこの需要は無くなる事は無いでしょうから、将来も楽しみです。

日本取引所グループに公開されているティーケーピー有価証券報告書

ティーケーピーのIPOは買いなのか?見送りなのか?

ティーケーピーのIPOは買いです。

ティーケーピーの貸事務所を中心とした事業展開は、今後も業績の拡大が期待できIPOに置いても人気が集まり初値は期待できます。

大株主にベンチャーキャピタルが多数存在する事と、当初の想定価格が高めに設定されている事が懸念されますが、それらも買い要因でカバーされるので問題は無いでしょう。

総合的に見て参加して良い案件です。

買い要因

・貸事務所の事業性は良好

・業績良好

見送り要因

・想定価格が高い

・ベンチャーキャピタル多数存在

ティーケーピーの関連銘柄

ティーケーピーの関連銘柄を有価証券報告書から見つけることはできませんでした。

これはティーケーピーの顧客が幅広く分散されており特定の法人に特定されていない事と、借りている物件に関しても広い地域において分散されているので同様の事が言えるからだと考えられます。

ティーケーピー 初値予想は?

ティーケーピーの初値は、公開価格から+10%辺りになると予想します。仮に想定価格の5890円で公開されたとしたら、初値は6479円辺りになるでしょう。最初の想定価格が高めに設定されているので、上昇率の割に大きなリターンとなるでしょう。

ティーケーピーはセカンダリーが狙える?

ティーケーピーの案件は想定価格が高めに設定されているのでセカンダリーで参加するリスクも高く、更に貸事務所という将来性が期待できる事業性から大きく下落するとも考え辛いのでセカンダリーを目当てに参加するのは辞めた方が良いでしょう。

主幹事情報

ティーケーピーのIPO主幹事は野村証券です。

副幹事は、みずほ証券みずほ証券、大和証券大和証券、三菱東京UFJモルガン・スタンレー証券(カブドットコム証券)、SBI証券SMBC日興証券、相澤証券、東海東京証券、SMBCフレンド証券、岡三証券、楽天証券、安藤証券です。

この中でネットから応募できる証券会社は、みずほ証券、SBI証券、SMBC日興証券、カブドットコム証券、東海東京証券、楽天証券、安藤証券です。

この中で参加オススメの証券会社は口座数が少なくIPO抽選方式が公平なカブドットコム証券安藤証券です。

まとめ

今回のティーケーピーは利益が期待できる案件です。

私はSBI証券SMBC日興証券から参加します。

連日IPOが続くので、どの案件に資金を集中させるか迷いが生じると思います。

余りにも深く考えると面倒だと思ってしまうでしょう。

そこで、ある程度気軽に考えて、逆にその部分も楽しみながらIPO投資を進めて付き合っていくのが良いと思います。