初値高騰予想!セグエグループのIPO株は当選すれば臨時ボーナス確定か?

POで人気のネットセキュリティインフラ企業セグエグループ(3986)がJASDAQスタンダードに上場することが決まりました。

想定価格は1620円

BB期間は2016年12月5日から12月9日

仮条件は12月3日に1600円〜1700円に決定

公開価格は12月12日

上場日は12月21日です。

仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。

主幹事はみずほ証券です。

副幹事でおすすめはSBI証券SMBC日興証券、そして安藤証券です。

特に安藤証券は申込者が少ない傾向にありますので、資金に余裕がある方は狙ってみてください。

参考:安藤証券のIPOは応募者が少なく狙い目か?【本気でIPOに当選したいならおすすめの証券会社】

セグエグループはホームページで「私たちはITインフラソリューション、ネットワークセキュリティソリューションおよび関連サービスを提供する技術者集団です。」と書かれていますが、これを読んでも正直サッパリ意味がわからないと思います。

これを簡単に要約すると、家や会社にインターネットを引いたり、ネットに繋ぐ際のセキュリティソフトの設定販売や、情報が漏れないようなネットセキュリティ体制を構築している企業なんですよ。ということです。

そして、このようなネットのインフラ整備やセキュリティはIPOでは人気です。特にセキュリティ関連はマイナンバー制度の導入によって、現在の日本では、ちょっとしたバブルの様相を呈しています。

人気の面では問題ないでしょう。更に公開規模が非常に少ないので初値が上昇する条件は整っています。

これは迷わず参加して良い案件でしょう。

今回のおすすめ指数は100です。

以下では、セグエグループの情報を解説していきます。貴方のIPOの参加の是非に役立てて下さい。

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セグエグループの事業内容

セグエグループの事業内容は「ITシステムにおけるITインフラ及びネットワークセキュリティ製品に係る設計、販売、構築、運用、保守サービス」と有価証券報告書に記載されています。

セグエグループは

  • ジェイズ・コミュニケーション株式会社
  • ジェイズ・テレコムシステム株式会社
  • ジェイシーテクノロジー株式会社
  • ジェイズ・ソリューション株式会社

の4社の企業で構成されています。

そして、この4社がそれぞれの業務を行い協力してネットインフラ、セキュリティ事業を展開しています。

ジェイズ・コミュニケーション株式会社

この企業はグループ内でネットセキュリティ事業を担う企業です。インターネットの導入、保守、監視事業を行いインターネットのインフラに関わる全てをトータルサポートしています。

また、社内での情報共有に関わるクラウドサービスも提供しています。

ジェイズ・テレコムシステム株式会社

この企業は、グループ内でネットワークの構築事業を担う企業です。

昔は電話の通信網を整備していたのですが、今日では社内のインターネットシステムの構築を行なっています。保守対応もしっかりしており24時間体制のサポート体制を用意しています。

ジェイシーテクノロジー株式会社

この企業はグループ内で、依頼されたネットワークシステムの構築をエンジニアを派遣して行う事業を担っています。エンジニアを教育して派遣する、システム構築の実働部隊となる企業です。

ジェイズ・ソリューション株式会社

この企業はグループ内でネットワークの監査、トラブル対応を24時間体制で行う事業を担う企業です。24時間体制で受託企業のネットワークを監査、トラブル対応の為に専門エンジニアを24時間体制で用意しています。

問題解決の為に、グループ内の他の企業を顧客に紹介する業務も行なっています。これらの4社が協力し合いセグエグループとして事業を行なっています。

ネットワークのインフラ構築、保守、監視を24時間体制でいつでも高いレベルでサポートできるのがセグエグループの強みでしょう。

企業ネットワークを監視する必要性は高まっている

毎年何回も機密情報の流失のニュースがながれることからも分かるように、日夜ネットワークを経由した不正アクセスが行われています。これは政府や大企業を狙った物ばかりではなく、昨今では個人や中小企業にも不正アクセスやインターネットを介したサイバー攻撃が行われています。

そして、今後も不正アクセスやサイバー攻撃は増えることはあっても減ることは無いと予想されています。そのため、セグエグループのようなインターネットのインフラを構築する時点でのセキュリティ対策やインターネットの監視を行う企業の必要性は今後も高まっていくことでしょう。

投資家の立場からすると長期保有するには、今後も継続した需給が見込まれるセグエグループのようなインターネットソリューション事業は良い業種だと思います。

セグエグループの財務情報

売上
2014年12月 5,863,995,000円
2015年12月 6,172,673,000円
2016年9月 5,009,294,000円

経常利益
2014年12月 149,059,000円
2015年12月 143,173,000円
2016年9月 141,815,000円

純利益
2014年12月 51,331,000円
2015年12月 98,816,000円
2016年9月 95,250,000円

これはもう習熟企業ですね。

今後の大きな成長は無さそうですが、安定した収益が期待できます。業績も順調に推移しているので、長期保有しても良い銘柄でしょう。

日本取引所グループに公開されているセグエグループの有価証券報告書

セグエグループのIPOは買いなのか?見送りなのか?

セグエグループのIPOは買いです。IPOで人気の業種ですし、何より公開規模が少ないので需給の要因で初値は上昇するでしょう。

業績はヨコヨコで続きますが、財務諸表の内容自体は悪くは無いので安定した利益が望めます。

買い要因

  • IPOで人気の業種
  • 公開規模が小型

見送り要因

  • 連日IPOが続くので他の銘柄に資金を集中させるなら見送るのも1つの戦略です。

セグエグループの関連銘柄

セグエグループの関連銘柄は、主要顧客となるNECネッツエスアイ株式会社(1973)と日商エレクトロニクスの親会社の双日(2768)です。2社でセグエグループの売上の20%前後を占めていますので、この2社の業績の上下による影響は、セグエグループにも波及します。

セグエグループの初値予想は?

セグエグループの初値は、公開規模が少な過ぎて正直どこまでも昇っていく可能性さえあります。

私の予想では、公開価格から+100%辺りが1つの節目になると予想します。

そこから上は、もう株価と企業価値の理論では説明がつかなくなるので付き合わずに利益確定して眺めた方が良いでしょう。仮に想定価格の1620円で公開されたとしたら、初値は3240円辺りになるでしょう。

主幹事証券会社はみずほ証券 安藤証券も狙い目か

セグエグループのIPO主幹事はみずほ証券です。

副幹事は、SBI証券SMBC日興証券、いちよし証券、エース証券、マネックス証券、岩井コスモ証券、安藤証券です。

この中でネットから応募できる証券会社は、みずほ証券SBI証券SMBC日興証券マネックス証券安藤証券です

まとめ 高いリターンが期待できる!

セグエグループのIPOは文句無しに高いリターンが獲得できる案件です!

私はSBI証券SMBC日興証券、そして安藤証券から参加します。

上述しましたが、応募者の少ない、安藤証券はねらい目かと思いますので、余裕があれば申し込むようにしておきましょう。

安藤証券のIPOは応募者が少なく狙い目か?【本気でIPOに当選したいならおすすめの証券会社】

セグエグループのIPOは公開規模が少ないので、過去の例から見ても需給の関係で初値がガンガン上がっていくと予想されます。そして、どこまでも上がって行く株価に気を良くして欲張って待っていると、ある時突然スコーンと株価が下がり、その後株価が転がり落ちるように急落していくのが、いつものパターンです。

当選したら、あまり欲張らずにほどほどの所で利益確定してしまうことをオススメします。とは言っても、その見極めがとても難しいので、上場前の段階で利益確定するラインを決めておくのが一番良いでしょう。

主幹事:みずほ証券

狙い目:SBI証券SMBC日興証券安藤証券

上場後株価分析記事を書きました。
セグエグループ上場後株価分析と見通し ~初値大きく高騰し今後も上昇か~