RPAホールディングスのIPO評価分析 ~初値高騰が期待できる一押し銘柄~

オフィスワークを人工知能とロボットを活用して省力化させるというSFさながらの事業を展開しているRPAホールディングス(6572)が東証マザーズに上場します。

想定価格は3200円
BB期間は2018年3月8日から3月14日
仮条件は3月6日
公開価格は3月15日
上場日は3月27日です。

仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。

今回上場するRPAホールディングスは事務作業等の単純のデータ入力や定型的な事務処理を人工知能やロボットを活用してアウトソーシングできるようにする事業を展開しています。

私は同社の事業内容を見て将来的に事務員さんと言うポジションは会社の中からなくなってしまうのではないかと思いました。

また、先進分野に投資を進めているソフトバンクと同社は業務提携しており将来的な事業の拡大が望めます。

将来有望な先進事業を持つ企業だと言えます。

そして、IPO投資の視点で見ても有望で、これは絶対に参加した方が良い案件です。

人工知能、ロボット、先進技術

IPOで人気となる事業性を複数兼ね備えており、しかも有価証券報告書の中だけの怪しい言い回しではなく事業の中で先進分野を組み込んだ事業展開を行っているので人気となり非常に多くの買いが集まるでしょう。

高いリターンが期待できる案件です。

積極的な参加をお勧めします。

今回のおすすめ指数は90です。

IPO主幹事はSBI証券ですので私も満を持してIPOチャレンジポイントを使って参戦します。

それでは、RPAホールディングスのIPO情報を解説していきます。

是非、貴方のIPOの参加の是非に役立てて下さい。

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RPAホールディングスの事業内容

RPAホールディングスの事業内容は

事務作業代行ソフトウェアの販売などをおこなうロボットアウトソーシング事業およびアフィリエイトサービスをおこなうアドネットワーク事業など

と有価証券報告書に記載されています。

RPAホールディングスは5つの事業会社が集まってグループを形成しています。

人工知能やロボットを活用して事務処理のアウトソーシングを進める先進技術を担うRPAテクノロジーズ株式会社とRPAエンジニアリング株式会社、この分野が投資家の注目を集めている先進技術を活用した事業展開を行っている会社です。

この分野で同社はソフトバンクグループと業務提携をしています。

同社の中では新しい事業ながら既に全体の約30%の業績を稼いでおり、今後大きく飛躍していくと期待できます。

様々な企業のインターネット広告を担うアドネットワーク広告事業を展開している株式会社セグメント、この事業が同社の最大の稼ぎ頭です。

成果報酬型のスタイルを取り入れており多くの顧客基盤を持ち同社の屋台骨を支えています。

この事業なくして先進事業の誕生はは無かったでしょう。

この他にも、規模は小さいながらも営業・調査などの顧客の要望に応じて電話セールスを行うリーグル株式会社、企業向けコンサルティング事業を行うオープンアソシエイツ株式会社という2つの企業があります。

業績面から見て先進事業とアトネットワーク広告事業が同社の主力となっています。

アドネットワーク広告は多くのシステム会社がひしめく競争の激しい分野なだけに、今後どれだけ先進事業の拡大ができるか?が同社の将来を左右することになるでしょう。

RPAホールディングスの財務情報

売上

2011年9月 単体 512,961,000円
2012年9月 単体 591,847,000円
2013年9月 単体 729,492,000円
2014年9月 単体 657,302,000円
2016年2月 単体 90,579,000円
連結 807,850,000円
2017年2月 単体 419,908,000円
連結 2,644,627,000円
2017年11月 連結 2,920,860,000円

経常利益

2011年9月 単体 27,512,000円
2012年9月 単体 21,168,000円
2013年9月 単体 11,525,000円
2014年9月 単体 △22,134,000円
2016年2月 単体 4,698,000円
連結 23,329,000円
2017年2月 単体 83,881,000円
連結 159,331,000円
2017年11月 連結 337,558,000円

純利益

2011年9月 単体 15,958,000円
2012年9月 単体 14,063,000円
2013年9月 単体 8,809,000円
2014年9月 単体 △29,526,000円
2016年2月 単体 2,586,000円
連結 21,001,000円
2017年2月 単体 30,122,000円
連結 155,945,000円
2017年11月 連結 225,918,000円

近年劇的に業績が伸びています。業績の伸びとソフトバンクグループとの提携の時期が合うので、同社の先進事業がソフトバンクグループ経由で拡大していると見ることができます。

現段階では先行投資による負債が足元にチラついている状態ですが、この業績が継続するのなら直ぐにペイできるでしょう。

日本取引所グループに公開されているRPAホールディングスの有価証券報告書

RPAホールディングスのIPOは買いなのか?見送りなのか?

RPAホールディングスのIPOは買いです。

業績は絶好調でロックアップの条件も悪くない、さらに人工知能、ロボットと言うIPOにおいて人気の事業性を兼ね備えています。

売り出し規模が少し大きめではありますが、そんな事は全く気にならないほど多くの買いが集まると予想されるので積極的に参加して良いでしょう。

買い要因

  • 業績好調
  • 人工知能・ロボットという人気の事業性
  • 90日の期間 ロックアップ

見送り要因

  • 売り出し規模中規模

RPAホールディングスの関連銘柄

RPAホールディングスの関連銘柄は消費者金融大手だった株式会社アイフル(8515)と業務提携しているソフトバンクグループ(9984)です。

先進事業が注目されがちなRPAホールディングスですが収益の多くはアドネットワーク広告事業で得ており、その1番のお客さんが消費者金融のアイフルです。

アイフルの広告費が間接的に先進事業を支えている面も垣間見え、現状アイフルに何らかの問題が起こると同社の株価にも影響を与えることになります。

ソフトバンクグループとは業務提携の域を出ていませんが、同社はソフトバンクグループ経由で多くの事業を進めており、今後更に関係は深まっていくと考えられます。

RPAホールディングスに投資するのなら、この2社の動向にも目を向けておいた方が良いでしょう。

RPAホールディングスの初値予想は?

RPAホールディングスはIPOで人気となる条件を兼ね備えているので上場後は沢山の買いを集め初値は公開価格 +100%辺りになると私は見ています。

仮に公開価格が想定価格の3200円に決まったとしたら、初値は6400円辺りになるでしょう。

かなり強気の初値予想ですが、それぐらい大きく上昇する条件が揃っています。

セカンダリーが狙えるか?

RPAホールディングスはセカンダリーが狙えます。

同社の現在の収益の大部分はアドネットワーク広告事業から得られていますが、近年ソフトバンクとの提携を境に人工知能ロボットを使った先進事業が拡大し業績を押し上げています。

この先進事業は事務処理の省力化という日本や世界の企業全体に向けて売り込める分野なだけに、さらなる業績の拡大が期待でき、それに伴う株価の上昇も大いに期待できます。

今のうちに仕込んでおけば将来何倍にもなる可能性を秘めているのではないかと私は見ています。

主幹事情報

RPAホールディングス IPO主幹事はSBI証券です。

副幹事は大和証券、SMBC日興証券、岡三証券、岡三オンライン証券、マネックス証券、岩井コスモ証券、エース証券、極東証券、東洋証券です。

今回のIPOでネットから参加できるのはSBI証券大和証券SMBC日興証券岡三オンライン証券マネックス証券岩井コスモ証券です。

この中から今回の参加オススメ証券会社を選ぶなら…

主幹事となるSBI証券と公平分配ルールで口座数の少なめな岡三オンライン証券岩井コスモ証券です。

今回は主幹事がSBI証券なのでIPOチャレンジポイントを使って当選する確率がいつもよりも高くなります。

参考:IPOの当選確率を上げる方法 ~IPOにおすすめの証券会社SBI証券のメリット~

まとめ

今回上場するRPAホールディングスは高いリターンが期待できる良案件です。

積極的な参加をオススメします。

今回私は全力でSBI証券大和証券SMBC日興証券岡三オンライン証券マネックス証券での五社から参加します。

特にSBI証券では保有する202ポイント全部を投入するので何とか当選して欲しいです。

先進事業を展開していることでIPOで大きな注目を集め将来も期待される同社ですが、その礎となった資金は消費者金融のインターネット広告から得た資金が元になっていると思うと正直複雑な心境です。

まぁ、でも古い企業から新しい技術を持つ企業に資金が流れていくと言うのは世の流れなのでしょう。

今後同社の技術で社会がどのように変化していくのか楽しみです。

今後も定期的に見ていきます。