カナミックネットワークのIPO株は是が非でも当選したい!将来有望な介護向けクラウドシステム事業とは

地域医療に関わる大規模クラウドシステムを開発、運営するカナミックネットワーク(3939)の東証マザーズへの上場が決まりました。

地域医療という今後政府が拡大を目指す分野に大きく貢献できるクラウドシステムを持ち、既に多くの地域で実績を上げているので事業内容は申し分なく、更に財務諸表の数字も良く、正直非の打ち所がない状態です。

これは、期待が持てます。

事業の将来性を考えても、これからの拡大が十分期待できるので、長期保有して育つ楽しみを持つこともできるでしょう。

現段階で今年の中で1番欲しいIPOだと断言できます。

私の参加お勧め指数は100です。

想定価格は2760円、BB期間は2016年8月29日から9月2日、上場日は9月14日です。

仮条件は8月25日、公開価格は9月5日に決まります。

仮条件や追加の正確な情報は、決まり次第日本取引所グループのホームページで確認できます。

このIPOは正直文句なしに参加です!と言えますが、投資は自己責任、是非、自分の目と頭での事業内容や財務諸表を、しっかりと把握してから、参加の是非を決めて下さい。

この記事を読んで、参加の検討を進めて頂ければ幸いです。

カナミックネットワークのクラウドシステムが何故将来有望なのか?をザクッと解説!

膨らみ続ける社会保障費を削減する為に、国は2025年までに、社会保障費を年間5000億円削減する目標を立てています。

そして、その一環として、病院ではなく、できる限り在宅での治療ができるように地域医療を拡大することが計画されています。

地域医療の拡大とは、地域の病院、介護施設、訪問介護などが一体となって、地域医療ネットワークを構築し、在宅での治療でも、きめ細やかな治療ができる体制を整えることを目標としています。

そして、この地域医療ネットワークの構築には、今回上場するカナミックネットワークが運営しているクラウドシステムのようなシステムが必要不可欠です。

それは、在宅できめ細やかな治療を実現するには、地域の病院、介護施設、訪問介護の3者の情報共有が必須です。

その部分を、カナミックネットワークのクラウドシステムが担うことで、お互いの情報を容易に共有できるようになり、きめ細やかな地域医療ネットワークを実現することができるのです。

現段階で、既にカナミックネットワークのクラウドシステムは県や国のサポートを受けています。つまり、カナミックネットワークのクラウドシステムは、地域医療ネットワークのキーシステムの優力候補だということです。

このまま進めば、日本の社会保障費の削減計画に沿ってカナミックネットワークのクラウドシステムの利用者も拡大し、将来的には多くの地域で無くてはならないシステムとして使われるでしょう。

因みに、カナミックネットワークでは、この地域医療ネットワークを補う自社クラウドシステムの各種技術を特許登録しています。例え自社が、何からの理由でクラウドシステムが実現できくなったとしても、最悪特許を駆使して、何とかする体制を整えています。

カナミックネットワークの事業内容

カナミックネットワークは、医療・介護分野に特化したクラウドサービス事業及びそれに付随するサービスを行っています。

具体的な事業内容 地域医療ネットワーク事業

カナミックネットワークの主な事業内容は、ザクッと解説でご説明した、地域医療ネットワークをサポートするクラウドシステムです。

具体的に、どのようなクラウドシステムなのか?というと、このクラウドシステムでは、登録した医療従事者や介護従事者ざ関係者同士でコミュニケーションを取れるクローズなSNS機能を搭載し、その他にもアセスメント・評価指標機能、電子お薬手帳機能、データ分析・評価機能など多職種連携を活性化させる機能が搭載されているので、このシステムだけで高いレベルでの情報共有が可能になります。

また、今後拡大が予想される介護の分野では、ケアプランの内容や業務帳票が自動的にクラウドシステムを通して、登録した他の医師や介護者などの医療関係者が確認することができるようになり、地域で一体となった治療ができるようになります。

そして、昨今のデバイスの進化にも合わせて、このクラウドシステムはパソコン、タブレット、スマートフォンなどの様々なデバイスから利用できます。

クラウドシステムならではの情報共有機能を搭載し、今後も必要なシステムを追加していく予定です。

その他の事業

カナミックネットワークでは、主力となるクラウドシステム以外にも、クラウドシステムの登録者に向けた広告事業や、ホームページ作成事業、また、企業の要望に応じたクラウドシステムのカスタマイズも行っています。

そして、カナミックネットワークでは総務省の地域医療ネットワークの実証実験に参画しており、その実証実験に付随する様々な事業も行っています。

カナミックネットワークの財務情報

売上
2011年9月        \360,446,000
2012年9月        \436,155,000
2013年9月        \559,114,000
2014年9月        \776,848,000
2015年9月        \1,041,770,000
2016年6月        \856,965,000

経常利益
2011年9月              \986,000
2012年9月          \12,171,000
2013年9月        \63,500,000
2014年9月        \121,624,000
2015年9月        \244,200,000
2016年6月        \215,574,000

純利益
2011年9月              \828,000
2012年9月          \4,272,000
2013年9月        \33,833,000
2014年9月        \76,299,000
2015年9月        \161,324,000
2016年6月        \138,133,000

売上、利益共に順調に右肩上がりの拡大を続けています。

事業の将来性を考えると、この傾向は今後も期待できるでしょう。

日本取引所グループから公開されてカナミックネットワークの有価証券報告書

カナミックネットワークの関連銘柄

カナミックネットワークの関連企業は病院や介護施設などです。

有価証券報告書の中で取引のある企業が記載されていますが、その中で上場している企業は、大規模に介護施設を運営している、ヒューマンホールディングス(2415)東証JQです。

ヒューマンホールディングスの売上が拡大すれば、カナミックネットワークへもその一部が還元されます。しかし、今回のカナミックネットワークの上場によって再確認され株価が上昇するということは無いでしょう。

また、今後カナミックネットワークのシステムを導入する上場企業が現れれば、その企業も関連銘柄になります。

カナミックネットワークのIPOは買いなのか?見送りなのか?

カナミックネットワークのIPOは買いだと思います。カナミックネットワークは、日本の中で数少ない、今後の拡大が期待できる、地域医療分野に食い込んでいます。

その将来性には大きな期待が持てます。そして、小粒な売り出し規模、良好な財務諸表も初値上昇を後押しするでしょう。大きな懸念もないので、これは素直に大きなリターンが期待できるIPOだと言えます。

買い要因

  • 将来性が期待できる事業内容
  • 小粒な売り出し規模
  • 良好な財務諸表

見送り要因

  • 9/14は3社同時上場となるので、その中でも1番有望なカナミックネットワークを敢えて見送り、他のIPO企業に注力する戦略も有りです。
  • 主幹事情報

カナミックネットワークのIPO主幹事は野村証券です。その他の引き受け金融機関は、みずほ証券、東海東京証券、岩井コスモス証券、いちよし証券、SBI証券、岡三証券です。

この中で、ネットから購入の応募ができるのは、みずほ証券、SBI証券、東海東京証券です。また、副幹事の中に岡三証券が入っているので、後ほど岡三証券のグループ会社の岡三オンライン証券からも応募できる可能性があります。

まとめ

カナミックネットワークは、今後拡大していく日本の地域医療と共に拡大していくチャンスを秘めている企業です。そのため、これはIPOとしても良いですが、長期的にホールドするにしても良い銘柄でしょう。

私は、SBI証券から応募して当選を期待します。が、正直当選は難しいでしょう。

野村証券が主幹事ですし、割り当て数も多くは無いので、現実的には当選の確率は0に近いと思います。

そこで、今回はセカンダリーを狙います。上場後1週間程は株価の様子を見て放置し、株価が落ち着いたきた頃に100株購入しようと考えています。

ただ、それも、株価が落ち着いたらの話なので、現段階ではどうなるか分かりませんが、とにかく私は何らかの形で、この銘柄を保有していく予定です。

こういう時にSBI証券のIPOポイントがたまっていたら嬉しんですけどね・・・

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