GameWithのIPO評価分析 ~セカンダリも狙える案件か~

ゲーマーにはお馴染みのゲーム攻略wikiを展開するGameWith(6552)が東証マザーズに上場します。

想定価格は1720円

BB期間は2017年6月15日から6月21

仮条件は6月14日

公開価格は6月22日

上場日は6月30日です。

仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。

GameWithは日本国内でゲーム攻略・コミニュティサイトとして突出した規模を誇ります。

このような特定分野に特化したサイトを運営する企業が上場を果たすとは、正直驚きました。

日々GameWithのサイトを真似た数多の類似サイトが生み出されているにも関わらず、その優位性を確保しているのは凄いの一言です。

IPO案件として見てみると、売出し規模は小〜中規模、そして、大株主にはロックアップが掛かっているのである程度利益が確保できる案件であると予想します。

公募割れするような案件ではないので安心して参加して良いでしょう。

今回のおすすめ指数は70です。

それでは、GameWithのIPOに関する情報を解説していきます。

是非、貴方のIPOの参加の是非に役立てて下さい。

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GameWithの事業内容

GameWithの事業内容は「ゲームに関する総合メディア・コミュニティの開発・運営」と有価証券報告書に記載されています。

GameWithの主な事業はスマホゲームを中心とする人気ゲームのゲームサイトの開発・運営です。

GameWithでは自社内で各ゲーム毎にチームを編成して、自社内で攻略を進めて自社内で記事を作成していきます。

ゲームをすることが仕事なんて羨ましい、、、そして、自社内で攻略記事を作成することで質の高い内容を実現しています。

また、攻略サイトの作成だけでなく、攻略サイトの内容を活かしてアプリの形でも提供しています。

これはユーザーとしては、利便性が格段に高まるので大変ありがたかられるでしょう。

また、ゲームユーザー同士のコミニュティの場をサイト内に設けることでユーザー同士の結びつきを強め、サイトに訪れるユーザーの定着化を測ることができます。

ユーザーが定着すれば、自ずと広告収入も安定するので、これはユーザーも喜ぶ上に自社も得する素晴らしい戦略です。

その他、スマホゲームのレビューやプレイ動画の提供も行なっており、ゲームの普及や裾野を広げる活動も行なっています。

GameWithという社名の通り、まさにゲームと共にある企業です。

GameWithの財務情報

売上

2014年5月 7,005,000円
2015年5月 389,024,000円
2016年5月 994,031,000円
2017年2月 1,056,242,000円

経常利益

2014年5月 △34,730,000円
2015年5月 124,567,000円
2016年5月 329,776,000円
2017年2月 414,167,000円

純利益

2014年5月 △34,996,000円
2015年5月 94,263,000円
2016年5月 220,494,000円
2017年2月 285,482,000円

財務諸表を見る限り、売上・利益全ての面で絶好調です。

自己資本比率も7割を超えており、ゲームの攻略・コミニュティサイトってこんなに儲かるの!?と驚きました。

このまま成長を続ければ、早い段階での市場変更も期待できます。

⇒日本取引所グループに公開されているGameWithの有価証券報告書

GameWithのIPOは買いなのか?見送りなのか?

GameWithのIPOは買いです。

業績は天にも昇る勢いで上昇しています、しっかりと大株主に対するロックアップも掛かっています。

ロックアップが外れる公開価格から+50%までは問題無く上昇するでしょう。

また、今後もスマホゲームはどんどん開発されていくでしょうから、将来性も期待できます。

事業性も特異なことから長期保有しても面白い企業だと思います。

買い要因

  • 業績絶好調
  • ロックアップ良好
  • 将来性◎

見送り要因

・特にありません

GameWithの関連銘柄

GameWithの関連銘柄は、主な収益源となるGoogle本社アルファベット(GOOGL)です。

GameWithは主要事業のゲームサイトに集まるユーザーに対してGoogleの広告を掲載して大きな収益を上げています。

この利益はGameWithの重要な資金源です。

その為、Googleの事業展開によって多少なりとも影響を受けるでしょう。

また、他にも非上場企業ですが、アドネットワーク広告を展開する株式会社ジーニーともGameWithは深い関係性を持っています。

ジーニーはネット広告戦略を請け負う企業であり、ネット広告を主要な資金源としているGameWithにとっては重要なパートナーです。

今後株式会社ジーニーが上場することになればGameWithの関連銘柄となるでしょう。

GameWith初値予想は?

GameWithの初値は好調な業績と高い将来性を背景に上昇しますが、その後、大株のロックアップが外れる公開価格から+50%前後で落ち着き、初日の取引を終えると予想しています。

仮に公開価格が想定価格の1720円になったとしたら初値は2580円辺りになるでしょう。

セカンダリーが狙えるか?

私は今回のGameWithの案件でセカンダリーは狙える!と考えています。

上場後は大株主のロックアップが外れて一旦は売り込まれるでしょうが、高い将来性と好調な業績という点を見れば、いずれ株価は見直されるでしょう。

売り込まれて株価が下がった所で保有しておけば、将来的に大きなリターンを得られる可能性は充分あると考えています。

事業性も特異なことから、ゲームファンなら保有しておいても面白いと思います。

主幹事情報

GameWithのIPO主幹事は大和証券です。

副幹事は、みずほ証券、SBI証券、岡三証券、いちよし証券、東海東京証券、SMBC日興証券です。

この中でネットから応募できる証券会社は、大和証券SBI証券SMBC日興証券、東海東京証券です。

また、今回の幹事団に岡三証券が入っているので、後からグループ会社の岡三オンライン証券からもIPOへ参加できるでしょう。

そして、今回の参加オススメ証券会社は、主幹事で1番当選本数が多くて公平な抽選方式を採用している大和証券と、口座数が少なく公平な抽選を採用している東海東京証券、そして、IPOに参加するとIPOチャレンジポイントが貯まり、将来的にIPOの当選確率が高くなるSBI証券の3社です。

まとめ

GameWithは手堅くリターンを得られる良案件です。

参加をオススメします。

特異な面白い事業性ですので当選したら長期保有しても面白いと思います。

私はSBI証券SMBC日興証券から参加します。

当たると嬉しいです!が、期待し過ぎない程度に期待して応募していきます。

実は、私はいくつかスマホゲームをプレイしていて、日常的に攻略サイトも見ていたのですが、、、いずれの攻略サイトもGameWithのサイトでした。

知らない間に利用していたんですね。

何だか不思議な気持ちです。

自分が普段使っていることがわかると、何だか応援したくなるので不思議なものです。

GameWithに当選したら、長期保有も視野に入れて投資方針を考えてみようと思っています。