アメリカンファミリー生命【アヒルのCMでおなじみ、がん保険売上NO.1】

アヒルのCMで有名なアフラック社は、正式名称を「American Family Life Assurance Company of Columbus」と言い、日本で初めて外資系企業として生命保険業に参入したアメリカの会社です。創業者であるエイモス兄弟は父親をがんで亡くしておりアフラック社は当時としてはめずらしいがんに特化した保険会社になっていました。

国内初のがん保険・代理店チャネル

アフラック社は日本において初のがん保険・代理店チャネルという画期的な保険会社であったのですが、日本進出のきっかけは創業者エイモス兄弟が大阪万博を訪れた際、日本人はみな風邪予防のためのマスクをしておりその健康への意識の高さに驚いたことと日本人の死因の第2位ががんであったことに由来します。

当時の日本においてはがんはまだ不治の病として恐れられ、タブー視すらされていた感があり進出は難航を極めたのですが、がん保険に対する情熱の結果、1974年日本初のがん保険の販売を許可されました。

代理店営業スタイルも 国内初:がんは不治の病だった頃

しかしやはり当時の日本においてはがんは口にすることすら憚られる時代であり、保険加入の時のみならず、給付の際にはがんの不知という問題にも工夫と試行錯誤で慎重に対応したことや、1980年代に入ると日本人の死亡原因においてがんが脳卒中を抜き第1位になったこともあり、日本人のがんに対する関心が高まった時代も相まって、アフラック社は順調に日本において第一のがん保険会社の地位を確固なものにしていきました。

また当時の日本の保険営業と言えば生保レディの訪問による対面販売が主流でしたが、アフラック社は代理店営業というスタイルを日本で初めて採った生命保険会社であり、一流企業の創設した保険代理店と密接に提携していきました。それもまたアフラック社の日本においての成功した理由の一つです。

参考:多様な保険販売チャネルについて【保険という金融商品を自分で選べる時代】

アフラックの主力商品:がん保険売上NO1

さて、アフラック社の主力商品と言えばなんといってもがん保険であるのは言うまでもありません。アフラック社の進出以来多くの保険会社ががん保険を取り扱うようになりましたが、やはりアフラック社ががん保険売上No.1ということもあり、日本においては第一のがん保険会社であるということはいうまでもないと思います。

今のがん保険の常識はアフラック社が創ったと言っても過言ではなく、また自社商品も改良に改良を重ね現在の姿になっています。アフラック社の主力商品「新生きるためのがん保険Days」は終身保障のがん入院保険であり、がんによる入院給付金、がん診断給付金や通院給付金、手術給付金などが主契約となっており、そこに先進医療特約や生存給付金特約などが付加される保険となっています。

診断給付金については回数無制限であり、がんと診断されるたびに診断給付金の支払があります。またがん保険において支払いの対象外である「上皮内がん」についても給付金減額はありますが、給付金支払対象となることも特徴のひとつです。(他社においては通常のがんと同額の給付支払をしている会社もあります。)

 月々の保険料が低廉な保険:サポート体制も充実

またがんの入院給付1万円・通院給付・手術給付・診断給付という最低限の主契約のみであれば、30歳男性で保険料は月2000円程度と低廉な保険でがんに対する備えを用意することが可能です。

また契約者のみが利用できるプレミアサポートというサービスがあります。これはがん治療に対するアドバイスやカウンセリングやがん専門医の紹介など、個別性のサポートを受けることが出来、金銭面以外でもサポートも充実しています。

商品については以上ですが、前述のとおりアフラック社は日本におけるがん保険のパイオニアとして日本にがん保険をもたらし日本人のがんへの備えに貢献した会社と言えます。

もちろんアフラック社より優れたがん保険はありますが、がん保険売上No.1の保険会社として今後も日本のがん保険業界をけん引していくものと思われます。

           

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