多くのIPO投資家が待ち望んでいた!
正直いつになったら上場するんだ??と思っていた、自動運転技術を持つベンチャー企業ZMP(7316)が東証マザーズに上場します!
想定価格は760円
BB期間は2016年11月30日から12月8日
仮条件は11月25日に760円から1040円に決まりました。
公開価格は12月7日
上場日は12月19日です。
仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。
IPO主幹事はSMBC日興証券です!絶対に主幹事は外さないようにしましょう。
IPOチャレンジポイントが116もあるのでSBI証券でも、もちろん申込します。
上場する!する!する!と言われ続けてようやくの上場です。
自動車メーカーはもとより、大手中堅機械メーカーとも幅広く提携していて、最早その実力は疑いようもないです。自動運転技術を展開するベンチャー企業ZMPが上場します。
既に関連銘柄が上昇を始めており、注目度は非常に高いです。
とてつもなく売出し規模は大きいのですが、それを上回る買いが入ることは間違いないでしょう。枚数も多いので当選し易くリターンも期待できる案件です。
ズバリ今回のおすすめ指数は100です。
私も久々に定期預金を解約して、いつも以上に力を入れて当選を狙っていきます。
それでは、ZMPのIPO関連情報を解説していきます。
貴方のIPOの参加の是非に役立てて下さい。
目次
ZMPの事業内容
ZMPの事業内容は「自律移動ロボットテクノロジー」と有価証券報告書に記載されています。
ZMPの事業内容を見ると以下の3つに分類されます。
①自動運転プラットフォーム及びセンサ・システム
大きな注目と期待が掛かるのが、この自動運転事業です。現段階では、提携している自動車メーカーや大学に向けて自動運転に関わるシステムを納品しています。
ZMPはシステムとハードを一括して自社開発しており、この手のシステムノウハウを一挙に握っています。特に自動運転の要となるセンサシステム、感知システムにおいて、非常に高い技術を持っており、国内で対抗できる企業は無いでしょう。
②実車実験走行サービス(RoboTest)
ZMPは自社で開発した自動運転自動車を自社で実験走行させています。
この実験走行は国内と海外の土地で、幅広い年齢層のドライバーを採用して行われています。これらのデータを自社で調査、収集することで自動運転のシステム開発に役立てていますので。
③カスタマイズ&インキュベーション
この事業では提携している自動車メーカーなど企業の協力して目的に沿った開発を行っております。
例えば、提携した自動車メーカーの車両を自動運転自動車にメーカーと一緒になって開発する。
また、ZMPはドローンなどの自動車という枠に囚われない自動運転技術の開発も進めており、ドローンではソニーと共同開発を、自社の別会社では完全自動のロボットタクシーなど、多方面で数多くの企業と開発を進めています。
総合
ZMPは機械の自動運転技術を活用して様々なロボットの自動化の開発を行っています。そして、特徴として自社でのデータの収集や開発に拘っている企業だと言えます。
自動運転のネックとなっていた保証問題に解決の糸口が見えた!
日本の自動運転の普及には、事故を起こした時の保証問題が問題になっていました。自動運転中に事故を起こしたら誰の責任になるのか?
正直、自動運転中の事故が自動車保険の対象外になるのなら怖くて運転できないですよね。
しかし、保険会社もリスクの不明確な自動運転の保証はしたくないでしょうし解決できない問題なのではないか?と言われていましたが、、、先日、東京海上日動が自動運転中も保証を行う保険を発売しました。
これは凄いことです!
不明確な自動運転に対して現段階で保証することを決断したのは利用者や自動車業界から見ると英断だと言えます。これで日本の自動運転の進出に弾みがついたのは間違いないでしょう。
ZMPの財務情報
売上
2011年12月 157,392,000円
2012年12月 230,973,000円
2013年12月 422,689,000円
2014年12月 639,478,000円
2015年12月 709,754,000円
2016年9月 652,745,000円
経常利益
2011年12月 6,473,000円
2012年12月 37,632,000円
2013年12月 116,735,000円
2014年12月 92,284,000円
2015年12月 ▲58,061,000円
2016年9月 ▲75,807,000円
純利益
2011年12月 ▲11,240,000円
2012年12月 36,682,000円
2013年12月 105,334,000円
2014年12月 83,447,000円
2015年12月 ▲59,848,000円
2016年9月 ▲198,004,000円
売上は順調に拡大していますが、利益面で見ると非常に厳しい状況が続いています。
自己資本比率も30%代であり財務状況は良くはありません。
恐らくこれは利益の多くを事業投資に回しているからでしょう。
大量の株式を長期保有するのなら気になる財務状況ですが、IPO投資として参加して上場後に直ぐに売却するつもりならば、それほど懸念することは無いでしょう。
財務状況の懸念を上回る加熱感がZMPの上場にはあります。
ZMPのIPOは買いなのか?見送りなのか?
ZMPのIPOは買いです。
他に類の無い自動運転の主要銘柄です。自動運転は今後の自動車業界には避けては通れない重要技術です。
その技術の中枢を担うZMPは、既に多くの大手企業と提携していることからも分かるように外すことはできない重要企業です。市場では早くも公開前から関連銘柄は上昇を始めており、ZMPに対する期待感から加熱感が出ています。
これは大幅な上昇が期待できます。
但し、全てが順風満帆ではありません。
財務面は赤字が続き、売出し規模は約100億円にもなる超巨大上場です。この点は懸念されますが、それを上回る買いが入ると判断します。
企業側も初値に期待しているようで、ZMPの大株主のロックアップは公開価格の+50%+200%+230%で外れる3段階になっています。
他に類を見ないロックアップの掛かりから企業側としては、これぐらい上がる!という自信があることが伺えます。迷わず買いです!
買い要因
- 自動車運転銘柄
- 類似企業なし
- 将来性抜群
- 市場の期待は既に高まっている
見送り要因
- 財務面は悪い
- 売出し規模は超巨大
ZMPの関連銘柄
ZMPは多方面で提携を行っているので関連銘柄は多岐に渡ります。
ここでは特に合弁会社を設立していたり、具体的な提携事業が行われているZMPと関連の深い銘柄を紹介します。
ソニーはZMPとドローンの自動運転に関わる合弁会社を設立しています。
事業の関わりは深いと言えます。
コマツはZMPと鉱山開発事業の自動化で提携しています。
人工知能の開発として有名なテクノスジャパンの子会社は、自社のビッグデータとZMPの自動化技術を組み合わせた共同開発を行うことを発表しています。
どこをどう上手くやったのか分かりませんが、日本電計はZMPのシステムやセンサーの販売を行うことが決まっています。日本電計は国内外に支店を持ち幅広い販売網を構築していますので、ZMPの技術も合間って期待が持てます。
JVCケンウッドはZMPと合弁会社を設立しています。自動運転とカーナビの連動が期待されます。
ディーエヌエーはZMPと日本初となる無人タクシー事業を目的とする合弁会社を設立しています。この他にも、事業提携はしていなくてもZMPに出資だけを行っている企業もあります。
主な出資企業、ジャフコ(8595)、富士エレクトロニクス(3132)です。
ZMP 初値予想は?
ZMPの初値は難しいですが、公開価格から+150%辺りで落ち着くと予想します。
仮に想定価格の760円で公開されたとしたら、初値は1900円辺りになるでしょう。私が思うに1つ目のロックアップの外れる+50%は超えるでしょうが、2つ目のロックアップが外れる+200%の壁は超えられず、この辺りで揉み合い初値が着くと考えています。
主幹事情報
ZMPのIPO主幹事はSMBC日興証券です。
副幹事は、大和証券、SBI証券、マネックス証券、岡三証券、いちよし証券、東洋証券、日本アジア証券、SMBCフレンド証券、JPモルガン証券、岩井コスモ証券、東洋証券、極東証券、エース証券、エイチエス証券です。
この中でネットから応募できる証券会社は、SMBC日興証券、大和証券、東海東京証券、SBI証券、マネックス証券です。
岡三証券が幹事団にいるので、後から岡三証券のグループ会社岡三オンライン証券から参加できる可能性があります。
まとめ
ZMPは将来性抜群の自動車運転銘柄です。その将来性に多くの投資家が期待しているでしょう。市場では関連銘柄が上昇を始めており、上場前から加熱感が出ています。当選枚数も多く、これはちょっとしたお祭りになるでしょう。
仮条件も大きく上振れしているので、初値の爆発的な上昇が期待できます。私も張り切って参加します。とりあえず、SBI証券から116ポイントを使って1000株申請しました。これとは別にSMBC日興証券からも1000株の申請をする予定です。年末ジャンボのつもりで期待しています。
追記:残念ながらZMP上場が中止となりました・・・・
⇒ZMP上場中止!その理由と今後の再上場見通しについて