今年最後のIPO!ティビィシィ・スキヤツトは初値高騰予想!ぜひ狙いたいIPO上場案件

美容院向けのICTサービスを展開する老舗企業ティビィシィ・スキヤツト(3974)がJASDAQスタンダードに上場します。

主幹事SMBCフレンド証券、副幹事でSMBC系列のSMBC日興証券からの申し込みがおすすめです。

想定価格は1340円

BB期間は2016年12月7日から12月13日

仮条件は12月6日に1300円〜1400円に決定

公開価格は12月14日

上場日は12月27日です。

仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。

まず、ティビィシィ・スキャットという社名に突っ込み所が満載なのですが、もしかしたら、それがティビィシィ・スキャットの思惑なのかもしれません、、、インパクトがあるので、一度聴いたら忘れないですからね!

ティビィシィ・スキャットは50年も続く老舗企業です。

全国各地に支店を持ち業績も安定推移しているので、これから大きな成長をするのは難しいですが、独自のICTとクラウドサービスを融合させた技術をウリに、今後も安定した利益を上げることが期待できます。

IPOとして見ると、売出し規模が小さく大株主に対するロックアップが180日の期間のみの掛かりなので、初値は需給関係で大きく上昇するでしょう。

2016年を締めくくるに相応しい期待できる案件です。

そこで、今回のおすすめ指数は100です。

それでは、今年ラストとなるIPOのティビィシィ・スキャットの情報を解説していきます。

貴方のIPO参加の是非に役立てて下さい。

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ティビィシィ・スキャットの事業内容

ティビィシィ・スキャットの事業内容は「美容サロン向けICT事業、中小企業向けビジネスサービス事業及び介護サービス事業」と有価証券報告書に記載されています。

ティビィシィ・スキャットの主な事業は、美容サロン向け事業、アウトソーシング事業、介護事業の3つです。

美容サロン向け事業

ティビィシィ・スキャットは美容サロン向けに、自社で開発、運営を行っているSaclaとi-SCAP EXの2つのシステムを販売しています。

Sacla

これは顧客管理システムです。
収集した過去の施工料金や内容などの顧客情報を元に、有料オプションとなる様々なサービスを活用して集客を行います。

Saclaと連携して集客を行うサービス

Salon Appli、予約マイスター、メールマイスター、マイページ、へあぽた

これらのアプリやサービスの中で割引などの情報を送り集客に繋げるそうです。見た所、美容サロン向けと書かれていますが、何も美容サロンに限定しなくてもこの方式は何にでも使える気がします。

ただ、顧客を集客するアプリやサービスの維持費用が、結構かかりそうなので1業種に絞っているのかな?という印象を受けました。

i-SCAP EX

こちらは美容サロンの事業者向けの経営在庫管理システムです。

美容サロンの売上などの経営データの管理や自社の仕入れシステムと連携した在庫管理などを一元管理できます。これらのシステムをティビィシィ・スキャットがワントップで保守しているので、問い合わせやトラブルに対する迅速な対応が可能になっています。

アウトソーシング事業

ティビィシィ・スキャットは、中小企業向けに経理や事務業務の請負、人材派遣、税理士や弁護士などの専門家への相談や業務委託システムの提供を行っています。

小企業向けに経理や事務業務の請負、人材派遣の分野で特筆すべき点はありませんが、税理士や弁護士などの専門家への相談や業務委託システムは今話題のネットソリューションサービスです。

このサービスは、ネットワークを介してあたかも専門家が目の前にいるかのように話をすることができます。

これもICT技術の1つだと言えるでしょう。ティビィシィ・スキャットの事業内容を見ていくと老舗企業にしては新技術を取り入れた事業を数多く行っています。

新しい技術を積極的に取り入れる土壌があるのか、そういった部署があるのか分かりませんが、新技術を活かした事業展開を行っており好感が持てます。

介護事業

ティビィシィ・スキャットは、地元の栃木県、群馬県、長野県の各県で介護付き有料老人ホームを経営して介護事業を営んでいます。

この事業に特段珍しい特徴は無いですが、今後成長してくると予想される分野への投資を行い事業の多角化を進めているという印象を受けます。

ICTとは?

様々な新用語が生み出される昨今、ICTが何なのか?はっきり分かっていない方も多いのではないでしょうか?

ここでは、そんなICTについて解説します。

ICTとは、Information and Communication Technologyの略です。

私は初めて見た時は連絡技術?と思ってしましたが、正しくは情報通信技術と翻訳されるそうです。今までよく言われていたITはパソコン通信でしたが、ICTはより人の感情や意思などが明確に伝わるような技術の呼称に使われます。

人の感情???と思うかもしれませんが、技術が進化してリアルタイムの動画や殆どラグを感じないレベルの双方向通信が実現したことで、あたかも今目の前に通信相手がいるように通信することができるようになりました。

そして、そのような通信が実現すると、画面越し越しでも、通信相手の暖かみや感情をダイレクトに受け取ることができます。

このような、技術がICTと呼ばれる技術です。

ICTは今目の前にいないけどいる!そう感じる技術だと言えるでしょう。

ティビィシィ・スキャットの財務情報

売上
2011年10月 2,557,528,000円
2012年10月 2,636,319,000円
2013年10月 2,570,980,000円
2014年10月 単体 2,568,666,000円
連結 3,275,873,000円
2015年10月 単体 2,219,906,000円
連結 2,925,136,000円
2016年6月 連結 2,165,078,000円

経常利益
2011年10月 222,124,000円
2012年10月 217,288,000円
2013年10月 229,926,000円
2014年10月 単体 236,376,000円
連結 319,829,000円
2015年10月 単体 141,277,000円
連結 214,283000円
2016年6月 連結 166,672,000円

純利益
2011年10月 102,774,000円
2012年10月 55,060,000円
2013年10月 112,233,000円
2014年10月 単体 132,668,000円
連結 184,493,000円
2015年10月 単体. 66,079,000円
連結 111,118,000円
2016年6月 連結 99,160,000円

売上は微増、利益はまちまちです。老舗企業には良くあることです。

そして、自己資本比率は50%を超えているので財務健全性は高いです。財務諸表は良くも悪くも無いのですが、この企業は50年間事業を継続してきた持続力が魅力でしょう。

日本取引所グループに公開されているティビィシィ・スキャットの有価証券報告書

ティビィシィ・スキャットのIPOは買いなのか?見送りなのか?

ティビィシィ・スキャットのIPOは買いです。

正直財務はパッとしませんが、クラウド・ICTというIPOで人気となる業種で有り公開規模も小規模です。更に、今年ラストのIPOになるので注目度は高いでしょう。迷わず参加して良い案件でしょう。

買い要因

  • クラウド・ICTというIPOで人気の業種
  • 公開規模が小規模
  • 今年ラストIPOなので人気が高まる可能性が高い

見送り要因

  • 特に見当たりません

ティビィシィ・スキャットの関連銘柄

ティビィシィ・スキャットの関連銘柄は、ティビィシィ・スキャットの大株主であるキャノンマーケティングジャパンの親会社のキャノン(7751)と富国生命保険相互会社(1254)と東京海上日動火災保険(株)の親会社東京海上HD(8766)です。

これらの関連企業は、それぞれティビィシィ・スキヤツトの株式を3〜5%保有しているのでティビィシィ・スキヤツトの業績による影響を保有株式数に応じて受けるので株価が上下します。

ティビィシィ・スキヤツト 初値予想は?

ティビィシィ・スキャットの初値は、公開価格から+120%辺りになると予想します。

仮に想定価格の1340円で公開されたとしたら、初値は2948円辺りになるでしょう。クラウド・ICTの業種で小規模の公開規模、そして、今年ラストのIPOということで人気が高まるので、この辺りまで上昇すると考えられます。

主幹事情報

ティビィシィ・スキャットのIPO主幹事はSMBCフレンド証券です。

副幹事は、SBI証券SMBC日興証券岡三証券安藤証券です。この中でネットから応募できる証券会社は、SBI証券SMBC日興証券安藤証券です。

まとめ

今年ラストのIPOとなるティビィシィ・スキヤツト!

とにかく名前に違和感を感じる企業ですが、IPOとして見ると初値は大きく上昇するでしょう。

私も期待を込めて、SBI証券SMBC日興証券安藤証券から応募します。

今年最後に笑って終われると良いのですが、、、否が応でも期待は高まっていきます。

それにしても安藤証券、最近IPOの参加が多いですね・・・力を入れ始めてきているのでしょうか。
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