トレードワークスのIPO評価分析 初値株価は大幅高騰予想!当たればボーナス銘柄

証券業界に特化したシステム開発を生業としているトレードワークス(3997)がジャスダックスタンダードに上場します。

想定価格は2000円

BB期間は2017年11月9日から11月15日

仮条件は11月8日に2000円〜2200円に決定

公開価格は11月16日

上場日は11月29日です。

仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。

今回上場するトレードワークスは証券会社にシステムを提供している証券会社のシステム屋さんです。

ホームページを覗いてみると、様々な証券会社向けのシステムが紹介されているのですが、中には不正取引を監視するシステムなどもあり、普段知らない世界を垣間見ることができます。

決して広くはない証券会社向けのシステム開発を創業から今までずっとやってきたのには好感を持ちました。

財務健全性も高く、今後もこのニッチ事業を継続していけそうなので配当金が出るようになったら長期保有してみるのも良いと思います。

IPO案件として見ると、売り出し規模は小規模でありながら、主要な大株主全てにロックアップが期間解除要件でのみ掛かっているので初値は高騰すると考えられます。

これは絶対参加オススメの案件です。

今回のおすすめ指数は100です。

それでは、これからトレードワークスのIPO情報を解説していきます。

是非、貴方のIPOの参加の是非に役立てて下さい。

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トレードワークスの事業内容

トレードワークスの事業内容は

「証券システム開発事業、FX(外国為替証拠金取引)システム事業およびセキュリティ診断事業」

と有価証券報告書に記載されています。

トレードワークスが開発提供しているシステムは証券会社が利用する事業者向けシステムです。

同社の主力販売システムは「Trade Agent」「Athena」「Mars Web」の3種類です。

「Trade Agent」は証券会社を利用する個人投資家に向けた取引システムです。

全く存在を知りませんでしたが、ネット証券を利用している時には知らず知らずの内にお世話になっていたようです。

カブドットコム証券・エイチ・エス証券がこの取引システムを導入しています。

「Athena」

このシステムは証券会社が自社で行う取引をサポートするシステムです。

証券会社が必要とする取引を全てをサポートしながら、取引時に不正取引に抵触する場合には警告する機能も搭載されています。

「Mars Web」

こちらは証券会社が自社取引を行う際に利用するシステムです。

この他にもトレードワークスでは、不公正取引を監視する「MTS」、FX会社向けの取引ツール「TRAdING STUDIO」の提供や、個別のソフトウェアやシステムのセキュリティ診断も行なっています。

トレードワークスの財務情報

売上
2012年12月 単体 588,754,000円
2013年12月 単体 801,014,000円
2014年12月 単体 734,246,000円
2015年12月 単体 806,011,000円
連結 908,253,000円
2016年12月 単体 1,143,263,000円
連結 1,174,581,000円
2017年8月 連結 664,316,000円

経常利益
2012年12月 単体 7,945,000円
2013年12月 単体 60,582,000円
2014年12月 単体 64,148,000円
2015年12月 単体 110,428,000円
連結 108,655,000円
2016年12月 単体 153,207,000円
連結 141,846,000円
2017年8月 連結 153,748,000円

純利益
2012年12月 単体 4,104,000円
2013年12月 単体 12,511,000円
2014年12月 単体 42,430,000円
2015年12月 単体 17,662,000円
連結 67,978,000円
2016年12月 単体 100,774,000円
連結 116,711,000円
2017年8月 連結 100,418,000円

売上は横ばいですが利益は目覚ましい勢いで上昇しています。

自己資本比率は50%を超えて財務健全性は高いです。

日本取引所グループに公開されているトレードワークスの有価証券報告書

トレードワークスのIPOは買いなのか?見送りなのか?

トレードワークスのIPOは絶対買いです。

業績も良好で事業も硬いです。
それに、売り出し規模の小規模でロックアップは期間要件のみなので初値は相当高騰すると予想されます。

他のIPOを無視してでも、トレードワークスの案件に参加した方が良いでしょう。

買い要因

・業績良好

・ロックアップは期間要件のみ

・売り出し規模は小規模

見送り要因

・特になし

トレードワークスの関連銘柄

トレードワークスの関連銘柄は、主要取引先であり大株主にもなっている三菱系ネット証券大手のカブドットコム証券(8703)です。

トレードワークスは他を圧倒する売上をカブドットコム証券から得ていて、株式関係から見てもカブドットコム証券にとって無くてはならない存在です。

勿論他の証券会社にもシステムを提供しているのですが、カブドットコム証券と比較すると比べ物になりません。余りにも強固な関係性を持つので、遠くない未来にカブドットコム証券に買収される可能性も有ると思います。

トレードワークスの初値予想は?

トレードワークスは売り出し規模・ロックアップの関係で需給が絞られるので初値は相当高騰すると予想できます。

市場が好調なままいけば、それこそどこまで上昇するのか分かりません。

ただ私が思うに公開価格から+150%が1つの目安になると思います。仮に公開価格が想定価格の2000円に決まったとしたら、初値は5000円辺りですね。

この辺りが初値で決まると予想します。

セカンダリーが狙えるか?

トレードワークスの案件でセカンダリーは難しいでしょう。トレードワークスの事業は国内証券会社という決して広くない対象に対して特化しています。

自前でシステム開発する証券会社もいる中で、ここからトレードワークスがシェアを広げるのは難しいでしょう。

将来的に株価の大幅な上昇は期待できないので、トレードワークスの銘柄でセカンダリーは狙わない方が良いと思います。

主幹事情報

トレードワークスのIPO主幹事は岡三証券です。

副幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、カブドットコム証券、岡三オンライン証券、三木証券、日産証券、エイチ・エス証券、SBI証券、岩井コスモ証券、東洋証券、みずほ証券です。

今回のIPOでは、カブドットコム証券岡三オンライン証券SBI証券岩井コスモ証券から応募することができます。

今回の参加オススメ証券会社は、トレードワークスの最大の顧客でIPO に公平抽選システムを採用しているカブドットコム証券と口座数が少なく公平抽選をしている岩井コスモ証券です。

参考:カブドットコム証券のIPO抽選方法は100%完全公平抽選で個人向け

また、SBI証券でIPOチャレンジポイントが貯まっているのならSBI証券からチャレンジポイントを利用しての応募もオススメです。

参考:SBI証券のIPOチャレンジポイント100ptは当選ラインでは無い!

今回のトレードワークスの案件には、それだけの価値があると思います!

まとめ

今回のトレードワークスの案件は当選すればビックリターン!が期待できそうですね!

私はSBI証券から貯まったIPOチャレンジポイントを全部投入して応募します。

もう、かれこれ2年近く貯めているので、いい加減当選して欲しい所です(涙)でも、実はこの当たりそうで当たらない、この感じがIPO投資の醍醐味でもあると思っています。

楽しみながらやっていくのがベストですね!