社名にもなっているサブスクリプションプラットフォームシステム「Bplats(ビープラッツ)」をクラウドを通じて企業に提供しているビープラッツ(4381)が東証マザーズに上場します。
想定価格は1860円
BB期間は2018年3月15日から3月22日
仮条件は3月13日
公開価格は3月23日
上場日は4月4日です。
仮条件や追加情報は日本取引所グループのホームページから確認できます。
今回上場するのはサブスクリプションプラットフォームシステム「Bplats(ビープラッツ)」を開発・提供しているビープラッツです。
サブスクリプションプラットフォームシステムと横文字が続きますが簡単に言うと、これは従量課金システムのことです。
この課金システムはlot事業と相性が良く現在はMVNO事業者が主要ターゲットになっていますが、将来的には幅広いlot事業社に対しての導入が期待でき将来性は抜群です。
また、IPO案件でして見ても非常に有望です。
IPOで人気となるlot関連事業でありながら売り出し規模が非常に小さいので初値の高騰は間違いないでしょう。
今年1番の上昇率を見せるかもしれません。
絶対参加をオススメします。
今回のおすすめ指数は100です。
それでは、ビープラッツのIPO情報を解説していきます。
是非、貴方のIPOの参加の是非に役立てて下さい。
目次
ビープラッツの事業内容
ビープラッツの事業内容は
継続課金の販売・管理プラットフォームの提供
と有価証券報告書に記載されています。
ビープラッツの事業の根幹は自社で開発提供している「Bplats(ビープラッツ)」です。
「Bplats(ビープラッツ)」はサブスクリプションを一括管理できるシステムです。
サブスクリプションとは従量課金の英語表記で使った分だけお金を払うというビジネスモデルのことです。
簡単にまとめると従量課金制のシステムの導入・管理を簡単に行えるシステムということです。
Bplats(ビープラッツ)はlot事業者と相性が良く、lot事業者がBplats(ビープラッツ)を導入することで自社のlot製品に簡単に従量課金制を導入することができます。
また、Bplats(ビープラッツ)は事業で必要となる契約締結・支払・管理といった総合的なプラットホームを完備しており、その中の一部の機能を求めている顧客に対しても活用してもらうことができます。
ビープラッツの財務情報
売上
2013年3月 342,063,000円
2014年3月 225,438,000円
2015年3月 248,749,000円
2016年3月 363,789,000円
2017年3月 505,155,000円
2017年12月 347,990,000円
経常利益
2013年3月 △35,362,000円
2014年3月 4,444,000円
2015年3月 6,934,000円
2016年3月 15,929,000円
2017年3月 △29,215,000円
2017年12月 △23,427,000円
純利益
2013年3月 △35,749,000円
2014年3月 4,333,000円
2015年3月 3,499,000円
2016年3月 12,302,000円
2017年3月 △30,653,000円
2017年12月 △23,826,000円
ざっと見た限りですが今のビープラッツは完全に先行投資期ですね。
売上は拡大していますが利益も出ていない、純資産はマイナスで自己資本比率も低めです。
典型的な次世代ビジネスを開発するIT企業によくある形です。
この企業に買いで入る投資家は次世代ビジネスモデルに期待してのことでしょうから財務は気にしないと思いますが、一応言わせてもらえば財務面での魅力は見当たらない企業です。
⇒日本取引所グループに公開されているビープラッツの有価証券報告書
ビープラッツのIPOは買いなのか?見送りなのか?
ビープラッツのIPOは買いです。
今回のIPOの売り出し規模はとてつもなく少ないのに、同社はIPOで人気のlot関連事業です。
需要と供給のバランスから見て初値は高騰するでしょう。
大株主にベンチャーキャピタルが多数いますが殆どの大株主には期間でのロックアップが掛かっているので大きな問題にはなりません。
とにかく規模が小さいので当選は難しいと思いますが、もし当選したら株価は何倍にもなるプラチナチケットになるでしょう。
買い要因
・売り出し規模 極小
・人気のlot関連事業
・ロックアップ条件良
見送り要因
・特になし
ビープラッツの関連銘柄
ビープラッツの関連銘柄は世界有数のIT企業である富士通株式会社(6702)と今や通信回線の販売のみならず様々な分野で営業を展開する光通信(9435)の2社です。
両者はビープラッツのサブスクリプションプラットフォームシステムを導入している主要顧客で両者を合わせるとビープラッツの売上全体の5分の1にもなり僅か2社で非常に大きなウエイトを占めています。
この2社のどちらかがシステムの利用を停止したら、ビープラッツの業績・株価に大きな影響を与えることになるでしょう。
株主としては顧客を開拓して売上の分散を進めてほしいところですね。
ビープラッツの初値予想は?
ビープラッツのIPOで人気のlot関連事業にも関わらず売り出し規模は約3億円と非常に小さいので初値は高騰すると予想されます。
私は余りの高騰に上場初日には値がつかないと見ています。
ここまで需要と供給のバランスが崩れていると、どこまで初値が上昇するのか予想することは困難なのですが、敢えて予想すると公開価格+200%辺りになると予想します。
仮に公開価格が想定価格の1860円に決まったとしたら、初値は倍の558円辺りになるでしょう。
恐らく今回のIPOは上場初日から理論株価もへったくれもない説明できない程の高い株価になるでしょうから、IPOに当選したのなら初値がついたら早々に売却して利益を確定してしまうことをオススメします。
セカンダリーが狙えるか?
ビープラッツでセカンダリーは狙えます。
lotのプラットホームを提供するという同社のシステムの狙いは良く、潜在的な顧客は膨大な数になるでしょう。
今の内に仕込み将来の株価上昇を期待しましょう。
主幹事情報
ビープラッツ IPO主幹事は野村証券です。
副幹事はみずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、いちよし証券、エース証券、丸三証券です。
今回のIPOでネットから参加できるのはみずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券の4社です。
この中で今回の参加オススメ証券会社はIPOで公平抽選制度を採用しているSMBC日興証券とマネックス証券です。
参考:IPOで当選するためにSMBC日興証券は外せない証券会社です。
参考:IPOで個人投資家に有利と評判のマネックス証券を検証【完全公平抽選方式】
また、SBI証券からIPOに参加すれば当選優遇が受けられるIPOチャレンジポイントが貯まるので余力があるのならSBI証券からもIPOに参加しておいた方が良いでしょう。
参考:SBI証券のIPOチャレンジポイント100ptは当選ラインでは無い!
まとめ
今回上場するビープラッツは目の覚めるようなリターンが期待できる今年最初の案件です。
これぞIPO投資の醍醐味だ!
と感じられるIPOになるでしょう。
私は当選を願いSMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券の3社から参加します。
そして、例の如く貯まった200ポイントを超えるIPOチャレンジポイントを全投入して臨むつもりです。
さて、同社は日本のビジネスモデルを変革するであろう新しい形のサブスクリプションプラットフォームシステムを開発しているのですが、私は同社のホームページの導入事例を見たり有価証券報告書の事業内容を見て理解を深めようとしましたが、正直に言うと何度も何度も読み返しようやく理解することができました。
(本当に私の認識で合っているのかどうか自分でもよくわからないのですが、大きく外れてはいないと思っています。)
私はまだ30代で新しいシステムの開発なども何度も目にしているのでITを活用した新しいビジネスモデルに対して多少なりとも理解がある方だと思っています。
ただそんな私でも何度も読み返さなければ理解することができないようなビジネスモデル…けれどもそんなビジネスモデルが期待感から買われると言う現実…同社のシステムが有望なのは間違いないと思うのですが見せ方や説明の方法には難があると思います。
もし私が株主になったら、そこの所を株主総会でガツンと言ってやりたいです(笑)