介護と聞くとイメージするのは高齢の方のものというケースが多いでしょう。なるほど確かに厚生労働省調べでは要介護者の９割以上が６５歳以上の高齢の方なので、「介護＝高齢」というイメージはあながち先入観からくるものではなさそうです。しかしながら介護状態というのは高齢の方だけではなく、若年者にもなる可能性が大いに潜んでいます。病気でなるだけではなく、普段の生活の事故や交通事故により簡単に介護状態になってしまいます。
介護保険の重要性：介護リスクは年齢に関係ない
がんや脳卒中の罹患は日々の生活習慣の積み重ねであり、健康な人がいきなり今日明日に罹ってしまうようなことはないでしょう。しかし介護状態は別です。いきなり交通事故に巻き込まれ、一命を取り留めたとしても、全身まひという状態になってしまう可能性はあるのです。その可能性には年齢の高低は関係ありません。日常生活には若い方でもいきなり介護状態になるリスクは潜んでいます。
若い方であれば体力があるためリハビリを通じて元の生活に戻れる可能性もあるかもしれませんが、その間の費用はどうしたらよいでしょうか。介護にはコストがつきものです。初期費用やランニングコストを考えたら、がん治療の比ではありません。
しかも若ければ若いほど介護期間は長くなり、それだけコストもかかり、家族の甚大な疲労も想像に難くありません。したがって最も恐ろしい事態というのが高齢者の方の介護よりも若年者の介護であることはいうまでもないのです。
しかしながら若い方の介護に対する制度というものはなく、国の公的介護保険制度は４０歳以上の方を被保険者とし保険料を徴収しているため、４０歳未満の方は被保険者たりえず、公的介護保険制度の対象外です。若い方こそ介護が恐ろしいのに、介護に対する備えというものは自分でなんとかしなければならないのです。
参考：公的介護保険制度について【高齢化社会と介護問題に対応】
公的制度に準ずる保険は魅力がない：要介護要件はハードルが高い
若い方こそ介護の備えをしっかりしなければならないのは前項において述べたとおりですが、そこでおすすめするのが民間の介護保険です。現在多数の保険会社から数多くの介護保険が販売されていますが、おすすめの介護保険はどういったものなのでしょうか。
まず公的介護保険制度は介護状態になった場合は、金銭ではなくサービスの受給となります。それに対し民間の介護保険は保険金という形で金銭の支払となるものです。民間の介護保険はその支払い要件が公的介護保険制度の要介護要件に準拠しているものが多く、公的介護保険制度に連動しているというのが一つの売りとなっていることが多いです。
しかしながらその公的介護保険制度の要介護要件はもともとハードルが高く、また社会保険制度の財政的不安から年々そのハードルは上がり続けています。したがって公的介護保険制度と連動しているというのは何の魅力でもないのです。つまり独自の基準を設けている会社の介護保険をおすすめいたします。
おすすめの介護保険：返戻率131%!!払込み料を下回らない
現在公的介護保険制度に準拠しない独自の支払要件を設けているのは、アクサ生命やアフラック、メットライフ生命等外資の保険会社です。私がお勧めするのが、アフラック社の「ＷＡＹＳ」です。主契約は一般的な終身保険なのですが、払い込み満了時に一時金や年金、医療保障などいくつかの受取パターンを選択することが出来ます。その中の一つに介護年金があり、アフラック社の定める要介護状態にあれば介護年金が支払われるというものです。
しかしその支払基準は公的介護保険制度の要支援程度であればよく、要支援状態でも支払要件となる介護保険はこのアフラック社のＷＡＹＳしかありません。また返戻率も１３１％と高い数字であり日本国内においては最も優れた介護保険の一つであると思います。もし介護状態に認定されなくとも、死亡保障や解約一時金となるため無駄になることはありません。いずれにおいても既払込保険料を下回ることはありません。
以上の通り介護保険であればアフラック社のＷＡＹＳをお勧めいたします。一度資料請求等行い検討されてみてはいかがでしょうか。
