赤ちゃんの夜泣きはどういうふうに対処すれば良いの?【夜泣きの原因と対処法】

小さいお子さんを持つお父さんやお母さんにとって大きな悩みとなりやすいのが、やはりお子さんの夜泣きですよね。生後間もない赤ちゃんの場合は、「オムツを替えて欲しい。」、「お腹が減った。」、「寝心地が悪い。」、「周りの音が気になる。」、「体調が優れない。」などの不満を泣いて訴えることが多いものですよね。

赤ちゃんの昼夜のリズムができるのは4ヶ月頃から

生後数ヶ月した時には、これらの原因を調べつくしても泣いている原因が分からないなんて言うことはありませんか。毎日のように「よく分からないのに夜泣きをしている。」なんて言うことが続くと、家族みんな睡眠障害に陥って日常生活にも支障が出てしまいますよね。

でも、赤ちゃんには基本的には昼夜のリズムが無く、何かあるたびに昼夜関係無くお母さんに何らかの不満を泣いて訴えるのです。赤ちゃんの体内時計ができるのは、生まれて4ヶ月くらいしてからだと言われています。それまでは生活リズムがバラバラでも仕方が無いですよね。

中には、生後間もない頃から赤ちゃんに生活リズムを作りだそうとしている方もいますが、これはあまり良くないようですね。大人が赤ちゃんのリズムに合わせようとするのは良いとして、赤ちゃんに無理をさせてしまうのは赤ちゃんの体に負担がかかってしまいます。

結局の所、初めのうちは赤ちゃんのリズムを受け入れるところから始める方が良いようです。

昼に受けた強い刺激を思い出している場合もある

ところで、私たち大人には、浅い眠りであるレム睡眠と深い眠りであるノンレム睡眠がありますよね。実は、赤ちゃんのレム睡眠は、大人のレム睡眠の2.5倍もあるようです。深い眠りに付いているように見えて、実際にはそれほど深い眠りには付いていないのです。

赤ちゃんは生後耳や目で得た色々な情報を脳の中で整理しているので、眠っていても脳自体は働いているのです。もし刺激の強い情報があれば、寝ている時に思い出しては泣き出してしまうことがあるのです。

夜泣きする子は感受性が強いのかも。プラス思考で捉える

夜泣きには個人差があって、夜泣きをせずにぐっすり眠っている子ももちろんいます。夜泣きに苦しんでいるお母さんからすると、こういう子は羨ましくも感じるかも知れませんね。

でも、夜泣きの多い子は、それだけ感受性が高く繊細な子とも受け取ることができます。「もしかしたら何らかの将来性があるかも知れない。」と考えてみては、少しでも気持ちが楽になるのではないでしょうか。

赤ちゃんの脳は3ヶ月過ぎてからレム睡眠からノンレム睡眠に移行しようとするので、その過程として夜泣きで何度も目を覚ましてしまうことが多いのです。

参考:新生児の睡眠 知っておくべき8つの事実

いつかは終わるもの、ゆとりを持って接しましょう

では、こんな赤ちゃんの夜泣きは一体どのように対処したら良いのでしょうか。

まずは、夜泣きは3ヶ月から1歳6ヶ月くらいの短期間で終わるものだと信じましょう。それまでは泣くたびに抱きしめてあげたり、暗くて静かな眠りやすい環境にしてあげたりすると良いかも知れませんね。あまりに赤ちゃんが泣きやまない時には、泣き疲れて眠るのを待つのも1つの手段です。

すぐに寝かし付けようとするのではなく、少しの間は起こしてゆったりとした音楽を聞かせてあげるのもお勧めです。赤ちゃんの眠りのリズムを把握して、自分に合った対処法を見付けられると良いですね。

参考:メカニズムを知ることで産後の睡眠不足を感じなくなった例

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