サプリメントには実に色々な種類のものがありますが、その中でも最近はコンドロイチンの含まれているものをよく見掛けることがありますよね。こんなコンドロイチンには、一体どのような働きがあるのでしょうか。
まず、コンドロイチンは私たちの体内で、軟骨や角膜、血管などの柔軟性のある部分に多くあります。角膜や血管では粘膜の水分を保持して、関節では潤滑剤を保つクッションのような役割を果たしています。一般的には、コンドロイチンのこのような役割が多くの方に知られていますよね。
ところが、コンドロイチンの大事な役割は、それだけではないのです。
皆さんは「プロテオグリカン」と言う成分を聞いたことがありますか。プロテオグリカンはグルコサミンやコンドロイチン、ヒアルロン酸を構成要素として、コンドロイチンと同じ部分に存在している成分です。コンドロイチンには、このプロテオグリカンの分解を抑制する効果も期待できるのです。
なので、コンドロイチンを摂取する時には、グルコサミンやヒアルロン酸などの成分とセットで摂取するのが良いと言われています。ちなみに、コンドロイチンの含まれているサプリメントは、コンドロイチン単体で摂取できるものもあるのですが、グルコサミンと一緒に効率良く摂取できるものも多いようですね。
もちろん、コンドロイチンは単体で摂取しても、関節の違和感を抑える効果が期待できます。また、コンドロイチンは年齢とともに、徐々に体内から減少してしまう成分です。何も対策をしなければ、減るばかりでいずれ関節痛、関節の炎症などを起こるリスクがあります。関節の症状を経験してから対策を行うのも、何もしないよりは良いのですが、出来ることなら健康な今のうちから意識的にコンドロイチンやグルコサミンを摂取しておきたいものですね。
ところで、コンドロイチンやグルコサミンを摂取した時の関節の健康状態は、あるサプリメントの研究所でも証明されているようです。
3ヶ月継続的にコンドロイチンやグルコサミンを摂取した4割以上の方が、関節の痛みや炎症などの症状を改善することが出来ているようです。
もう少し継続してコンドロイチンやグルコサミンを摂取すると、もしかしたらもっと多くの方が関節の症状を改善できるのかも知れませんね。サプリメントは長期間継続して効果が期待できるものなので、短期間での効果は自分では分からない程度なのでしょう。半年以上は継続して利用していると、きっと大きな効果が実感できるかも知れませんね。
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