血液型を検査するには?【入園・入学の際は血液型の記載は必須ではない】

少し昔までは出産した産婦人科で、お子さんの血液型検査をしてもらえることが多かったものです。

「出産後の入院中にお子さんの血液検査をしているのだから、血液型を教えてくれても良いではないか。」なんて思いますよね。でも、1歳までのお子さんは、母親から譲り受けた血液型が強く出やすいようです。父親の血液型がしっかりと出てくれるのは、4歳過ぎたくらいからと言われています。

つまり、産後間もない血液検査では母親の血液型しか出ずに、誤った血液型が出てしまうことも少なくないようです。だからこそ、信頼性に欠ける血液型を教えることで、病院自体がトラブルに巻き込まれることを恐れて血液型を教える病院は少なくなっているようですね。

血液型はわからなくても大丈夫

ちなみに、血液型は分からなくても、全く問題はないようです。もし事故や病気などで輸血が必要になった場合には、念のため血液型検査を行ってから輸血をするので事前に血液型を知っている必要はありません。本人の血液型検査以外には、輸血用の血液と本人の血液とを掛け合わせる検査も行うようです。

入園・入学の書類では血液型は空欄でも問題ない場合も

ところで、幼稚園や小学校の入園・入学の書類に、血液型を記載する欄もあるようですね。そのために血液型を知りたいと思うお父さん、お母さんも多いようです。

ただ、入園・入学の書類は、血液型が分からなければ空欄でOKのこともあります。

たまに「必ず記載してください。」なんて言うところもあるようで、その時には調べなければいけないようです。お子さんの血液型を調べてあげるのも有りなのですが、お子さんに可哀想な想いをさせることも忘れてはいけません。血液型検査には通常よりも太い注射針を使用します。中学や高校の入学書類であれば、まだ良いとして小さいお子さんだと可哀想ですよね。赤ちゃんの小さな腕に大きな針を入れる痛みを考えると、今血液型を知ることもないかも知れませんね。

18歳以上になると献血ができるので、待てるようであればその年齢になるまで待ってみるのも有りでしょう。もし早いうちに血液型を知りたい場合には、周りの医者を色々とチェックしてみると良いでしょう。血液型検査にかかる費用は、病気や怪我の治療によるもので無い限りは保険が適用されません。自費だからこそ、医者によって費用の差も出やすいものです。また、自治体によって補助がないかどうかも調べておきましょう。中には、血液型検査の費用を安くしてもらえる自治体もあるようです。

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