度数を調整できるメガネ【緊急用や読書用としても】

「せっかくメガネを作っても、どんどん視力が低下して定期的に度を変えなければならない。」こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

こんな方は、度数を調整できるメガネを使用してみてはいかがでしょうか。「え?こんなものあるの?」と思う方も多いでしょうが、度数を調整できるメガネが発売されたのもつい数年前です。イギリスで開発されて特許を取得したメガネのようです。

近視から老眼・遠視まで幅広く対応可能

販売されてからの歴史が割と短いものの、かなり人気は高いようですよ。

対応度数は-6.0度の近視から+3度の老眼や遠視までと幅広いのです。ここまで幅広い視力に対応していれば、度が変わるたびにメガネを買い替えるなんて言う無駄な出費を減らすことができて良いですよね。

ただ、残念ながら乱視の方には対応していないようですね。もしかしたらそのうち乱視にも対応したメガネが登場するかも知れませんが、今のところは近視や老眼、遠視の方のみしか使用することができません。

参考:老眼は何歳くらいから気を付けるべき?【老眼の予防策について】

度数調整メガネの使い方

それで、度数を調整できるメガネの使い方は、ただフレームの横にある調整つまみを回すだけです。

  1. まずは、両側の調整つまみを前方向一杯まで回して装着し、片方の目を隠しながら調整つまみを後ろに回しながら調節します。
  2. そして、さらにゆっくりと調整つまみを前後に回して微調整します。
  3. 次に、もう片方の目を同じように調整します。

このように左右の視力は片方ずつ、確実に行うことができます。

つまみを回すと、重なり合った2枚のレンズがレンズの屈折度数を変えるように可動してくれるのです。

度数調整メガネを選ぶときの注意点

種類によっては、レンズ内にはシリコンオイルが入っていて、オイルの容量を調整することで視力が調整できるようになっているものもあるようです。

このようなものだと、調整つまみで度数を合わせたらつまみを取り外さないといけないので、1人の人しか使えない上に度数が変わるたびに買い替える必要が出てきますよね。

なので、度数を調整できるメガネを購入する際には、

  • どういう仕組みで視力を調整できるようになっているのか
  • 何度も繰り返し使用できるものなのか

をきちんとチェックしておく必要があります。

それから、メガネによっては、使用期間が2年などと決められているものもあります。メガネを購入する際には、使用期間がどのくらいなのかもチェックしておくと良いでしょう。

度数調整メガネの金額は?

ここで、度数を調整できるメガネは、一体どのくらいの値段だと思いますか。「1万円はするのでは?」と思っている方もいるでしょうが、実は安いところでは数千円で購入することができます。

通常価格で購入すると5千円くらい、デザイン性に優れた高価なものを購入すると1万円くらいかかると考えた方が良いでしょう。

とは言っても、通常のメガネを購入するのと同じくらい、あるいはそれよりも安いと感じた方も多いのではないでしょうか。安くて色々な視力に対応できるメガネも、緊急用とか読書用などとして1つは持っておくと便利かも知れませんね。

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