虫歯を予防するために必要な歯磨きは?【正しい歯磨き方法】

虫歯にならないように、食後はきちんと歯磨きしましょう。

誰もが小さい頃に、歯磨きを徹底するように周りの大人から教わっていますよね。

でも、大人になると、小さい頃に教えてもらった歯磨きの習慣を忘れてしまう方も多いですよね。では、こんな方のために歯磨きに関することを色々と見直してみましょう。

歯磨きは回数より、きちんと磨くことが大切

まず、皆さんは1日に何回歯磨きをしていますか?

「1日に3回歯磨きをした方が良い。」とか「やればやるほど虫歯になりにくい。」と思っているかも多いでしょう。

ところが、実際には、1日に1回の歯磨きでも良いのです。虫歯になりやすいかどうかは、歯磨きの回数ではなくきちんと歯磨きができているかどうかなのです。1日に1回の歯磨きでもきちんと磨けているのであれば、特に問題ありません。

さらに、普段の食生活の中で、食事以外に甘いお菓子を食べる間食が多くなるほど虫歯のリスクは高まります。逆に、1日に3回歯磨きをしていても、1回1回の歯磨きが雑になっている場合にはもう一度歯磨きの仕方を見直した方が良いかも知れませんね。

食後の歯磨きのタイミング

それから、子供の頃に「食べたらすぐに歯磨きしなさい。」なんて言うようなことを親に言われませんでしたか。

今でも「食べたらすぐに歯磨き」を実践している方も多いかも知れませんね。確かに、すぐと言うのはあながち嘘ではなさそうです。

実は、ある実験では、砂糖水を口に含んで約3分で歯が溶け始めることが分かっているようです。虫歯を予防するためには歯が溶け始める前に歯垢を除去することなのですが、食事をスタートして3分以内に歯磨きしなければならないことになります。

食べながら歯磨きする訳にも行かないですし、食事をスタートしてから3分以内の歯磨きはほぼ不可能ですよね。せめて食事を終えて早めに歯を磨くこと、口の中の細菌の好む糖分の摂取を控えめにすることなどを徹底するのが良いのかも知れませんね。

歯ブラシの交換時期と選び方

また、歯ブラシはどのくらいの頻度で交換していますか。ブラシの毛先が開いてから交換すると言う方は多いでしょう。

ブラシの毛先が開くと、歯や歯の隙間、歯と歯茎の間などが磨きにくくなります。

ただ、毛先が開いていないと、2ヶ月でも3ヶ月でも継続して同じ歯ブラシを使用している方もいるのではないでしょうか。歯ブラシには雑菌が溜まりやすく、同じ歯ブラシを1ヶ月以上も使用することは歯に雑菌を付けるようなものです

毛先が開いていなくても、1ヶ月使用したら新しい歯ブラシに交換しましょう

この他、「歯を磨きやすい。」と言って、硬めの歯ブラシばかりを選んでいる方はいませんか。実際には、硬めの歯ブラシでも柔らかめの歯ブラシでも効果は似たようなものです。と言うのは、歯ブラシで除去するのは、柔らかい汚れだからです。

ちなみに、歯医者さんはと言うと、歯や歯茎に負担がかかりにくい柔らかめの歯ブラシをお勧めすることが多いようです。歯茎が傷みやすいとか、出血しやすいとか何らかのトラブルを抱えている方は、柔らかめの歯ブラシの方が安心かも知れませんね。

参考:歯垢を除去してくれるおすすめの歯ブラシソラデー【太陽電池で動く電動歯ブラシ】

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