肝心なスポーツの大会でも発表会でも、昔から本番は苦手なんて言う方は多いでしょう。本番に緊張しやすいのは、元々の性格によるものなのでしょうか。
確かに、あまり外交的な性格では無いとか、静かな環境で育ってきたとか、性格や環境によるものもあるかも知れませんね。本番をたくさん経験している方、出会いをたくさん経験している方の方が緊張感に慣れているかも知れません。ハードルの高いことを多く経験していればしているほど、それよりもハードルの小さいことに対しては十分に自信が持ているようになります。
なので、緊張しにくい自分になるためには、積極的に緊張する場を多く経験してみるのが良いでしょう。学校や仕事で、役員や勉強会などの活動に積極的に参加してみるとか、率先して人前に出るようにするとか、緊張する場はいくらでも作ることが出来ますよね。それから、緊張感を抑える術も、見に付けておいた方が気持ちが楽かも知れませんね。緊張感を抑えるためには、「緊張しないようにしよう。」と言うことは考えない方が良いです。
むしろ、「緊張しても大丈夫。」くらいの気楽な気持ちの方が、空回りしなくて済みます。自分のことばかりを意識せずに、他人や他のことに意識を逸らしてみることも重要ですね。自分のことを忘れているうちに、緊張感も忘れやすくなります。
逆に、自分のことばかり考えてしまうと、緊張感ばかりがどんどん気になって自分のやるべきことに集中できません。意識を他人に逸らす方法としては、一番自分を理解してくれそうな人を決めて、その人を中心に語りかけるように意識してみることです。
「反応してくれている。」とか「結果が出ている。」と思えば、自信を持って付き進むことが出来ますよね。また、緊張する場に、事前の準備や練習もせずに臨んでいる方はいませんか。「いずれにしても緊張したら練習したことが無駄になってしまうから。」なんて思ってはいけません。
何もしないで本番に臨むと実力は思うように発揮しにくく、ほぼ運試しになってしまいます。練習で出来たことは自分の体にしっかりと定着しているはずなので、きっと本番でもできるはずです。それに、練習は単に自分のやるべきことを色々と考えて、何度も繰り返しているだけではありません。本番の緊張感のある雰囲気をイメージしながら練習を重ねると、本番前に緊張感を経験しておくことが出来ます。ここまで奥の深い練習が出来れば、十分に本番への自身に繋がりますよね。
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