朝起きた時に目が乾燥して開けているのが辛い状態を経験したことがありませんか。「目が乾燥するほどに空気が乾燥しているのだろうか?」なんて思ってしまいそうですが、これは主にドライアイの症状のようですね。
ドライアイとは
ドライアイは涙不足や涙の質が悪くて目が乾燥してしまう症状です。10秒間瞬きをしない状態で目を開け続けてみてください。
もし10秒も持たないと言う方は、ドライアイの可能性があります。
最近では、テレビ以外にパソコンや携帯、スマホなどと、目を酷使することが増えていますよね。これがドライアイの主な原因と考えられます。では、朝の目の乾燥は、一体どのように解消したら良いのでしょうか。
ドライアイの解消方法
まずは、目に出来るだけ水分を補うことを考えてみることです。朝起きた時、目の疲れを感じた時、帰宅後などに目薬を刺すようにしてみてはいかがでしょうか。
ただ、目薬で気を付けなければならないのが、防腐剤です。目薬を長持ちさせるために配合されているのですが、かえって目にとって刺激になってしまう危険性があります。眼科で診察を受けると同時に、点眼薬を処方してもらうと良いかも知れませんね。
それから、目をひたすら使うのは、ドライアイを悪化させる原因になります。出来る方はパソコンや携帯、スマホを利用している際に、1時間ずつ小休憩を挟んで遠くの景色を見ながら目を休める時間を作ってみてはいかがでしょうか。無理な方は、意識的に瞬きの回数を増やしてみるのがお勧めです。瞬きを増やすと、その分だけ目の水分を増やすことが出来ます。
ルテインの摂取
また、目が栄養不足でも乾燥しやすくなります。意識的に「ルテイン」と言う栄養素を摂取してみてはいかがでしょうか。ルテインはほうれん草やケールなどに多く含まれていると言われています。サプリメントで摂取すると、十分な量を体内に補いやすいかも知れません。
目の血液の流れを良くする
この他には、目の血液の流れを良くするために、熱いおしぼりと冷たいおしぼりを交互に瞼の上に乗せてみてください。1つのおしぼりに付き3分程時間をかけて、瞼に乗せてみましょう。その後で、顔は正面を向いたままで、眼球だけを上下左右、斜めと順番に移動させて目の体操を行ってみましょう。目の乾燥が酷い場合には、目を閉じたまま眼球だけを動かせばOKです。出来る時に、目を開けた状態で眼球の体操をしましょう。眼だけではなく、顔全体にも血液が流れやすくなるように、首のストレッチも前後左右、首回しなどで行っておきましょう。
また、ストレスとも関係があるようです。詳しくは「ドライアイはストレスによる影響を受けやすい?」の記事を参考にしてください。
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