妊娠を望んでいる女性には、妊娠検査薬を上手く活用して妊娠しているかどうかをチェックしている方も多いでしょう。ただ、この中には、「フライング検査をして陽性が出たのに、何日かしたら陰性になってしまった。」なんて言う、偽陽性を体験したことのある方もいるでしょう。
こんな方は、もしかしたら化学流産だったケースが考えられます。
化学流産とは
良いことなのか悪いことなのか、妊娠検査薬には化学流産にも反応してしまうくらい精度が良すぎるものもあるようですよ。排卵日に仲良くして数日後に火照りを感じる方もいますし、7~10日後くらいの間に着床出血を経験する方もいます。この段階で妊娠検査薬を試すと、陽性の反応が出ることがあります。
ところが、実際には生理予定日から1週間ほど経たないと本当に妊娠しているのかどうかは分からないようです。着床出血があっても、着床が継続しないで流れてしまうことも十分にあるようですね。「妊娠したと思っていたのに生理が来た。」と言うことは、もちろん化学流産です。
化学流産後の症状
ちなみに、化学流産後の生理の症状としては、若干の生理の遅れ、体の重い感じなどがある場合もあるようです。正確な流産とは違って、酷い腹痛や出血などの症状はありません。
化学流産が起こりやすい体質とは 原因と対策
ところで、こんな化学流産の起こりやすい体質と言うのはあるのでしょうか。化学流産ということは、基本的には着床自体はしやすい体と言うことです。何らかの原因で着床が続きにくいと言うことなので、その原因である可能性のあることを改善すれば着床を継続しやすくすることが出来るかも知れません。
まずは、黄体機能が正常に働いておらず、子宮内膜が十分に育たないために着床しにくくなってしまうこともあり得ます。この場合は、高温期が10日以上続かなかったり、高温期の途中で体温が下がってしまうことが多いようです。基礎体温を毎朝測る習慣にして、体調の変化をチェックしましょう。
それから、体の冷え、運動不足、ホルモンバランスの乱れなども、化学流産の原因になりやすいようです。これらは化学流産に限らず、着床しにくい体質にも関係しますよね。「ストレスや疲労が溜まっていると、妊娠しにくくなる。」なんてよく言いますよね。実際に「妊活のために休業します。」と言って、妊活に専念するために芸能活動を休業する方もいますよね。赤ちゃんをお腹の中で育てると言うことは、お母さん自身が赤ちゃんの健康を支えられるほど健康でないと難しいものだと言うことです。(参考:化学流産も出産のチャンスになる?)
コメント