赤ちゃんが離乳食を食べない場合にはどうしたら良い?離乳食の注意点について

食事に関する悩みは、大人だけではなく赤ちゃんにも同じように存在するようですね。赤ちゃんの食事の悩みとして、代表的なのが離乳食です。生後6ヶ月に離乳食をスタートして順調に進んで、1歳の誕生日を迎える頃には離乳食が完了している子もいます。いや、小さなお子さんを持つお母さんの中では、これが標準的なペースだと思われがちですよね。

離乳食を食べなくても焦らないように

でも、赤ちゃんの成長は、赤ちゃんによってかなり異なります。

例えば、1人歩きを始める時期にしても、1歳の誕生日を迎える前の子もいますし、1歳半になってもまだ歩き始める感じがしない子もいます。離乳食に関しても、これと同じようなものなんです。1つの目安として、1歳半を目標にしてみてはいかがでしょうか。実際に1歳半までに離乳食が完了していれば問題ないと言う保健師さんも多いようですね。1歳までは母乳やミルク以外はほとんど口にしないなんて言う状態でも、焦らず赤ちゃんのペースでゆっくり離乳食を進めましょう。

参考:赤ちゃんの離乳食はマイペースに進めていけば良い?

離乳食の進め方の注意点

でも、離乳食を進めるにも色々な注意点がありますよ。まずは、母乳やミルクを飲ませる頻度です。

例えば、「子供が朝の離乳食を食べてくれない。」なんて言うお母さんは多いんですよね。この場合、夜の授乳はしていませんか。もし夜の授乳があるとすれば、朝起きた時には赤ちゃんのお腹は満腹状態かも知れませんね。私たちでも満腹状態の時に一食分のご飯を追加されても、とても食べる気にはなれませんよね。赤ちゃんもこれと同じことなのです。

お母さんにできることと言えば、夜の授乳を控えめにしたり、ヨーグルトやゼリーのような食べやすくて栄養になりそうなものにすることですよね。もしかしたらちょっとした心遣いで赤ちゃんが離乳食を口にしてくれるかも知れません。

参考:離乳食が進んだらミルクはどういうふうに調整したら良い?

それから、離乳食を進める上でやたら月齢の標準的な食べ物を気にし過ぎていませんか。これもあくまでも標準で、全ての赤ちゃんに当てはまる訳ではありません。お母さんが月齢を気にし過ぎるあまり、赤ちゃんに無理強いさせてしまうのは可哀想です。

これから食べ物が怖くなってしまっては大変です。こんなふうにならないためにも、赤ちゃんに段階を踏んで食べ物に慣れさせましょう。柔らかいものすら慣れていないのに、いきなり硬いものに挑戦させるなんて言うむちゃぶりは止めましょう。

赤ちゃんと一緒に食事をする

この他には、赤ちゃんに離乳食を与える時に、赤ちゃんだけで食事をしていませんか。こんな寂しい食事では「何で私だけ食べさせられているのだろう?」と思ってしまうかも知れませんよ。

赤ちゃんが食べる時間は大人の朝ご飯、昼ご飯、夕ご飯と同じ時間に統一しましょう。家族みんなで楽しく食べることで、赤ちゃんも「食べたい。」と思ってくれるかも知れません。離乳食を進めるのは、ただ保健師さんに言われたように、ネットで調べたようにマニュアル通りにやれば良い訳ではありません。

人に「まだミルク?」と言われたこと、人よりも遅れていることは一切気にしないこと、さらには赤ちゃんの満腹状態、気持ちなどもよく考えることが大切ですね。

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