小さいお子さんを持つママなら、1度は2歳児の「イヤイヤ」の対応に困った経験があるのではないでしょうか。いや、今現在どうやってイヤイヤ期の子供と付き合ったら良いのか、お手上げ状態になっているママも多いかも知れませんね。イヤイヤ期はどの子にも必ず訪れるものだと分かっていても、いざイヤイヤ期のお子さんを目の前にしてみると、イライラしたり不安になったりなど複雑に感じてしまいますよね。
子供はイヤイヤ期を通して学んでいる
子供の成長過程に決して無意味なことは無く、一見無意味に子供が自己主張しているかのように見える、イヤイヤ期にも実はちゃんと意味があるのです。
イヤイヤ期の子供は、「イヤイヤ!」と主張することで自分の気持ち、言葉、行動などをコントロールする力を少しずつ学んでいるのです。
小さい子供は大人とは違って、「やってはいけない。」と言われたことを自分でコントロールする力が無く、周りの人に「こんなことをしちゃ駄目!」と言われた時に怒れてしまうのです。
最近はある程度成長した子供にもイヤイヤ期のような子供が増えているのですが、2歳のイヤイヤ期の間に自分の気持ち、言葉、行動などをコントロールする力を学べずに成長してしまったものだと考えられます。
このように考えると、「魔の2歳児」と言われるイヤイヤ期も少しは肯定的に考えられるのではないでしょうか。
イヤイヤ期を上手く利用して、自己解決力を身に付けさせよう!
イヤイヤ期のお子さんを持つママにできることと言えば、まずはお子さんがイヤイヤを主張して怒ったり、泣いたりするのは当たり前だと割り切ることです。だからと言って、もちろん無視も良くありません。
もっとも良い対処法は、お子さんが考えているであろうことを確認してみることです。
「こういうことなの?」
「まだやりたくないかな?」
「こういうふうになったら良いね。」
「自分でやってみる?」
こんなふうにお子さんに聞いてみてください。
そして、一旦お子さんの気持ちを理解して「そうだね。」と納得してあげてから、代わりにどうしたら良いのかを提案してあげましょう。もしそれでも解決しなければ、お子さんを傷付けないように距離を置きましょう。
イヤイヤ期の始まりは、2歳になるずっと前から!
「うちの子、0歳児の時から自己主張が強かったよ。」なんて言うママも、多いのではないでしょうか。
確かに、「魔の2歳児」と言う言葉があるように、イヤイヤ期の絶頂期は2歳なのですが、実は2歳になるずっと前からイヤイヤ期は始まっているのです。生後数ヶ月の赤ちゃんは寝ている時間が長くて、それほど自己主張は気にならないかも知れません。
でも、生後6ヶ月以上して1日の半分近く起きているようになると、何らかの不快感を訴えて泣くことが増える赤ちゃんも多くなるでしょう。小さい子供はもうこれくらいの頃に、少しずつイヤイヤ期に入りかけているのです。0歳や1歳の頃のイヤイヤはお子さんの不快感を解消してあげたり、抱っこしたりすれば解決することが多いです。
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