小さいお子さんを持つお母さんの多くが、「少しでも早くオムツを外せたらな。」なんて思いますよね。オムツを早く卒業することができれば、手間もかからないし、外出の際に荷物もコンパクトで楽で良いですよね。特に8ヶ月以上のお子さんを持つお母さんは、周りからも「そろそろオムツ外しに向けて頑張らなくちゃ!」と急かされることが多いかも知れませんね。
ところが、今と昔ではオムツ外しの考え方は違うようで、「1歳になったからすぐにでもトレーニングさせなくてはいけない。」なんて言うことはあまり考えなくても良いようです。
赤ちゃんのトイレトレーニングはいつから始めればいいのか?
では、トイレトレーニングを始めるのは、一体何を目安に考えた方が良いのでしょうか。
まずは、1人で歩けるようになっていますか。それから、おしっこの間隔は2時間以上開いていますか。
これができていないうちからトイレトレーニングを焦るお母さんもいますが、そんなことをしてしまうとお母さんの大変さばかりが増してしまうだけです。1人で歩けないと、お母さんが毎回「よっこいしょ!」とお子さんをおまるや便器まで運んであげなくてはいけなくなります。おしっこの間隔が数十分置きくらいだと、何度もトイレに誘導するのは大変ですよね。
これに加えて、お子さんが自分の意思を言葉や動作などでしっかりとお母さんに伝えることができるかどうかも、とても大切なことなのです。トイレトレーニングは、お子さんの様子を見ながらスタート時期を決めてあげることが、お母さんにとってもお子さんにとってもストレスになりにくいものです。「本当にそれで良いの?」と不安に感じるお母さんは、「赤ちゃんの膀胱の成長には個人差がある。」と言うふうに考えてみてはいかがでしょうか。
膀胱は大人でも違いがあって、トイレを行く頻度って人によって全然違いますよね。トレーニングの始め方としては、まずはおしっこの出る音を聞いたり見たりするのが一番かも知れませんね。
さすがに、赤ちゃんにおしっこしているところを見せるのは恥ずかしいかも知れませんが、せめて音くらいなら聞かせてあげるのも良いのではないでしょうか。そうすれば、お子さんも「自分もこういうふうにしておしっこをしてみようかな。」と思うかも知れません。
兄弟ができると赤ちゃん返りしていまうことも
ただ、せっかく始めたトイレトレーニングも、兄弟ができることでお子さんが赤ちゃん返りすることもあるようです。こんな場合は、無理してトイレトレーニングを継続せず甘えさせるのも成長のために良いかも知れません。このお母さんに甘えたいと言う気持ちを乗り越えた後は、きっとお子さんは大きく成長してくれるはずです。
また、「保育園や幼稚園ではちゃんとトイレが使えるのに、家ではオムツでないと駄目!」なんて言うこともあるかも知れません。このような時も、家に帰ることで甘えが発生しているのでしょうね。お母さんとしては、どんな時であれ「いつかはオムツが外れるはず!」と、気持ちに余裕を持ってお子さんに接してあげられると良いですよね。
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