「睡眠時間は夜が良い。」とか「日が変わる前に就寝した方が良い。」などとよく言いますよね。
果たして、これは本当なのでしょうか。
「夜は割と遅くまで起きていられるけど、朝起きるのがどうしても苦手。」
「朝は8時か9時頃まで寝ているとすっきりする。」
「昼間活動するのは苦手で夜行性。」
こんな方はいませんか。
なぜ理想の睡眠時間は22時から2時なのか
もちろん、睡眠時間はこの時間でなければならないと言う決まりはありません。
ただ、新陳代謝の盛んな時間帯が夜22時から2時までで、この時間帯に睡眠を取ると心身の回復に効率的だから夜の睡眠が良いとされているのです。
しかも、夜って昼間に比べると静かで暗いので、ぐっすり眠りやすいと思いませんか。
仕事の都合で昼夜逆転の生活、夜は遅くに寝て朝はのんびりの生活と言うのであれば仕方がありません。
出来ることなら、夜を中心に質の良い睡眠が取れると良いですよね。
質のよい睡眠とは
ところで、質の良い睡眠は一体どういう睡眠のことを言うのでしょうか。
基本的には、起きた時に「辛い。」なんて思わずにすっきり起きられる睡眠のことを言います。
疲れが溜まっている方ほど、毎日起きるのが辛いことが当たり前のように感じるかも知れませんね。
「すっきり起きられることってあるの?」などと思う方もいるでしょう。
でも、質の良い睡眠が取れていれば、毎日すっきり起きることができるのです。
すっきり目覚める方法とは
ところで、皆さんはすっきり起きられる感覚が分かっていますか。
例えば、休みの日になると、朝遅くまで寝ていることはありませんか。
朝遅くに起きて「満足に睡眠が取れた。」と思うのであれば、これは質の良い睡眠が取れてすっきり起きれたことになります。
このすっきり感が仕事の日の朝にも得られると一番良いものですよね。
それは難しいことのように思われがちですが、実は努力次第では可能なことなんです。
毎日決めた時間を就寝時間と起床時間にすれば良いのです。
逆に、毎日バラバラの時間帯に睡眠を取っていると、なかなか体のリズムができず大変です。
たまに朝遅くまでゆったりと寝ている時であれば、すっきりして目覚めが良いでしょうが。
1日の疲れはなるべく休みの日まで持ち込まず、1日1日解消した方が良いですよね。
このように考えると、毎日リズムを固定して睡眠のリズムを染み付かせるのが一番です。
睡眠を改善するにはリズムを固定する
また、睡眠のリズムを固定させたところで、「休みの日はゆったり寝ていたい。」とか「昼寝をしたい。」なんて言うのがあるかも知れませんね。
こんな時には就寝時間は固定して起床時間を遅らせるとか、夜の睡眠時間はいつも通りにしてプラスして睡眠を取るようにすると良いでしょう。
ちなみに、睡眠時間を固定すると質の良い睡眠を取りやすいのは、昼夜逆転の生活を送っている方も同じです。
ある程度自分に向いた活動時間、睡眠時間があるでしょうが、それでも気分に応じて自由奔放すぎてもNGです。
全体的な活動時間、睡眠時間は自由でも、リズム自体はできる範囲で固定すると効率的に疲労が改善しやすくなります。
コメント