睡眠中にゴホンゴホンと咳をしていたり、朝起きた時に喉の乾燥が気になることはありませんか。「秋とか冬とか乾燥の季節だから仕方が無いのかな。」とちょっとした症状のようにスルーしてしまう方もいるかも知れません。
でも、きっと昔はそうではなかったのではないでしょうか。「言われてみれば、最近始まった症状かも!」なんて言う方も多いようです。
こんな睡眠中の咳や喉の乾燥はこのまま放置しておくと、質の悪い睡眠が続いていつかは疲労やストレスが溜まってしまいます。さらに、喉の乾燥は風邪やインフルエンザなどの病気の原因にもなります。そうなる前に、早めに改善できると良いものですよね。
そのためには、まずは睡眠中の咳や喉の乾燥の原因を考えてみましょう。
睡眠中の咳やのどの乾燥の原因
睡眠中は冷暖房を付けていませんか。
確かに、冷暖房を付けていた方が自分の適温に設定することができて、温度は心地良いですよね。ただ、冷暖房をあまりに強く設定していると、空気の乾燥が進みますよね。空気の乾燥しやすい時期と言えば秋や冬なのですが、夏にも空気の乾燥が気になる場合には、やはり冷房の設定が強めであることが考えられます。
冷暖房は外気との温度差を大きくし過ぎないように設定しましょう。
加湿器を使用したり、部屋の中に濡らしたタオルや洗濯物を干すのも良いでしょう。とは言っても、「空気が乾燥しているから。」と言って、洗濯物を室内に欲し過ぎてしまうのも、今度はカビの原因になるので注意が必要です。
口呼吸になっていないか?
それから、睡眠中の咳や喉の乾燥が気になる場合には、知らない間に口呼吸になっていることも考えられます。寝ている時は口呼吸か鼻呼吸かはなかなか意識しにくいものですが、せめて寝始めとか起きている間は鼻呼吸を心掛けるようにすれば、少しずつ無意識に鼻呼吸になっていくのではないでしょうか。
ちなみに、寝ている時に口呼吸になっているかどうかは、次のような項目で自身でチェックすることもできます。
- 自分のいびきで目が覚めることはありませんか?
- 気付いたら口が開いていることが多くありませんか?
- 朝起きた時に喉が張り付く感じがしませんか?
- 鼻を意識的に動かすことができないなんて言うことはありませんか?
- 唇がとにかく乾燥しやすいと言うことはありませんか?
- 食事はいつも音を立ててしてしまう癖はありませんか?
もしこの中で該当するものが3つ以上あれば、睡眠中に口呼吸をしている可能性が高いです。
口呼吸をしていると、風邪やインフルエンザなどのウイルスをそのまま口の中に入れてしまうことがあります。口呼吸がなかなか辞められない場合には、睡眠時用のマスクを使用してみてはいかがでしょうか。通常のマスクを湿らせて使用する方も多いのですが、睡眠用に作られているマスクの方がきっと心地良く眠れるはずです。
耳にかけるゴムが柔らかくなっていて窮屈感少ないもの、メッシュ生地で通気性の良いものまで色々なものがあります。自分に合ったマスクを活用するのも、喉の不快感を改善して質の良い睡眠を実現するのに良いでしょう。
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