睡眠の周期は1時間半とは限らない?【朝すっきり起きれない人必見!眠りの新常識】

私たちの睡眠は、「ノンレム睡眠」と言う浅い睡眠と「レム睡眠」と言う深い睡眠の繰り返しだと言うことは、もはや多くの方が知っているでしょう。

ところで、このノンレム睡眠とレム睡眠の繰り返される周期も、ほとんどの方が1時間半だと思っているのではないでしょうか。

睡眠の周期は1時間半とは限らない

実は、最近では、「睡眠の周期は必ずしも1時間半とは限らない。」なんて言う研究結果も出ているようです。今まで睡眠の周期は1時間半だと思って、それに合わせて時間数の睡眠を取ってきた方もいるでしょう。こんな方にとっては、この研究結果は多少苦しいものがありますよね。

でも、もちろん中には睡眠の周期が1時間半と言う方もいます。自分の睡眠の周期が1時間半かどうかは、計算して睡眠をとった結果として翌朝にすっきり起きることができるかどうかを基準に判断してみましょう。

もしすっきり起きれないようでしたら、睡眠の周期は1時間半ではない可能性があります。

睡眠周期は大まかである

では、こんな方の睡眠の周期は一体どのくらいの時間になるのでしょうか。睡眠の周期はとても大まかな数字で、100分±30~40分だと言われています。ここまで大まかな数字になっていると、自分の睡眠の周期が一体どのくらいの時間なのかが判断しにくいですよね。

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結局の所、睡眠の周期から就寝時間や起床時間をきちんと決めるのは難しいかも知れませんね。

また、睡眠の周期を考えて、今まで家族同じ寝室にして家族みんな揃って睡眠時間を揃えてきた方も少なくないでしょう。こんな方は、今後もこのまま家族みんなで睡眠を取っていて良いのかと言う問題がありますよね。

睡眠サイクルは個々で違う

やはりできることなら睡眠はみんな一緒ではなく、個室の方が良いようです。自分が相手に合わせられると言う簡単な話であれば良いのでしょうが、実際にはそう簡単な問題ではありませんので。

ちなみに、高齢者になると、男性は早寝早起きになる傾向があって、女性は今までとはあまり変わらないようです。

だからこそ、実際に家族みんなが同じ部屋で寝て、遅くまで寝ていたい方が早起きの家族に合わせることで不眠や睡眠障害に陥っていることもあるようです。

睡眠の質が悪いと病気リスクが高まる

逆に、「早起きの人が遅く起きる人に合わせれば?」と言う意見もあるかも知れませんが、これに関しても今度は早起きの人がリズムが乱れて大変になってしまいますよね。こういうのも睡眠不足の原因になりますし、さらには睡眠不足には色々な病気のリスクが潜んでいると言われています。認知症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクです。

夫婦の場合はそれぞれ自分の生活リズムを貫けば良いのですが、子供の場合はなかなかそう言う訳にも行かないかも知れませんね。

自分は割と早く寝る方なのに、子供は夜の12時になっても寝る気配すらない。

なんて言う悩みを抱えているお母さんも少なくないようです。こういう方は、子供に合わせるのも大変でしょうが、子供の寝ている時間に睡眠を取らないとますます体が辛くなってきますよね。

休日くらいはお父さんと交代で納得の睡眠を実現するのもお勧めです。

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